北陸新幹線で白川郷まで行けるって本当?実際に行ってみた
日本

2015年に北陸新幹線が開業しました。これをきっかけに金沢駅を訪れた人も多いと思います。日本海側へのアクセスが良くなったのはもちろん、金沢駅からバスに乗り換えることでユネスコ世界遺産である合掌造り集落へ簡単に行くことができるようになったのです! そこで、金沢観光のついでに、お隣の岐阜県まで日帰りで行ってきました!

北陸新幹線に乗っていざ、金沢!

東京から金沢間を運行する列車は「かがやき」と「はくたか」の2種類! セールスポイントになっていたその速さを実感するため、より早く到着する「かがやき」に乗車しました。
 
何よりも驚いたことは、全席コンセント完備だったこと!! 旅行に行くときは写真をたくさん撮りたいですし、道を調べるので電池の減り具合にはついつい敏感に……移動中に電子機器を充電できるのは大変ありがたいです。
 
ただし、北陸新幹線に限らず、日本海側へ新幹線で移動する際はトンネルが多く電波が途切れがちという点に注意が必要です。私はよく、オフラインで再生できる映画やドラマを携帯内に準備しておきます。

金沢駅に到着したら、ここからバスで白川郷へ!

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写真提供:金沢市

金沢駅に到着です! この駅は海外のメディアでも取り上げられるほど美しい駅です。特に夜はライトアップされ絶景でした。
 
金沢駅から白川郷へ向かうバスは、2種類のバス会社から各4往復で1日に8往復運行! 料金はどちらとも同じ値段でしたので出発時間で選び、事前にネットで予約をしておきました(片道大人1,850円・子供930円)。白川郷へ向かう当日に、駅前の窓口で発券をしてお金を支払い、出発時間が近づいてきたら金沢駅東口のあるバス停へ向かいます。発券も乗車も金沢駅前で済むのでとっても便利でした。
 
このバスはいわゆる観光バスで、座席指定もあるので、ご家族やご友人ともお隣同士でくつろぐことができます。

雪が積もる白川郷は迫力満点!


バスに揺られること1時間15分、合掌作りが見えてきました! 想像していたよりも戸数が多く、大きな集落です。私が訪れたのは雪が残る2月の終わり頃。急勾配の屋根には所々に雪が積もり迫力満点でした。
 
バス停の向かいにある建物はロッカーやトイレ、お土産屋さんです。人が入れるのではないかと思うほど大きなロッカーもありました。金沢駅のロッカーが使えなかった場合にはこちらを利用できます。金沢よりも数段寒く、足元は雪が沢山積もっていました。林の中や田んぼ道も通るので動きやすい靴や服装がマストだと思います。

坂を登り、集落を丘の上から眺めることができるスポットへ行きました。あいにくの天気で、空色はグレーでしたが天気のいい日には絶景が楽しめそうです……。

白川八幡神社は「ひぐらしのなく頃に」のモデルにもなった場所!


世界遺産の中にある小ぢんまりとした神社です。
 
ゲームやドラマで知られる「ひぐらしのなく頃に」に登場する古手神社のモデルとして知られており、アニメキャラクターの絵描かれた絵馬が多数掛けられていました。また、同作品に出てくるダム建設のモデルである、御母衣ダム(みぼろ)も歩いていける距離にありました、ファンの方はこちらも要チェックです!!
 
合掌造り集落から離れたところにコンビニをひとつ発見! しかしながらやや遠いので、飲み物や軽食など必要そうなものはあらかじめ準備して行かれるのがよいかと思います。集落の中にはお土産屋さんや、お酒屋さんもありました。美しい景色の詰まった写真集を販売しているお店もありましたよ。
 
集落を見て回り、雪景色を楽しみ、おおよそ5時間の滞在でした。こんなにも日本を感じる美しい雪景色を見たのは初めてでした。次回は夏に訪れて田園風景を見たいと思います! 街中観光だけでは物足りないそんな時、バスに乗って都市から離れてみるのもおすすめです。

この記事を書いた人

Mutsumi

Mutsumiローカルな旅専門

新潟県出身の大学生です。食、芸術、野生動物に関心があります。18切符を使った電車旅で旅行の魅力を知り、今では国内外問わず知らない土地を訪れることが大好きです。旅先では美味しいもの巡りをしながら現地のスーパーや市場など、各地域のリアルな暮らしを感じられる場所へ足を運ぶようにしています。読んで頂いた方に役に立つ情報や、お出かけのきっかけになる記事が書けたらと思います。

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