北海道のコンビニエンスストア「セイコーマート」で売っている、メロン果汁たっぷりのアイス・シリーズ。今年の4月、ただでさえメロン感がすごいこのアイスの、果汁量がさらに増えました。
「果汁up!」マークが付いたのは、北海道メロンソフトと北海道メロンモナカ、北海道メロンアイスクリーム。これはもう、必食ものです。
贅沢アイスの始まりは、2006年
セイコーマートの道産赤肉メロン果汁をたっぷり使った夢のようなアイスのシリーズ。このSecoma(セコマ)ブランドが誕生したきっかけは、メロン農家の悩みでした。
北海道の名産品として、高いブランド力を誇る赤肉メロン。じつはとても厳しい規格基準が設けられています。
例えば、皮に付いているネット模様が整っていなかったり、ちょっとこすれた傷があったり、ヘタが取れているだけでも出荷できず、規格外品になってしまいます。こうしてハネられた多くのメロンは、残念ながら廃棄するしかありません。
「見た目だけなのに」「品質は同じなのに」……。農家の悲痛な声を聴き、これを活かす商品開発に乗り出したのがSecomaグループ。
ネットワーク(豊富町の牛乳工場や羽幌町のアイスクリーム工場)のノウハウをフル活用し、約2年の月日をかけて「北海道メロンソフト」を誕生させました。
北海道メロン果汁をたっぷり使った画期的なアイス
こうして商品化された「ホンモノの果汁」入りソフトクリームは、そのメロンチックな美味しさで徐々にブレイク。人気商品となります。
最初はソフトだけでしたが、その後、モナカ、アイスクリーム、シャーベット、パフェ、アイスバーなどが開発され、現在販売されているのは7種類ほど。
ただいま発売中のアイテムは、どれを食べてもアメイジング。つい、自宅の冷凍庫に買い貯めてしまいます。
4月に果汁率アップした3商品は、これ
まずは、北海道メロンソフト(果汁:7%)です。
容器を開けると、ふわっと漂う甘いフルーティーな香り。赤肉メロン色したアイスミルクのソフト。う~っ、たまらず先っぽをあむっ。
次は、北海道メロンモナカ(果汁:6%)。
香ばしい皮の中にぎゅっと詰まった幸せ色のアイスミルク。モナカのいいところは、手を汚さず、パキッと折って好きな量を食べられるところ。
……なのですが、けっきょく途中ではやめられず、ぱきぱき折りながら全部食べてしまうハメに。
そして、北海道メロンアイスクリーム(果汁:8%)。
濃厚で上質なミルクがベース。そこに果汁が練り込まれ、メロン感がハンパありません。冷凍庫から出したてでもなめらかで、スプーンです~っとすくえるのは、果汁が多いからでしょうか?
道内のあちこちにあるセイコーマートで
このアイスを扱っているのはセイコーマートです。
今や、道内だけで1084軒(2017年7月末)もの店舗があり、道内にあるほぼ全ての市町村をカバー。道民の味方的なコンビニで「北海道のご当地コンビニ」といわれているセコマ。
イートインスペースのある店舗も多く、ランチやカフェ使いができるので、旅の途中で見かけたらぜひ寄ってみて! 食べるのはもちろんこのアイス。そうすれば、道産食材のフトコロの深さ+幸せの味わいを実食できますから。