鳥取・島根観光で「縁結びパーフェクトチケット」を使い倒す!
日本

出雲大社

こんにちは、大和です。今回は「縁結びパーフェクトチケットを使い倒す旅」ということで、鳥取・島根を旅してみました。
妖怪神社
縁結びなのになんで最初の画像が鳥取県境港市の妖怪神社なのよ……、と思われた方、「縁結びパーフェクトチケット」は米子鬼太郎空港でも入手可能です。たまたまわたくしの旅のスタートがここだったというだけのことですのでお気になさらず。
 
今回はこのチケットを活用するとどれくらい料金がお得になるか比較検討をしていきたいと思います。

縁結びパーフェクトチケットとは?

縁結びパーフェクトチケット
・米子鬼太郎空港・出雲縁結び空港・一畑電車電鉄出雲市駅などで入手可能
・3日間有効
・大人3,000円 小児1,500円
・提示するだけで、松江城など各種観光施設がおひとり様でも団体料金価格になるところが多い
・電車や各種バスが乗り放題(一畑電車・一畑バス・松江一畑交通・出雲一畑交通・松江市営バス・日ノ丸ハイヤーなどの出雲・米子への空港連結バス)
※以降、断りなく記載している交通費はすべてチケットに含まれております

縁結びパーフェクトチケットに関する詳しい情報はこちら

スタートは米子鬼太郎空港から

境港市
今回は松江城を見てから出雲大社に行くことに。米子鬼太郎空港からJR松江駅までの空港連結バス(片道990円)でも同チケットはもちろん利用可能ですが、せっかくですので故水木しげる先生の地元、境港市の通称・鬼太郎駅にJRで向かいます。ここだけは同チケットの利用はできません。
 
ただし、妖怪電車がやってくる確率は高いので、どんな電車がくるかはお楽しみです。砂かけばばあとかもたまに同乗しているそうです。わたくしは遭遇できませんでした。ちなみにJR米子駅はねずみ男駅です。

妖怪神社

妖怪神社
境港市内では縁結びパーフェクトチケットでご優待というものはほとんどありませんが、境港市独特の雰囲気である街並みは必見。妖怪神社は正式な神社ではないので御朱印帳への記帳はできませんが、どうしても欲しいという方は同神社の絵馬の裏に御朱印していただけるそうです。本物の妖怪にも心地よい場所かもしれません。

妖怪神社
〒684-0004 烏取県境港市大正町62-1
公式HPはこちら

松江境港シャトルバスで一気にJR松江駅まで(1,000円)

国宝 松江城

松江城
2015年7月8日に国宝となりました。一時は競売にかけられ180円で落札されたという時代もありましたが、戦火からも逃れよく現代まで残ってくれました。
 
こちらでは同チケット特典があり、登閣料が560円→440円(団体料金)になります。

松江城(国宝)
〒690-0887 島根県松江市殿町1-5
公式HPはこちら

松江→出雲大社駅まで

今夜はJR出雲市駅付近のお宿で1泊よ、という方ならルートはふたつ。
その1 JR松江駅→空港連絡バス(1,030円)→出雲縁結び空港→空港連絡バス(720円)→JR出雲市駅
その2 松江しんじ湖温泉駅→一畑電車(690円)→電鉄出雲市駅 ※JR出雲市駅まで徒歩2分ほど
 
まだまだ時間はあるので出雲大社まで行ってしまおう、という方なら、やはりルートはふたつ。
その1 JR松江駅⇒空港連絡バス(1,030円)→出雲縁結び空港→出雲一畑交通 空港連絡バス(880円)→出雲大社前
その2 松江しんじ湖温泉駅→一畑電車(810円)→出雲大社前駅

黄色の車体がレトロな雰囲気、一畑電車

一畑電車
出雲大社前駅までのルートをふたつ挙げた理由は、一畑電車の運行時間と空港連絡バスの運行時間、両方を知っておいた方が待ちぼうけの確率が下がるからです。一畑電車で宍道湖の風景を眺めながらのんびり移動も一興です。

出雲大社前駅

出雲大社前駅
この駅から徒歩5分ほどで出雲大社に到着します。建物内でアールデコ調のステンドグラスの光を好きな人と浴びると幸せになれるとかなんとか。わたくしは単独行動でしたので全く関係のないパワースポットでした。

出雲大社

出雲大社
今回は「縁結びパーフェクトチケットを使い倒す旅」ですので、この付近は超有名なパワースポットと観光地ですが割愛させていただきます。他の方の記事を参考にしてくださいませ。

島根県立古代出雲歴史博物館

島根県立古代出雲歴史博物館
出雲大社から徒歩可能な距離です。大量の銅鐸や銅矛などは必見。内部は見どころ満載なので、最低でも1時間は余裕が欲しいところです。詳細はこちらの記事を参考になさってください。
 
ここでも提示するだけで常設展・特別展ともに2割引になります。
常設展(大人)610円→490円
特別展(大人)1,000円→800円

島根県立古代出雲歴史博物館
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東99-4
公式HPはこちら

出雲大社付近を散策した後、出雲大社付近で宿のある方はそこで。JR出雲市駅付近のお宿であるならば路線バス(520円)で戻ります。美肌になりたい方は玉造温泉に向かいます。
 
出雲大社→出雲一畑交通 空港連絡バス(1,440円)→玉造温泉 ※2017年現在最終便は出雲大社発15:05です。
 
……この時点ですでに3,000円近くもしくはそれ以上おトクとなります。

2日目、日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)に行ってみます

日御碕神社
日本の昼を守るのが伊勢神宮なら、この日御碕神社は夜を守るそうです。
 
わたくしの場合は出雲大社近くで宿泊しましたので、スターバックス出雲大社店のところにあるバス停から向かうことにしました。時間があるならば日御碕遊歩道や灯台に上ってみても面白いかと思われます。ここは終着になるので、観光する前に帰りのバスの時間確認は必須です。
 
ルートは、出雲大社連絡所→一畑バス(片道500円)→日御碕神社です。

日御碕神社
〒699-0763 島根県出雲市大社町日御碕455

……このような感じで、路線バスで移動することすら目的地までの料金がかかります。4人グループならタクシーをチャーターして、案内付きで観光するのが一番手っ取り早く確実ですが、交通費に気をとられず移動したいのであれば、同チケットは滞在期間が1泊2日しかないとしても元はとれます。
 
さて、ここまではメジャーな観光地をご紹介しましたが、これからは目的にあわせて場所をチョイスしてみました。

女子に人気の鏡池がある八重垣神社もチケット利用OK!

八重垣神社
たまに椿の葉が二枚くっついた状態で芽吹くという、珍しい「双葉椿」がある同神社の夫婦椿のお守りがかわいらしいので人気です。奥の鏡の池はその昔、クシナダヒメ(稲田姫命)が自分の姿を映して身支度を整えていたそうです。今は占いの場所になってます。
 
わたくし個人としては八重垣神社から神魂(かもす)神社につながっている「はにわロード」の荒神谷・後谷古墳群ほうが気になっておりました。夕暮れ時のため行こうとしたため、地元の方に止められました。
 
はにわロードは明るい黄土色に近い玉石で敷き詰められた道が目印です。地図がなくても行けるようにはなっていますが、山の中を通過するところもあるので単独での行動はご注意ください。
 
ルートは、松江駅→松江市営バス(250円)→八重垣神社です。

八重垣神社
〒690-0035 島根県松江市佐草町227

神在月のおわりならここ、万九千神社(まくせじんじゃ)

万九千神社
田んぼの中にぽつんと立っている小さな神社ですが、ここは出雲では大変重要な位置づけの神社です。「稲佐の浜」が神様たちが会議のために訪れる入口なら、万九千神社は会議が終わった神様たちが最後「直会(なおらい)」と称した宴会をする場所。近くを流れる大きな斐伊川に掛かる「神立橋」から、それぞれ元の場所にお戻りになられます。
 
そのため、神社の中はお酒がたくさん奉納されています。非常に静かなので落ち着いて参拝できます。お酒好きの神様なら早めに到着しているかもしれません。神様たちがお酒に酔って上機嫌な状態のうちにさっさとお願いして帰りましょう。

神立橋から見た斐伊川

斐伊川
斐伊川は、その昔はたびたび氾濫する暴れ川だったそうです。上空から見ると無数に枝分かれする川のかたちがヤマタノオロチを連想させるそうです。
 
最寄り駅一畑電車「大津町駅」から歩いて、途中で通過する川が「斐伊川」です。

万九千神社
〒699-0615 島根県出雲市斐川町併川258
公式HPはこちら(注意:HPを開くと音が出ます)

宍道湖周辺移動

レイクライン乗車券
松江市を中心に宍道湖周辺をちょこちょこ移動するなら、レトロな雰囲気が可愛い「レイクラインバス」にも同チケットが適用されます。バスに乗り込んだらまずは運転手さんに同チケットを見せると、運転手さんがレイクライン引換を未使用であることを確認し、切り離して上記チケット日数分の1日乗車券を渡してくれます。
 
使い方は画像のチケット裏側を見ればわかります。レイクラインバスから日本の夕陽百選にも入っている宍道湖の夕暮れを楽しむのもおすすめです、と手持ちのガイドブックにはありましたが、わたくしの場合は曇りでした……。

1日乗車券は500円、松江市に到着したら初日のうちに即レイクラインバスで3日分引き換えちゃいましょう。レイクラインバスは松江市内の細かい道を移動するので怪談伝説ゆかりの場所に行きたい方(月照寺・清光院・大雄寺など)にもおすすめです。
レイクラインバス(松江市交通局公式HP)の詳細はこちら

タクシーを使用しない観光なら1日だけでも損はない!?

松江市(特に松江城周辺)は京都の碁盤の目のようにまっすぐではなく、ちょっとジグザグになっているそうです。戦争が起きた時にすぐに攻め込めないようにするためだそうです。そのためちょっと迷いやすい構造です。ただし、やはり観光地なのでバスの本数は出雲・松江ともに多く、比較的ストレスなく移動できます。

一畑電車時刻表(観光用)公式HPはこちら
一畑バス株式会社(路線バス時刻表)公式HPはこちら
松江一畑交通(空港連絡バス)公式HPはこちら
出雲一畑交通(空港連絡バス)公式HPはこちら
松江市営バス路線図・時刻表(松江市交通局公式HP)はこちら
日ノ丸ハイヤー(米子鬼太郎空港~JR松江駅の空港連絡バス)時刻表は米子鬼太郎空港公式HPより詳細はこちら

この記事を書いた人

大和なでし子

大和なでし子旅ブロガー

英語は不得意、中国語も怪しいレベルなのに海外ひとり旅を繰り返しています。最近は体力が落ちたのか国内旅行が主流になっています。体力の落ちた原因が加齢のせいだとは思いたくないお年頃になりました。

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