飫肥(おび)城を中心に栄えた城下町「飫肥」に、まるでスイーツのような厚焼き卵があると聞いて食べに行ってきました。
飫肥城へ
まずは「飫肥城」に行きます。重々しい大手門に迎えられ、入った城内の敷地面積は広いです。
でも、天守閣はなく割と地味目のお城だと思いました。
杉木立は伸びやかで立派でした。
「しあわせ杉」という、4角に4本の杉が立っている場所があります。
その4本の対角線の交わった中心点に立つと幸せパワーがもらえるということで、もちろんパワーを頂いてきました。
あゆみちゃんマップをゲットせよ
さて……
前置きが長くなりましたがこの「飫肥城」に来たのは「食べあるき・町あるきMAP」を購入するためです。
食べあるきマップのみ600円、全施設入館料込みマップ1,100円となっています。
このマップにチケットが5枚付いていますので、好きなものと引き換えることができます。協賛のお店は40店舗ほどあり、厚焼き卵をはじめお菓子や郷土品、ドリンク類までありました。
少量ずついろいろなものを食べられるのはありがたいと思いました。
「厚焼処 おびの茶屋」
まずはお目当ての厚焼き卵です。
ちょうど焼きあがったところで、出来立てほやほやを見せていただきました。
奥のほうに七輪が見えています。そしておじさんの手にはトング。
ここのお店は一つひとつ炭火でじっくりと、1個1時間かけて焼いているそうです。
食べ歩きマップでひとついただいてみます。
断面がツルツルできれい、見た目はまさにプリンのよう!
食べてみるとなめらかできめ細やかで、昔ながらの固めのプリンのような食感です。
やさしい甘さで、知らずに食べたらプリンと間違えるかもしれません。
とはいえ、やはり卵焼き。しっかりと濃厚な卵の味も堪能できます。
とても美味しくて、お土産用の中サイズを購入しました。焼きたての写真は大サイズです。
1週間日持ちするということにもびっくりでした。
他のお店の厚焼き卵もいただきましたが、ここが一番おいしいと思いました。
気さくにお話してくださったおじさんも素敵です。
厚焼き卵の他には「寿太郎巻」と「おび天ぷら」をいただきました。
白あんに見える「寿太郎巻」は宮崎の名産品、日向夏を使った日向夏あんです。
柑橘類のさっぱりとした風味でおいしかったです。
「おび天ぷら」はいわゆるさつま揚げでした。
九州の小京都と言われる飫肥で、歴史を感じながらおいしいものを少しずつ食べ歩くというのんびり穏やかな時間を過ごしました。