11月の最終週からドイツ全土で始まるクリスマスマーケット。観光にも大人気で、楽しみにしていられる方も多いのではないでしょうか。
大体2か所行くともう飽きると名高いクリスマスマーケットですが、ドイツ人もイチオシの一味変わったマーケットが、エスリンゲンの「中世風クリスマスマーケット」。
中世風の食べ物、ここでしか買えない素朴なオーナメント、全て人力の遊具や、炎の演出が華やかなパフォーマンスなど、一晩中飽きない見どころをご紹介します。
知られざるようで知られている小村、エスリンゲン
エスリンゲンは、ドイツの大都会シュトゥットガルトから近郊列車で僅か15分の位置にあります。見た目こそ古式ゆかしい中世の小村ですが、意外に都会でもあるのです。
シュトゥットガルトは、ベンツやポルシェの本社の他、多くの日系企業も拠点を置く大都会。空港があり、新幹線が何本も通っていますので、ドイツに旅行に来られる方は知らず知らずの内に通過しているかもしれませんね。
大都会、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットも全て見回るには半日は必要な一大マーケットなのですが、エスリンゲンは更にクリスマスマーケットに力を込めています。
この小村、2つもクリスマスマーケットを開催しているのです。
中世の世界へようこそ!
クリスマスマーケットは古くは1434年、ドイツの都市ドレスデンが発祥の地として知られています。
そんな古き賑やかしきマーケットの様子を再現しているのが、こちらのエスリンゲンのクリスマスマーケット。衛兵が守る木製の柵をくぐると、辺り一面に中世が広がります。
布のテントや木の物見やぐら、そして中世風の衣装に身を包んだみなさん、と見どころは盛りだくさん。目移りしてしまいますが、まずはここでしか見られない伝統を探しに行ってみましょう!
炭火で焼けば何でも美味しい!中世グルメ
実はドイツ料理、中世の頃から余り変化していません。
クリスマスのスイーツとしてお馴染みの「シュトーレン」や「レープクーヘン」は中世の頃からお馴染みの味ですので、もちろんこちらのマーケットでも買えます。
こちらも現代にも残る料理ですが、通常のクリスマスマーケットではあまり見かけない「Eintopf(ごった煮)」も寒い夜には有難いお味。野菜やお肉の入ったスープです。
「Knuppelkuchen(木の棒に刺したパン)」も野趣溢れるグルメです。ドイツではキャンプの定番なのですが、中世マーケットで食べれば美味しさもひとしお。それにもちろん、グリューワイン(ホットワイン)は中世の頃からありました。
もし寒さに耐えられるのなら、中世風ビールもオススメです。こちらは黒ビール、もしくはエールに蜂蜜を加えたものが中世風として売られています。
職人力が光るクラフトワークス
中世のクリスマスマーケットですから、もちろん中世っぽいお店が並んでいます。
商品は木製や布製、革製のものが多く、職人さんが中世道具で手作りしている場面も多々見られます。
地味だなんて言わせない! 老若男女大喜びのパフォーマンス
中世マーケットに来たら是非とも見てほしいのが、広場で行われているパフォーマンス。特に暗くなってから行われる、炎を用いた曲芸は華やかで目を惹かれますよ。手品やダンス、寸劇風の演武も見逃せません。
まだまだあります! 突き詰めて行きたい中世文化
クリスマスマーケットには欠かせない、子供用のメリーゴーランドや観覧車も、中世のクリスマスマーケットでは人がせっせと手で回します。趣深い。
アクセスの良い立地にありながら、あっという間に中世にタイムスリップ出来るエスリンゲンのクリスマスマーケット。クリスマスマーケットはどこも同じだよね~という気持ちになる前に、是非一度お試しください。
もちろん、これが初めてのクリスマスマーケット!という方のために、エスリンゲンは一般的な現代のクリスマスマーケットも開かれています。見比べる事が出来るのも贅沢な楽しみですね!
2017年の開催は11月28日~12月22日まで
開催時間 日曜日~水曜日 11時~20時30分/木曜日~土曜日 11時~21時30分(最終日は18時まで)
公式HPはこちら