• 忙しい人にぴったり、ドイツの国民的朝食「ミューズリー」を日本でも!美味しい食べ方も伝授! | TRIP'S(トリップス)

    忙しい人にぴったり、ドイツの国民的朝食「ミューズリー」を日本でも!美味しい食べ方も伝授!
    ドイツ

    ミューズリー

    ドイツにおける「国民的朝食」ともいえるのが、ミューズリー。手軽に食べられるミューズリーは忙しい日の朝食にぴったりで、その栄養価の高さから近年は日本でも注目されるようになっています。

    ドイツ人のミューズリーへのこだわりは特別で、なんと自分好みのミューズリーをオーダーできるブランドまであるほど。気になるドイツのミューズリー事情に迫ってみましょう。

    ソクたびソクたび

    ミューズリーって何?

    ミューズリー
    「ミューズリー(スイスドイツ語:Müesli、標準ドイツ語:Müsli)」とは、押し燕麦などの未調理の加工穀物に、ドライフルーツやナッツなどを加えたシリアルの一種。「シチュー」や「粥」を意味するスイスドイツ語の”Mues”からその名がつきました。

    ミューズリーの歴史のはじまりは1900年ごろのこと。スイス人医師マクシミリアン・ビルヒャー=ベンナー氏が自らの患者のために、未調理の押し燕麦にレモン汁やコンデンスミルク、すりおろしたリンゴなどを加えたミューズリーを考案しました。

    もともとは軽い夕食として食べられることが多かったそうですが、1960年代以降の健康志向の高まりとともに、朝食シリアルとしてのミューズリーが普及したといいます。

    ドイツのカフェでは、マクシミリアン・ビルヒャー=ベンナー氏が考案したものに近い「ビルヒャーミューズリー (Birchermüsli) 」がしばしば朝食メニューとして出されています。

    手軽なのに栄養満点なのが人気の秘密

    ミューズリー
    ドイツのスーパーマーケットに行けば、棚一面に多種多様なミューズリーが並ぶミューズリーコーナーがあります。中~大規模のスーパーともなればその数30種類以上。

    ドイツでミューズリーがこれほどまでに人気を博しているわけは、調理の手間いらずで手軽に食べられるのに栄養価が高いこと。ミューズリーに含まれる穀物やドライフルーツ、ナッツなどには、現代人不足しがちな多様なミネラルやビタミン、食物繊維がたっぷり含まれています。

    しかも、グラノーラとは異なり、未精製の穀物からなるスタンダードなミューズリーは砂糖でコーティングされていないため、糖質控えめで低カロリー。食物繊維が豊富なので腹持ちも良く、手間いらずの朝食としてはうってつけなのです。

    続いて、ドイツで購入できる代表的なミューズリーをご紹介します。

    ザイテンバッハ(Seitenbacher)

    ミューズリー
    「ザイテンバッハ(Seitenbacher)」は、ドイツを代表するミューズリーブランド。1970年代に誕生した自然食品メーカーで、すぐに食べられるミューズリーを初めて売り出した企業でもあります。

    コンピューターをよく使う人のためのミューズリー、管理職のためのミューズリーなど、ターゲットに合わせてユニークなミューズリーの数々を生み出しています。

    バウクホフ(Bauckhof)

    ミューズリー
    「バウクホフ(Bauckhof)」は1969年に設立されたオーガニック食品メーカーで、ミューズリーや小麦粉、ベーキングミックスなどの穀物製品を主力商品としています。グルテンフリーやビーガン対応の商品もあり、食事に制約がある方にもおすすめ。

    ケルン(Kölln)

    ミューズリー
    「ケルン(Kölln)」はその歴史を18世紀にさかのぼる老舗シリアルブランド。ザイテンバッハやバウクホフに比べると、値段が手ごろで買いやすいのが特徴です。ただし、ほかのブランドに比べると甘いものが多いので、糖分を控えたいなら「砂糖少なめ(weniger Zucker)」と書かれているのを選ぶのがポイント。

    「アルナトゥーラ(ALNATURA)」

    ミューズリー
    1984年に設立された「アルナトゥーラ(ALNATURA)」は、ドイツにおけるオーガニックスーパーの先駆け的存在。高品質なオーガニック商品を手ごろな値段で提供していることで人気を集めています。自社店舗を展開する一方で、大手のスーパーやドラッグストアでもアルナトゥーラの商品を買うことができます。

    オリジナルミューズリーが注文できる「mymuesli」

    ミューズリー
    ドイツには、さまざまな素材をミックスして自分好みのミューズリーが作れるブランドまであります。その名も「mymuesli」。2007年に世界で初めてカスタマイズ型のミューズリーの販売を始めたブランドで、いまやドイツ国内に30店舗以上を展開するミューズリー専門店に成長しています。

    ホームページでは、穀物やドライフルーツ、ナッツなど約80種類の材料から自分好みに組み合わせたミューズリーをオーダー可能。ネーミングや商品の説明まで、オーダーした本人が自由に記入できます。
    ミューズリー
    カスタマイズできるという特別感だけでなく、100パーセントオーガニック、添加物なしという高い品質も人気の秘密。オリジナルミューズリーが作れる「MIXER」なら、「フルーツたっぷり」「タンパク質たっぷり」「食物繊維たっぷり」など、自分好みのミューズリーが簡単に叶いますよ。

    ドイツ旅行中にオリジナルミューズリーを手に入れたいなら、あらかじめ「mymuesli」のホームページ上で「MIXER」を注文し、「Hotspot」対応の店舗で受け取るようにするといいでしょう。

    ミューズリーのおいしい食べ方

    ミューズリー
    ミューズリーの最もスタンダードな食べ方は、コーンフレークのように牛乳をかけるというもの。しかしこの食べ方では、クリスピーな食感に仕上げられているミューズリーを除き、独特のパサパサした食感が気になるうえ、あまり味がなくおいしいとはいえません。種類にもよりますが、日本人のあいだでは、「鳥のエサみたい」という感想もチラホラ……。

    筆者のお気に入りの食べ方は、ヨーグルトにカットしたバナナを入れ、ミューズリーとはちみつを混ぜるというもの。この食べ方ならミューズリー特有のぼそぼそとした食感が気になりませんし、バナナとハチミツで自然な甘さがプラスできます。

    牛乳やヨーグルトに一晩浸してビルヒャーミューズリー風にするのもおすすめ。カットしたフルーツを添えればちょっと豪華でヘルシーな朝食の完成です。
    ミューズリー
    朝食として食べる以外にも、アイスクリームに載せたり、クッキー生地に混ぜて焼いたりと、デザートとしても食べることができます。

    一口にミューズリーといっても、その素材や味、食感はブランドによって、また商品によってさまざま。ぼそぼそとした食感が苦手で、クリスピーな食感が好きな方は「Knusper」と書かれたものを選ぶといいでしょう。
    ミューズリー
    ベリー、トロピカル、チョコレート、ハチミツなどさまざまなバリエーションがあるミューズリー。ブランドによって、また商品によっても素材の種類や配合比率が違うので、無限といってもいいほどの組み合わせが存在します。

    栄養価の高いお手軽朝食としてはもちろん、おやつとしても楽しめるミューズリーはドイツの食卓に欠かせない存在。ドイツを訪れた際はもちろん、日本でもドイツ式のミューズリーが手に入るので、日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

    日本のAmazonで買えるミューズリーもあります!

    自分だけのオリジナルミューズリーにハマる

    今回ご紹介したオリジナルミューズリーが作れる「mymuesli」の「MIXER」は、一度試してみるとハマってしまうこと請け合い。自分が付けた名前と商品説明のラベルが付いてくるので、自然と愛着も湧いてきます。「今回はちょっと甘すぎたから、次はドライフルーツの割合を減らしてみよう」なんて、自分史上No.1のミューズリーを追求したくなってしまうことでしょう。

    この記事を書いた人

    はるぼぼ

    はるぼぼ旅するライター・ブロガー

    和歌山出身。東京での会社員時代、旅先の長野でドイツ人夫に出会う。5ヵ月間のアジア横断旅行と2年半のドイツ生活を経て、2018年7月日本に帰国。これまでの海外旅行歴は60ヵ国240都市。特に目がないのが、「旧市街」「歴史地区」と名のつく古い街並みを歩くこと。旅のリアルな「ワクワク」をお伝えします。

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