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これが大人の寿司食べ放題!「すし処 新田中」の粋な心遣いに惚れる!
日本

新田中

東京都・目黒区にある「すし処 新田中」。寿司食べ放題というキーワードには敏感な私にとって、その名前は数年前から折に触れて聞いていました。

結論から言うと、超おススメです。TRIP’Sライターが数ある東京都内の高級寿司食べ放題を実際に食べてきた歴史の中で作りあげたオススメランキングが、とうとう塗り替えられる時がやってきました。

味はもちろん、ネタの豊富さ、コストパフォーマンス、店の雰囲気も素晴らしく、何より粋な店主の心遣いに、銀座の高級寿司店にいるかような気分になります。

予約必須! カウンター14席のみの隠れ家的すし処

新田中外観
東急東横線・都立大学前から徒歩7分。東急目黒線・緑が丘駅から歩いても10分程度。閑静な住宅街の角に突如として現れるこちらのお店は、大きな看板もなく、町のお寿司屋さんという雰囲気です。

いつも予約は埋まり気味なので早めの予約が必要とのことですが、この日は当日昼に電話したところ21時からなら空いてるとのことで、お腹を空かしていざ入店!

食べ放題の時間は70分

食べ放題の料金は男性3,800円・女性3,600円。ランチとディナーの時間に食べ放題をやっています。食べ放題の場合はまずは中トロと漬けマグロが出されます。
中トロ
▲早くも旨いと声が漏れる……。
漬けマグロ
▲やっぱりマグロは旨い。

基本的に1人の職人さんが3,4組のお客さんを担当して握っているので、2,3種類ずつ頼みましょう。「あんまり一度にたくさん言うと覚えられないんだよね」と店主。

店内の黒板に注目! 今が旬のネタが豊富

種類だけでなく食べ方も豊富です。新しい寿司ネタとの出会いが待っています。
のれそれ
これ、食べたことありますか? アナゴの稚魚、”のれそれ”です。この時期だけ!というネタは他にも。
ホタルイカ
▲こちらもこの時期だけのホタルイカ。

生のホテルイカを食べられるなんて贅沢。さらにさらに、「火の通ったホタルイカも食べてみる?」という店主の提案が。
スチームホタルイカ
▲スチームホタルイカ。

「茹で(ボイル)」ではなく、「蒸す(スチーム)」なのがポイントとのこと。茹でると旨味が逃げ出しちゃうらしいです。こちらはタレで。確かに味わいもまた違います。
イカ3種
イカを頼んだら「3種類食べ比べてみるかい?」とアオリイカ、ヤリイカ、シロイカが。「このまま塩でどうぞ」と、店主オススメの食べ方で出してもらえるなんて、これはただの食べ放題ではない……。

これもまた季節もので、「もう来月は食べられないだろうね」とのこと。イカって種類によってこんなに食感と甘みが違うのか!と驚きます。

他のお客さんは海老好きらしく、それを聞いた店主がありとあらゆる海老を提供しておりました。
活車海老
▲私も活車海老を。

そう、”活”です。頼んだら生簀から出して握ってくれるのです! このクオリティ、食べ放題のレベルを超えている。

尻尾もピクピクと、動いています……!海老の頭
食べ終わった後には、頭を焼いてくれました! なんて香ばしい。もう感動の域です。
生牡蠣
▲ついでに大好きな生ガキも!

定番のラインナップも侮るなかれ。また来たいと思える満足度

人気10選は外せません。貝の種類も豊富です。
メニュー1
メニュー2
高級魚も当たり前のように名を連ねています。
真鯛
▲真鯛は芽ねぎを挟んで塩で。

ひと工夫あるネタにいちいち喜んでしまいます。
ウニとイクラ
▲やはり食べたい、ウニ・イクラ。

この他にも、体が受け付ける限り堪能!
金目鯛
▲金目鯛!
生サバとブリ
▲生サバを食べられるなんて!
カンパチ
▲カンパチ。拍手!
えんがわ
▲脂ののった、エンガワ!
玉子
▲玉子で小休止。これもウマイ。
シマアジ
▲シマアジ。身が引き締まってるぅ?!
かにみそ
▲たーっぷりのかにみそ!
小肌
▲小肌。江戸前の技を舌で感じます。

新田中の名物は、穴子。

穴子三種
▲この日はなんと、生穴子、煮穴子、塩穴子と3種もいただけました。

大満足! 終盤のタイミングでお汁を出してくれて、ほっこり。最後の締めは季節のフルーツ。この日はさっぱりとスイカでした。フルコース感が出ますね。

これ以上食べられないけど、もっと別のものも試してみたい!と再訪を心に決め、店を出ました。

職人さんとの会話も楽しむ、新しい食べ放題の世界

これまでの食べ放題と言えば、「好きなネタや普段たくさん食べられない高級ネタを思う存分食べられる」という素敵なシステム。

しかし新田中の食べ放題はひと味違います。職人さんとの会話の中で新しく寿司ネタと出会っていくような、新しいスタイルと言えます。デートで「お金のことを気にしないでなんでも食べなよ」とかっこつけて言えちゃうような空間でもあります。

今回ご紹介した寿司ネタは季節ものも多いので、またあるとは限りません。そして、職人さんとの会話のなかで新しい寿司ネタをオススメいただけるかもしれません。

70分という時間に「足りるかな?」と思う方もいるかもしれませんが、十分です。私は「これ以上食べられない」というほどいただけましたし、「もりもり食べてやるぞー!」という食いしん坊も大満足できます。

新田中ならではの粋な食べ放題。私は必ず再訪します。

すし処 新田中
東京都目黒区中根2-5-10
公式HPはこちら

カウンターでの小粋な会話が美味しさに輪をかける

寿司下駄を見つめながら、資本主義の功罪について考えていました。

食べ放題モードになると、「じゃ、ウニ30貫!」と欲望のままに頼みがちですが、ここはそういった雰囲気ではありませんでした。職人の方々がプライドを持って寿司を握り、お客さんが職人の方々を信頼して、注文する。人と人とのコミュニケーションが、寿司下駄を通して交わされていました。

「どうして食べ放題をやっているのか?」という私の問いについて職人は、「余計なことを気にせず寿司を食べてもらいたい。その答えがこの料金システム。」といったような答えを返してくれました。それを理解してくれないお客さんもいるとは思いますが、「おかげ様でずっと予約で埋まっていて」という職人さんの頬は緩み、幸せそうでした。

人情味のあるカウンターを生かして、食べ放題のシステムを活用する光景は、仕事へのヒントをいただいた気がします。
カウンターでの小粋な会話が美味しさに輪をかける

この記事を書いた人

甲斐 考太郎

甲斐 考太郎Orange株式会社 代表取締役

85年宮崎生まれ。旅によって人生を大きく変えられた経験から、旅が世界中の人々を幸せにすると確信している。この人生は、旅のことだけしかしないと決めています。旅先では、川を見つけたら季節に関係なく必ず泳ぐ。好きな色はオレンジ。特に、インターナショナルオレンジ!
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