五色に変化する神秘の湖「オンネトー」に行ってみた
日本

北海道三大秘湖の1つとされている「オンネトー」。

阿寒国立公園内に位置し、アイヌ語で「古い(オンネ)湖(トー)」という意味があります。湖面は「五色沼」との別名があるように、時間や場所によって様々な色合いに見えて、とても神秘的!

今回は、車がなくてもオンネトーを満喫できて歴史や自然についても学べる、阿寒観光協会のガイドツアーに参加してみました。

阿寒観光協会のガイドツアーに参加


オンネトーは阿寒国立公園の中にある美しい湖。オンネトーを訪れるなら阿寒観光協会主催のガイドツアー「オンネトー紀行」がリーズナブルで便利ですので、是非こちらを利用してみてください。初夏から秋まで期間限定で開催されています。

集合場所はこちらの「阿寒湖まりむ館」。1階に観光協会のデスクがあります。申し込みは事前でネットで済ませておきましょう。

オンネトーまでの道


阿寒湖温泉街からオンネトーまでは約20km。自分たちでレンタカーで行くという方法もあるのですが、ガイドツアーだとオンネトーまでの道中も停車して見どころを教えてくれるので充実度が違います。

写真はアカエゾマツの林。学術的にも珍しいものですが、知らないとうっかり素通りしてしまいます。正面に写っている直径50~60cmのアカエゾマツで樹齢は300年~350年というから驚きです!

自分たちでレンタカーで向かうとオンネトーまっしぐらですが、こちらのオンネトー手前にある「錦沼」は是非注目していただきたいスポット。

知らない人が見たら、ただの泥が堆積した沼に見えるかもしれませんが、このオレンジ色は泥ではなく鉄分。この鉄分がオンネトーに注ぎ込み、「五色沼」と呼ばれるオンネトーの美しい色を作り出していると言われています。

オンネトー到着!


オンネトーの入り口付近からは湖岸に木道が整備されていて、足元を気にせずに散策することができます。

木道脇にはこんな不思議な光景も。この辺りでは地下深くまで根が張れないので、台風などの災害で土のついたまま根本から木が倒れて、壁のようになってしまっています。

こういったものも自然のままにしておくのだとか。ちなみに、根の長さは枝の長さと同じらしいですよ。

オンネトーの撮影スポットあれこれ


こちらがよく見かけるオンネトーの撮影スポット。この湖畔展望台からは雌阿寒岳と阿寒富士が楽しめます。

湖の色は手前がブルー、奥がグリーンに輝いています。訪れた日は風が強かったのですが、凪だと水鏡に山が映ってそれはそれは美しいのだとか。

オンネトーは約2万年前の雌阿寒岳の噴火によってできた湖。湖の周囲は約2.5km、最大水深も10m弱と小さな湖ですが、その美しい姿が近年SNSでも話題になり、多くのカメラマン、アマチュアカメラマン、観光客が訪れるようになってきました。

「行ってみたい!」と思っている方は、早めに訪れたほうが良さそうですね。


こちらは湖畔展望台から野営場へと続く道路脇からの景色。風のある日でも、ガイドさんと一緒なら比較的風の影響を受けない場所も教えてもらえますので、撮影が目的の方もガイドツアーを利用してみるといいでしょう。

湖面と湖底、木々の落とす影が複雑な色あいを見せてくれます。

こちらはオンネトー野営場。初夏から秋までオープンしています。

オンネトー野営場から見る景色は、雌阿寒岳と阿寒富士の裾野に広がる広葉樹と針葉樹のコントラストが見事。湖畔展望台からの景色とはまた違った顔を見せてくれるスポットです。

とくに新緑の頃、芽吹きだしたフレッシュなグリーンと針葉樹の深いグリーンの織り成す世界と野性味あふれる山の姿は圧巻。紅葉の季節もこの野営地からの景色が一際美しくおすすめだそうです。

オンネトー(阿寒国立公園内)
北海道足寄郡足寄町茂足寄
阿寒観光協会ガイドツアー ※今回参加したツアーは所要時間1時間30分の「オンネトー紀行」

数年前からオンネトーに憧れていた筆者。「ペーパードライバー」「熊コワイ」「女性一人旅」という三重苦でなかなか行く機会がなかったのですが、今回観光協会のガイドツアーに参加という形で、念願のオンネトーとなりました。

車の運転の必要もなく、地元のガイドさんがついているから安心。こんなことならもっと早く訪れたかった! 運が良ければマンツーマンガイドってことも……! 実は筆者はこれに遭遇。特に紅葉のシーズンは混み合う可能性がありますので早めの申し込みをおすすめします。

この記事を書いた人

ヒイラギ

ヒイラギトラベルライター

国内中心に飛び回るトラベルライターです。心に残る風景、注目のグルメ・イベントを中心にお伝えします。

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