風水の街・香港のパワースポットを巡る!世界最大級の大仏からライオンまで会ってきた
香港

ランタオ島の巨大大仏

香港は、風水によって守られている街といっても過言ではありません。しかも中国文化圏の中でも1、2を争う風水学の先端をいっている場所です。大企業や香港特別行政区政府でさえも、何か決断をするときに風水や占いに頼っていると言われるほど。もちろん庶民の間でも生活の隅々まで風水の知識は生きています。

そのため香港には、たくさんのパワースポットがあります。九龍サイト、香港サイトはもちろんのこと、香港の離島にもパワースポットは存在しているのです。特にランタオ島には、屋外では世界最大といわれる大仏が存在します。

世界中には、数々のパワースポットがありますが、筆者はパワースポットと聞くと、そこは避けては通れない性分。なんて他力本願な!と思われるかもしれませんが、少しでもご利益があるのなら、パワーをもらっておこう、と貪欲に出かけてしまうのです。香港への渡航歴30回以上を誇る香港好きから読者の皆様に、そのパワーをおすそわけしましょう。

まずはおなじみ、黄大仙へ

香港のパワースポット
黄大仙は九龍サイトにあるパワースポットで、道教のお寺です。ここは九龍半島の気脈が流れている獅子山の殺気を和らげるために建てられたといいます。

道教のカラーである金黄色の屋根に赤い円柱を持ち、精巧な彫刻を加えた廟が有名です。境内の建物は風水の五行に基づいて建築されており陰陽のバランスが取れていて、宇宙と共存共栄できるそうです。病気治療に効果があると言われ、地元の人は頭にお線香を掲げて、熱心にお参りしていました。

ランタンは赤と金黄色。赤は太陽と同じ色で情熱的で、エネルギーの象徴としての意味合いを持ちます。金黄色は、金運アップ好奇心や向上心が上昇するそうで、どこのお寺でもこの色が使われることが多いのです。

こんな高層ビルに囲まれて建つお寺を、香港の人は愛しているんですね。こちらでおみくじを引いたり、プレハブ小屋が並ぶ占いの館で占いをするもよし。年間300万人も訪れます。当たるも八卦当たらぬも八卦といいますが、友人は家族が増えると言い当てられて、その直後に妊娠が判明しました。

香港サイトにあるパワースポットはHSBCのライオン!

香港のパワースポット
風水を建築のデザインに応用した建物の中でも代表的なのが、香港サイト、中環にある世界的な大銀行HSBC。ビルの目の前はビクトリアハーバーで遮るものがものが一切ありません。そのため良い気が通ると言われています。

その前に建つのが2匹のライオン。HSBCが改築のときに、このライオンを銀行前に設置し、それ以降、業績が好調なことからライオンの足を触って、ご利益にあずかろうとたくさんの人がやってきます。

足を触って写真を撮って、待ち受け画面にしてみましたが、金運はアップとなるかどうか、こうご期待です。

ケーブルカーに乗って大仏へ向かいましょう。

天壇大仏をお参りしにランタオ島へ。
ランタオ島へはバスの便もありますが、ここはゴンビン360というケーブルカーに乗ってみることにしましょう。

MTR東涌線の東涌駅から歩いてすぐのところに乗り場があります。全長5.7km、所要時間25分のケーブルカーで、標高500mまで一気に加速していきます。

ランタオ島が一望できるとあって、これを選んだのですが、怖いのなんのって!
ケーブルカーには2種類あって、至極普通のゴンドラと、床がガラス張りで真下が見えるクリスタル。後者に乗っていたら、きっと恐怖も倍増でした。

一緒に乗っていた地元のカップルは、歓声をあげながら写真を撮影していましたが、いつ落ちやしないかと冷や冷やものでした。というのも試験運転のときにゴンドラの落下事故があったことを聞いていたので、ホラー並みに汗をかいて、遠くばかりを見つめていました。山の山頂付近に大仏の姿が見えてきて、一安心でした。

なおこのゴンビン360は、2017年1~6月までロープ交換のため運航停止しています。

天壇大仏へ

ランタオ島の巨大大仏
到着駅、ゴンビン駅に着くとそこには、観光スポットであるゴンビンビレッジがあります。そこを通り抜けると目に入ってくるのが、天壇大仏です。

日本ではなら東大寺の廬舎那仏や鎌倉の長谷寺にある阿弥陀仏が有名ですが、これは屋外にある大仏としては世界最大。作ったのは世界的に有名なハイテク企業で開眼したのは1993年です。意外に新しい大仏で、202枚の銅片で組み立てられています。

高さは台座も含めて34m。この270段の急な階段を登ると、そこには大仏様が!

上にはこんな景色が広まっていました

ランタオ島の巨大大仏
天壇大仏の周りには展望台としても趣があり、遠くを眺められます。
この部分にお仏像があり、その美しいお顔立ちにほれぼれしてしまいます。

近くで見る大仏様は?

ランタオ島の巨大大仏
なかなかの迫力です。顔には2,000gの黄金が使用されているので陽を浴びるとキラキラ光って見え、その神々しさには圧倒されます。

座り方は、お釈迦様が菩提樹の下で修業した時と同じ座り方で北側を向いてそびえたっています。それがゆえに朝の早いうちしかきれいなお姿が見えないのです。早いうちに出かけましょう。

有料ですが、仏舎利もある展示館がある大仏内部にも入ることができます。

寶連寺(ポーリンンジー)は敬虔な僧侶が集まるパワースポットだった。

香港のパワースポット
大仏のすぐ近くにある寶連寺は、1924年に建立された比較的新しい寺ですが、ここには敬虔な僧侶たちが集まってくる寺としても有名で、観光客に混じって地元の人が真剣にお参りしている姿も見えました。

目がちかちかするほどの華美な装飾ですが、やはりここも金黄色と赤が主体。寺のレリーフは繊細で一見の価値あり、です。

ランタオ島の中でも強いスポットが心経簡林

寶連寺の右手から約15分ほど歩くと、そこには般若心経が書かれた38本の木柱が無限に建っていました。般若心経はわずか300字足らずで大乗仏教のの神髄が書かれているもの。

この間を歩くことで心身が浄化されると言われています。神秘的な雰囲気に圧倒され、鳥肌が立ってしまいました。心経簡林はハートスートラと読みます。

東洋のベニス、大澳でくつろぐ

香港のパワースポット
心身ともにきれい!になったところで、バスに乗ってランタオ島の小さな港町、大澳へ。
近代的なビルが立ち並ぶ香港の中心地とは違って、ここだけ時がストップしてしまったかのような錯覚に陥ってしまいます。

香港のパワースポット

ここからはピンクイルカウオッチングも

香港のパワースポット
大澳の街は、端から端まで歩いても30分程度。ゆっくりのんびり歩いてみるのがおすすめです。
この船着場からはドルフィンウォッチングの船も出ていて、海を満喫できますよ。イルカは人間を癒してくれる動物だと言われています。パワースポットで英気を養って、イルカでほっこりして帰るのもおすすめです。

香港はまだまだ奥が深い

香港に行く目的は、ショッピングにグルメ、マッサージ……。この3つがどうしても中心になってしまいがちです。でも香港にはパワースポットが広がっています。九龍半島や香港島にあるスポットだけではなく、離島にもあるんですね。香港までは片道4時間ほどで行ける近距離海外。会社の上司にきれたとき、彼とうまくいかないとき。ストレスを感じたら、パワーをもらいに香港に出かけてみませんか。きっとの神秘さにみとれて、小さい悩みなんか吹き飛んでしまうと思いますよ。

この記事を書いた人

atsuko-h

atsuko-h彷徨えるフリーライター

東京生まれの東京育ち。毎年三社祭で神輿を担ぎます。食べるの大好き、お酒も大好き。映画もラグビーも好きですが、なんたって旅。旅はいつだって自分を成長させてくれます!

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