現地のシンガポール人が行列を作る、お土産の新定番は…ポテチ!?
シンガポール

シンガポールのお土産と言えば、カヤジャム、TWGティー、マーライオンのクッキーなどが定番です。

しかし、昨年誕生した「IRVINS salted egg」がシンガポール人も行列する人気っぷりでお土産の新定番になりつつあるとのこと。早速調査してきました。

お土産の新定番・IRVINS Salted Egg とは……?


人もまだまばらな平日朝10時のショッピングモールの中。開店前のお店もある中で、行列が出来ているお店があります。その名も『IRVINS salted egg』。

salted eggとはその名の通り、塩漬けした卵のことで、シンガポールにはその黄身(egg york)を使用したsalted egg york custard bunなどのスイーツや中華料理、日本でも人気の月餅などがあります。

シンガポール人は、このsalted eggが大好き。またチップスも大好き。

IRVINS salted eggでは、そんなシンガポール人の大好きなものを組み合わせたスナック、salted egg york sauceをたっぷりかけたポテトチップスとサーモンスキン(鮭の皮を揚げたチップス)を購入できます。

ポテトチップスにSGD16?! それでも大量買いする訳とは。


チップスはBigとsmallの2サイズあり、BigサイズはSGD16(日本円でおよそ1,280円!)、smallサイズはSGD8(日本円でおよそ640円!)。物価の高いシンガポールとはいえチップスにそこまでお金をかけるのは……と思いますよね。

しかし、老若男女問わず大人気なんです。購入は1人5個までと制限があり、大体のシンガポール人が各フレーバー5個ずつ購入しています。

ではなぜ、シンガポール人の間でそれほどまでに人気なのでしょうか。結論から先にいってしまうと、#DangerouslyAddictive(危険なほどに病みつき)というキャッチコピーの通り、その味が癖になるから、なんですね。

日本人の口にも合う?!


それでは、日本人にその味が#DangerouslyAddictiveなのか、実際に購入してその味を確かめてみました。

どちらのチップスも、フレッシュのカレーリーフとチリと卵の黄身を使用しており、ちょっとしたお料理のような不思議な味わいです。実際に料理と一緒に食べるのがオススメとパッケージにも書かれています。

料理にチップスというと、インドネシア料理のナシゴレンにチップスが添えられているのをイメージしませんか? そう、実はIRVINS Salted Eggは、インドネシアの方が作ったチップスなのです。

他民族国家のシンガポールだからこそ生まれたスナックとも言えますね。商品は全て手作りで保存料は使用していないため、袋を開けてから1週間以内には食べ切る必要があります。

(もっとも、シンガポール人は大きな袋でも1時間で平らげてしまうそうですが……)

購入できるのは島内で4箇所!


現在、シンガポール島内の4箇所のショッピングモールにお店を構えているIRVINS Salted Egg。Raffles Xchange店では、FacebookのMessengerを利用すれば事前に予約することもできるそうです。

また、チップス以外にもEgg Yolkソースも販売しています。海老や蟹などシーフードを炒めたり、ラム肉に併せて食べるのが美味しい食べ方です。日本ではなかなか味わうことのできないお土産、きっと喜ばれるはずです!

Irvin Salted Egg
#B2-K25 VivoCity, 1 Harbourfront Walk, シンガポール  他
公式HPはこちら

この記事を書いた人

Maiko Kuwako

Maiko Kuwako

1986年生まれ。横浜出身。大学時代アメリカへ留学。卒業後、日本にて教育業界で営業の仕事を5年した後、結婚を機にシンガポールへ移住。約2年ローカル企業にて仕事をし、現在在住5年目突入。夫と娘とのんびり南国ライフを満喫中です。趣味は美味しくてオシャレなレストランやカフェ巡り。シンガポール国内の観光地はもちろん地元民で賑わっている場所、また周辺諸国の役立つ情報を発信したいと思います。

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