香りが違う。「ダンデライオンチョコレート」サンフランシスコ本店、その場で食べるチョコの味とは?
アメリカ

去年からブームの兆しが噂されていたチョコレートの新しいトレンド「Bean to Bar」。このBeanの豆はカカオ豆のことで、Barはチョコレートのバー、つまり板チョコを指しています。Bean to Barとは、カカオ豆からチョコレートバーになるまでの製造工程のこと。カカオ豆だけではなく、この工程の質によってチョコレートの品質は大きく左右されます。そのため、昨今アメリカでBean to Barの工房から直接販売までを一括で行うショップが誕生し、その流れはチョコレート大国のヨーロッパの各国でも生まれはじめています。
今回は中でも有名な、2016年に東京にも上陸した「ダンデライオンチョコレート」の第一号店、サンフランシスコへ行ってきました!

美味しいチョコレートを求めて、ダンデライオンチョコレートへ

Bean to Bar専門店では、カカオ豆の産地とその質を厳選し、製造上の各工程を大切に手間をかけてこだわりを出します。工房ならではのクオリティで、ひと味違った風味あるチョコレートが誕生するのがBean to Bar専門店の特徴。その草分けとして名高いのが、東京にも今年アメリカから上陸した「ダンデライオンチョコレート」。
ダンデライオンチョコレート

おしゃれな雰囲気の本店に入ってみます!

「ダンデライオンチョコレート」の本店は、東京の代官山のような雰囲気のおしゃれピープルが集まるミッション地区という界隈にあります。ミッション地区に元々あった自動車の修理工場をリノベーションした本店は、その建物を生かして工房とカフェ、またお店として運営されています。
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建物は、縦にとても長い、つまり奥行きのある造りとなっています。手前がカフェとお店、奥が工房です。その工房では、豆の選別から焙煎、粉砕、テンパリング、その後のチョコレートの型作り、そして商品のパッケージングというチョコレート製造の工程全体を工房内で行っています。実際にそれがお店の中で見られる製造の透明性を確保している造りが見ていて面白いです。また、工房内で生産する量を人員に対して品質が保てる範囲に留めていることから、品質にとてもこだわっているのがわかります。

工房で作ったチョコレートをその場で食べられる!

Bean to Barが一番素晴らしいのは、今そこで作っているチョコレートのバーやドリンクをその場で飲食できるということではないでしょうか。

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この日はナッツ入りのチョコレートバーとクッキー、そしてフローズンホットチョコレートという珍しいチョコレートドリンクを頂きました。口に入れた瞬間の風味が全く違い、チョコレートは香りでも味わうものなんだというのがとても分かりました。こんなにカカオ豆を感じられるチョコレートやドリンクは、今まで食べたことも飲んだこともなかったので本当に驚きました。

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新しいサンフランシスコのお土産に

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サンフランシスコのチョコレートといえば、See’s Candiesが有名ですが、これからはダンデライオンチョコレートが主流になってくるかもしれませんね。店頭にはお持ち帰り用のさまざまなギフトも用意されています。
サンフランシスコに行かれた際にはぜひ、おやつタイムに足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

Dandelione Chocolate (FACTORY AND CAFE)740 Valencia St (at 18th) San Francisco,
CA 94110
(415) 349-0942

この記事を書いた人

kanacanard

kanacanardフリーライター

美容とグルメをこよなく愛するアラフォーフリーライター。国内外問わずアクティブに活動中。海外の最新トレンド情報からプチプラお手ごろネタや地方B級グルメまで手広く取材。

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