韓国ひとり旅にランチ対策は重要。オススメは「学食」です!
韓国

日本はそろそろ新学期準備の季節でしょうか。日本より1か月早く3月に新学期を迎える韓国では、そろそろ新入生たちが学校生活に慣れてくる頃です。韓国と言えば教育熱のすごさと、苛烈な受験戦争を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。

け・れ・ど・も !! 365日受験戦争しているわけではありません。楽しいキャンパスライフも当然あります。韓国のキャンパスライフをほんの少しだけ体験してみませんか? ということで、1人旅行のおひとり様ランチ対策にもオススメな韓国の大学の学食事情をお届けします。

最もおひとり様がしやすい食堂

韓国1人旅をされた方はご存じでしょう。かの国でひとり飯がいかに難しいかを。

チゲ系は2名様より注文可能なんてメニューがざら。カムジャタン、タッカンマリなどの料理だと、そもそも1人前、2人前ではなくて「大・中・小」とか「1羽分、1.5羽分」などという単位で設定されていますからね。 カフェだと高いし、なにより韓国料理が食べられない。

そんな時の強い味方が各大学に設置されている学食です。授業の合間に食べに行く学食の場合、韓国でもおひとり様の利用は多いです。また、徐々に1人○○が増えていると言われる韓国ですが、時代の変化の最先端にいるのは大抵大学生。

そう、おひとり様最先端の人たちの集まる場でもあるんです。ここではシェアして食べる前提のメニューはありません。そのうえ、価格設定もリーズナブル。これは利用しない手はないでしょう。

あ、年齢が気になりますか? 大丈夫!! 韓国では徴兵がある関係で一般的に日本よりも長く大学生をするんです。順当にいけば満年齢で24歳で卒業(4年制の大学+2年間の軍隊)ですが、入隊や除隊のタイミング、就職難対策のための短期留学や資格取得のための休学などを繰り返すので、27、8歳の大学生も珍しくありません。

それに、学食内は学生だけでなく、職員や教員も利用します。職員さんたちは23、4歳くらいから50代くらいまでと年齢は様々なので、意外と食堂内での年齢は気にならない感じがします。

学生食堂に潜入してみよう

では、さっそく学生食堂でランチをしてみまょう。学校によってレイアウトやシステムは少しずつ違いますが、だいたい流れは同じなので参考にしてください。

1.メニューを選ぶ

どこの食堂でも、日替わりランチ2種類はあります。これに加えて、うどんなどの麺類やキムパプなどをおいているところが多いです。日替わりランチは入り口付近にサンプルがおいてあります。留学生が多い学校では、肉の種類やカロリーとかも書いてあります。

ソウル大の学食は、これに加えてアプリでもメニューの確認ができます。事前に食べたいメニューを確認できるのはいいですね。

2.食券を買う

食券を買う時、自動販売機を使う方法と、販売員のおばちゃんのいる窓口に行って直接購入する方法の2つがあります。今回は自動販売機の使い方をご説明します。

販売しているメニューと値段を確認します。

券売機の中からそのメニューをタップしたら画面の指示通りに個数を入力し、現金かカードで決済します。すると食券が出てきます。これで食事する権利は確保しました。

3.配膳口に並ぶ


メニューごとに配膳口が違うので、自分が選んだメニューの列に並んでください。ランチタイムだと授業終わりの学生さんが長蛇の列を作っていることは珍しくありません。配膳口に貼られたカードは食券の色と連動させていることが多いので、ハングルが読めなくてもカードの色で判別できることが多いです。

配膳口前に設置されているトレーを使い、出されるお皿を1つ1つ取っていきます。

4.完成!!


完成!!  いただきます!!

学食メニューのぞき見

規模にもよりますが、大学ごとに何か所かの学食を持っていることが多いようです。特に、名の知られた名門校は2つ3つの食堂あってあたりまえという感じです。どこの食堂がおいしいおいしくない、安い高いなどは韓国の学生たちの間でよく話題になるようです。

1.韓国外大の学食

安いと評判の韓国外大。外国人留学生も多い大学では、使用している肉類の表示は必須です。

洋食系のメニューも時々出されます。こちらはとんかつ(?)定食で価格は2,000ウォン(約200円)。

この日のもう1つのメニューはタッカルビ定食でした。こちらは2,500ウォン(約250円)。

2.梨花女子大の学食

韓国一の名門女子大。大学のキャンパスそのものが観光地になるくらいきれいな学校の学食は、付近の物価を反映してか、若干お高め。

これは3,600ウォン(約360円)。ご飯、キムチ、たくあん、野菜はビュッフェ方式になっていて、好きなだけとることができます。トレーとお皿が一体化しているトレー(?)も韓国の学食ではよく見かけます。スープは外せないので、スープだけは別の器に入れて、このトレーに載せる感じになります。

こちらの韓定食ランチは2,700ウォン(約270円)です。食堂が3か所あるので食堂ごとの特色も楽しめます。

3.ホンデ(弘大)の学食

日本人観光客もよく訪れるホンデエリア。本来は弘大(ホンデ)大学の周りのエリアなのでホンデと言われるようになったはずなのに、いつの間にか「えっ! ホンデ(エリア)に大学があるんですか?」などと言われるようになってしまっている場所でもあります。

梨大と同じくトレーと食器一体型のスタイルですね。お値段は3,500ウォン(約350円)。韓国外大に比べると1,000ウォン(約100円)ほど高い感じですが、立地を考えるとそんなものかもしれません。もっとも、ホンデ大学の場合、学食に行かず周りのレストランに行ってしまう人も多いらしいですが……。

どちらにしろ、一般的な食堂のランチが7,000ウォンから10,000ウォン(約700円~1,000円)、ビジネス街などのサービスランチでも5,000ウォン(約500円)ということを考えると十分リーズナブルですよね。

注意を一言

学食は開かれているとはいえ学生さんたちのためのもの。税金などの補助金で運営している場合も少なくありません。

そのため、学食に寄りますが、外部の人の利用を禁止しているところもあります。また、ソウル大学のように、一般価格と学生価格を分けて提供しているところもあります。学食ごとに対応が違いますのでよく確認してください。

また、ランチタイムは学生さんでごった返している場合があります。そのタイミングで入ってしまった場合は、食べたらすぐに移動などの配慮を忘れずに。マナーを守って、韓国キャンパスライフの体験を楽しんでください。

この記事を書いた人

エナ

エナライター / エナツアー主催

横浜出身のソウルっ子。2000年から2002年、ワーホリ滞在。その後横浜での10年間を経て2011年、再度渡韓。本業は日本語教師。ソウルの町歩きが大好きなネイリスト。ソウルの博物館、市場が主な生息地。普通の町を普通じゃなく感じさせるエナツアーなるものを企画していました。最近は日本家屋の残る町にはまり気味。

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