香港は東洋文化と西洋文化を融合して独自発展を遂げた街です。その影響もあってか、街全体はアジアですが、イギリスに統治された歴史を経て、ヨーロッパの色がどことなく残っている為、何もかもを撮影したくなるような感覚に襲われます。
特にオールド・タウン・セントラル地区は、どこで写真を撮ってもインスタ映えスポットが数多く存在します。
PMQ(元創方)で新鋭クリエイターの作品を見て、撮影しよう!
PMQ 提供画像:(C)香港政府観光局
元々、警察宿舎だった場所をリノベーションしたPMQ。今では香港のクリエイター達が自身の作品やお洒落アイテムを販売しています。
また、デザイン系のオフィスや工房などもあり、香港で次に流行る「新しいスタイル」を生み出す拠点となっています。
陶器をメインとした、若手クリエイターの作品。ハンドメイドで作成した、きめ細かい食器は品質もグッド。もちろん購入も可能。
お店の種類も様々! 洋服、雑貨に家具。また、お洒落なカフェも併設されています。そして、アーティストやクリエイターが斬新な発想で繰り出す作品ギャラリー。
1日中、見ていても飽きない香港アートの原点を目撃できます。もちろん、撮影OKなギャラリーも多数あります。今後、世界で流行る最先端アイテムがPMQには眠っているかもしれません。
ストリートカルチャーも見逃せない
タウンハウスの壁画 提供画像:香港政府観光局
オールド・タウン・セントラルは、歩いているだけでも楽しめるエリアです。中でもひっきりなしに撮られているのがカラフルなタウンハウスの壁画。1番人気でもある押さえておくべき、フォトジェニックポイント。
Hotel Madera Hong Kongの壁には、マリリンモンロー、オードリーヘップバーン、チャップリンが夢の競演を果たした、壁画が描かれています。名だたる有名人と一緒に写真を撮るのを忘れずに。
提供画像:(C) 香港政府観光局
香港は坂が非常に多い街です。ポッティンジャーストリートのキャラクターをかたどった手すりは、上り坂でも元気をもらえる癒しスポット。
至る所にある、公共のごみ箱。アート愛に満ち溢れたごみ箱を見れば、ポイ捨ても減るのでは。日本にも香港のようなごみ箱が普及してほしいです。
香港最古のお寺【文武廟】はノスタルジックなフォトスポット
文武廟 提供画像:(C) 香港政府観光局
高層マンションが建ち並ぶ街に、ひっそりと佇む文武廟(マンモーミュウ)。近代化した街に、うまく融合したノスタルジックなお寺は、香港で非常に権威があるお寺です。
その歴史は約150年前にさかのぼり、香港最古のお寺と言われています。お寺の後ろには高層マンション。不思議な組み合わせが写真を撮りたくさせます。
文武廟内部 提供画像:(C) 香港政府観光局
天井に吊るされている、渦巻き型の形をしたのが線香です。この線香は、驚くことに1カ月ほど燃え続けます。神様への思いを長時間伝えられるように、長く燃え続けるようにしたと言われています。
そして、文武廟は学問の神様が祭られています。学生さんや資格習得などに励んでいる人はお願いしておきましょう。文武廟内部は、フラッシュ撮影が禁止されているので注意。
香港荷李活道124-126號
キャットストリートでアンティーク雑貨収集を
香港のローカル雑貨や骨董品が集まるキャットストリート。値段も安く、ユニークな商品が沢山あります。ショッピングモールでは手に入らないアイテムはキャットストリートで購入を。
下町感漂う雰囲気がフォトジェニックスポットでもあります。
香港はアジア屈指のシャッタースポット
オールド・タウン・セントラルは、歩くだけでも楽しめるフォトジェニックスポットです。何度も香港に訪れたことがある人でも新たな発見に出会うことが出来る場所でしょう。
そして、オールド・タウン・セントラルではありませんが、Quarry Bay(鰂魚涌)にある過密住宅「モンスターマンション Yick Cheong Building」も押さえておくべきスポットです。
映画「トランスフォーマー」や日本人アーティストがミュージックビデオに使用した、衝撃的な光景は見逃せません。現在もモンスターマンションには住人の方が住んでいるので、撮影の際は迷惑にならないようにしましょう。