「水」をコンセプトとしたベルギーパビリオン。パビリオン前の水盤になぜかアカミミガメの赤ちゃんがいることでも話題になったパビリオンです。ここで人気なのが、緑に覆われた癒しの空間と、美味しいベルギーグルメ! もちろんベルギーのライフサイエンス、ヘルスケア分野についても学べます。
ベルギーパビリオン入館まで
ベルギーパビリオンは、西ゲートに近い大屋根リング沿いにあります。建物は3層に分かれていて、水の「固体」「気体」「液体」をそれぞれのエリアで表現。

6月になぜかパビリオンの水盤でアカミミガメの赤ちゃんが発見され、鳥に運ばれた、誰かが放流したなど、話題になっていましたよね。今は無事引き取られて、もうここには住んでいません。

ベルギーパビリオンは並べば入館できるタイプのパビリオンで、ツアー形式ではなく自由に見学可能。パビリオンのひさしは、水面のように波打つデザインで涼やかさを感じます。

入口では「お待たせしました。ありがとうございます!」と、ベルギー生まれのシナモン風味のビスケット「ビスコフ」が手渡されますよ。
パビリオンの中は…
パビリオンの中の最初の部屋は、水と緑がまぶしい美しい空間。壁の植物は、土を入れる壁スペースに限りがあることから一部イミテーションもあるそうですが、本物の植物で覆われています。

ベルギーパビリオンは最近急に列が伸び始めています。もしかしたら皆さん涼を求めてこの空間を目指しているのかもしれませんね。

ベルギーのライフサイエンス、ヘルスケア分野における技術を紹介するエリアでは、ベルギーがワクチンの生産拠点であることや、最先端の関節技術を備えた義肢などが紹介されています。

ブリュッセル、フランダース、ワロンの3地方に大別される国土を日本の伝統技術「金継ぎ」で表現しているのも、日本へのリスペクトを感じられる素敵な演出です。
手軽に楽しめるフードトラック
屋上にはレストランがありますが、かなり待ち時間が発生している場合は、パビリオン横にあるフードトラックを選択肢に入れてみてください。

とはいえ、ベルギーパビリオンのフードトラックも大人気で、タイミングによっては大行列。

口コミで評判のベルギーフライと定番のリエージュワッフルをチョイス。ベルギーフライには、吊るされたマヨネーズ、ケチャップを自由にかけていただきます。

ベルギーフライは、しっかりじゃがいもの味がする太めの本体部分×ジャンキーな味がする皮部分で、美味しい! アルコールOKの人なら、これにベルギービールをあわせると最高だと思われます!
ショップの大阪・関西万博限定ワッフル
ベルギーといえばチョコレート! ベルギーパビリオンのショップには王室御用達のチョコレートがディスプレイされているのですが、暑い中チョコレートは持ち歩けない! かといって、帰り際に購入するのは売り切れのリスクが高い。

そんな時におすすめなのが、このマネケンのワッフル。3種類用意されていて、ベルジャンバターワッフル、スペキュロスワッフル、ベルジャンチョコレートワッフルのラインアップ。

「マネケンなら万博で買わなくても…」という声が聞こえてきそうですが、裏面をご覧ください。「大阪・関西万博限定」と書いてあります! ベルギー産の原材料で作られているんですね!

開封した瞬間、芳醇なバターの香りが広がります。しっとりとやわらかく、パッケージの中の適量の空気が、ワッフルを守るクッションにもなっています。これならカバンに入れて持ち帰ってもボロボロになったりしなさそう。お土産にも良さそうですよ。