本記事は、これまで金沢に足を踏み入れたことがない方に、まずは1度は行っていただくことを目的に書いたものです。
私が行ってみて感じた、金沢の魅力を3つお伝えします。
「かがやき」は東京ー金沢間を2時間28分!1万3,600円!
2015年3月14日に開通する、北陸新幹線。
中でも「かがやき」はなんと約2時間半で金沢に連れて行ってくれます。
1日に10本運行するので、同新幹線「はくたか」と合わせると1日に24本、金沢への新幹線が走ることになります。
これまで東京近郊に住んでいる方には、「遠い」というイメージがあったかもしれませんが、1時間に1本以上のペースで新幹線が走るとなると、身近に感じます。
料金は片道1万3,600円です。
魅力1. 日本海の幸がウマい
石川県は、豊富な海産物が穫れることでも知られています。
もちろん、現代日本ではどこにいても大抵のものを食べることができますが、地の物はやはり新鮮で美味しいし、調達コストがかからないのでリーズナブル。
ふらりと入った居酒屋さんでも、ぱっと見でとてもウマそう。
刺身を口に運ぶと、とろける美味しさで日本酒がどんどん進みます。
視覚と味覚で楽しませてくれるおすすめのお店は、本記事最下部の「今回紹介したスポット」から。
魅力2. 芸術の時代が交錯している。
(Photo by Chris Gladis)
私が1番の魅力に感じたのは、特に芸術において時代が交錯しているところです。
約400年前に作庭された日本三名園の1つ、兼六園のすぐ斜め向かいに建てられたのは、金沢21世紀美術館。
世界遺産登録を目指す兼六園のすぐ近くに、現代美術を鑑賞できる美術館があるという贅沢さ。
私は21世紀美術館に行った後に兼六園に足を運びましたが、日本庭園の完成度の高さを目の当たりにして、現代アートを改めて見返したくなり、21世紀美術館に戻りたい衝動に駆られました。
魅力3. とても寒いけど人があったかい
(Photo by Robert Montgomery)
特に冬期は、ホテルに入ったらまた外出するのを躊躇うほどとても冷えます。
しかし1度外に出てみると、触れ合う金沢の人々のあたたかさにほっとします。
タクシーに乗ったときも、ドライバーの方がしゃべるしゃべる。
「今日は寒いね〜」「どこから来たの?」「どこに泊まるの?」から始まり、会話の絶えない車内になりました。
宮崎出身の私にとって金沢弁は半分も理解ができませんでしたが(申し訳ありません・・・)、人情味溢れるその話し方には心あたたまるものがありました。
新幹線が開通することによってアクセスが便利になるのは金沢だけではありません。
今回はご紹介が叶いませんが、2015年3月から始まるNHK朝の連続ドラマ小説『まれ』の舞台となる能登、そして富山県、福井県もまた魅力的です。
今年の旅先候補地に、ぜひ北陸を入れてみてはいかがですか?
今回紹介したスポット
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金沢21世紀美術館
現代アートを親しみやすく、分かりやすくした、日本でもトップレベルの人気美術館は金沢のスポットとして今や外してはならないものになった。子どもから大人まで楽しむことができる。