有名な「錦帯橋」、どこから撮ったらより美しいのか検証してきた
日本

山口県にある日本三名橋のひとつ「錦帯橋」(きんたいきょう)は、日本を代表する木造橋です。5連の反り橋はとても珍しく、その壮大で美しい姿は人を惹きつけてきました。アングルによって見られる景色が様々なので、好みのポイントを見つけるのも楽しみのひとつだと思います。

また、四季折々の美しさが楽しめます。春はサクラ、夏は青空、秋は紅葉、冬は雪景色。レトロな錦帯橋と自然のコラボ写真、どれも撮影してみたくなります。

今回は、そんな「錦帯橋」で色々なアングルから写真を撮ってきました。

アクセス

錦帯橋は山口県の岩国市にあります。JR岩国駅から錦帯橋行きのバスが出ていて所要時間は約20分です。新岩国駅からですと、本数が少ない上に新幹線との接続が良くない場合がありますので気を付けてください。

いざ錦帯橋へ


有名な観光地だけあって、人が多かったです。渡橋料300円を払ってさぁ渡ります。山の頂上、真ん中より右寄りに小さく見えているのが「岩国城天守閣」です。ちなみに、山頂左側の建物はロープウェイの到着駅です。

木造です! レトロで趣のあるかっこいい橋に感動します。

5連アーチのうち、真ん中の3連は反りが大きく、最初と最後は少し緩やかになっています。反りの大きな真ん中の部分は階段になっていました。

岩国城から眺める


錦帯橋を渡ってロープウェに乗り、山の山頂にある「岩国城」に到着です。岩国藩主の吉川広家が1673年に築城しました。錦川が天然の堀となっていたそうで、なるほど!と感心しました。

山頂から見る錦帯橋も素晴らしかったです。合わせて城下町の様子も伺えます。錦川の蛇行の様子もよく分かりました。そして、上から見ると橋の5連もよくわかります。

橋を下から眺める





橋の裏側、ずっと見ていても飽きませんでした。繊細に木を組み合わせて造られている橋、すごくないですか?? 均一に組まれている感じも、とても美しいと思いました。下側が一緒に写るアングルばかり撮影していました。

錦川は洪水等の氾濫が多かったらしく、洪水に耐えられる強い橋を造ろう!ということで、橋脚を無くして、石垣づみにしたそうです。これで流れない橋が出来上がりました。

まっすぐ横から見てみる


まっすぐ横から見る姿も、伸びやかで、周りの山、川、空とよく合っていて穏やかな雰囲気が良かったです。

おわりに

錦帯橋では夜間ライトアップをしている期間もあるので、それもぜひ見に行ってみたいと思いました。川面に光が反射する風景はきっと幻想的で美しいと思います。2017年は3/17~6/1のPM7:30~10:00です。

また、毎年4/29にはまるで江戸時代にタイムスリップしたようなお祭り「時代絵巻・錦帯橋まつり」が行われますし、夏には鵜飼が行われます。

私は下から見上げたときの、繊細かつ迫力のあるフォルムが1番美しいと思い、気に入っています。

錦帯橋
山口県岩国市岩国1丁目
公式HPはこちら

この記事を書いた人

青ネコ

青ネコ

美しい景色や珍しい景色は自分の目で、美味しいものは自分の舌で、出来る限り確認したい!そんなスタンスであちこち出かけています。行きたいところはまだまだたくさん。フットワーク軽く、好奇心旺盛に探求し続けます。

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