新宿から約80分で行けちゃう穴場「飯山温泉」で日帰り入浴巡りしてみました!
日本

こんにちは、大和です。
今回は新宿から小田急電鉄の急行で約1時間、最寄りの本厚木駅から神奈川中央交通バスで20分足らずで行ける立地の良さ、更に美肌になると噂の国内有数のアルカリ温泉でありながらあまり知られていない飯山温泉をリポートしたいと思います。立ち寄り湯が楽しめる場所を探して行きました。

「美登利園」に行くなら事前確認が確実

本厚木駅に到着したらまずは北側出口、バス停5番の場所を探します。「上飯山」行きに乗り込みます。
乗車して15分ほどで景色がのどかな風景に変わります。

飯山温泉・美登利園
「飯山温泉入口」で下車、そこからちょっとだけ坂道を登っていく感じになります。美登利園の看板が見えるので見落とすことはありません。民宿のような雰囲気の建物です。
バスタオルは料金に含まれています。
飯山温泉・美登利園
こちらは岩風呂、今回せっかく来たのだから露天風呂のほうがいいということでこちらは利用せず、直接露天風呂のほうに向かいました。
岩風呂と露天風呂はかなり離れているのでバスタオル一枚で移動できません。立ち寄り湯の場合は着衣のまま露天風呂に向かいます。
飯山温泉・美登利園
上記画像のような場所を行くので宿泊客としてなら浴衣姿でもありです。

露天風呂は男女別、露天ではないけれど家族用の貸し切り風呂あり

飯山温泉・美登利園
こちらは女湯です。温度はちょうどよかったです。泉質についてアルカリ特有のぬるぬる感はあまり感じませんでした。

現在の美登利園はオーナー・経営者が以前の方と変わりました

現在の美登利園は外国の方がオーナー・経営しています。名称は以前のままを引き継いでいるとのことです。そのため、外国からの団体のお客様が見えると忙しくなるので立ち寄り湯ができるかどうか、わからないことがあります。
日本語はもちろんOKなので、電話での事前確認が確実です。

美登利園
〒243-0213 神奈川県厚木市飯山5157
046-241-2577
日帰り入浴コース 11:00~19:00(タオル付、事前確認おすすめ、土日祝日のみ)

天然温泉ですよ! 「ふるさとの宿」玉の湯

今回わたくしの場合は「美登利園」から徒歩で向かいました。トップページ画像の朱色の大きな橋を渡ってすぐの場所です。最初からふるさとの宿に行くと決めていくのであれば最寄りのバス停は「飯山観音前」で下車します。
飯山温泉・ふるさとの宿
朱色の橋と奥の建物が「ここで働かせてください!」と叫んでいた女の子が主役の有名なアニメ映画を連想させます。
飯山温泉・ふるさとの宿
日本庭園と池で泳ぐ鯉が印象的です。
飯山温泉・ふるさとの宿
こちらがロビー、コインロッカーはありませんので、お財布などの貴重品は入口で預かってもらえます。
飯山温泉・ふるさと宿
こちらが露天風呂。浴室の方は湯気でうまく撮影できませんでした。お湯は室内・露天どちらもぬめりがあり、いかにもアルカリ温泉!という感じでした。
1時間だけ入浴と時間制限はありますが十分堪能できます。バスタオル持参であれば入浴800円で可能です。

温泉によく表示されている成分なんだか難しい用語だらけですが、簡単にご案内。
pH7.5以上で美肌効果が期待できるといわれています。数値が高いとアルカリ性です。pH9以上になるとお湯がぬるぬるしている感じがします。pHが6未満になると酸性になります。酸性は殺菌に優れ、皮膚病の方にお勧めです。
同温泉の湯はpH10.4(平成21年3月分析)、これは美肌に期待できそうです。
温泉にいったとき成分表の見方がわかると参考になりますね。

ふるさとの宿
神奈川県厚木市飯山5547
公式HPはこちら

飯山温泉でドイツの温泉が味わえる!? 「アツギ・ミュージアム」

飯山温泉・アツギ・ミュージアム
最後にご紹介はこちら、郷土玩具はかなりの種類が揃い、宿泊、お食事、立ち寄り湯が可能な「アツギ・ミュージアム」です。
ふるさとの宿からはちょっと離れていますが、なんとか徒歩で向かいました。最寄りのバス停は「小鮎久保」になります。

郷土玩具のコレクション数は県央で一番

飯山温泉・アツギ・ミュージアム
あちらこちらから個人で収集したものを無料で見学可能です。
飯山温泉・アツギ・ミュージアム
日本各地から集められたダルマですらかなりの数、圧巻です。

イノシシ料理はかなり美味しい

飯山温泉・アツギ・ミュージアム
お腹が空いたのでわたくしがチャレンジしたのが「イノシシ丼 1,400円」。イノシシ肉を食したのは生まれて初めてだったのですが、獣特有のにおいが全くなく、豚肉や牛肉とも食感が違うことはわかるのですが、普通においしくいただきました。イノシシ肉を食べなれている方からは、「ここのイノシシ料理が一番おいしい」と評判だそうです。

ドイツの温泉、トロンの湯は貸し切りで利用可能!

さすがに1日に3回も入浴すると体力を消耗するので、ここではお風呂には入りませんでした。
お店の方のお話しでは、トロン温泉はドイツのバーデンバーデンからトロンの鉱石を直接取り寄せて使用しているので、厚生省認可も受けているそうです。公式のHPではお風呂の中でも郷土玩具を見ることができると案内がありました。貸し切りのお風呂なのでおひとりでもご家族でも楽しめます。ここのトロンの湯を目的に超有名な格闘家も幾度となく訪れているそうです。
「当日でも構わないのでお電話で到着時間を教えていただけたらこちらもご案内しやすいですね」とのことでした。
立ち寄り湯の制限時間は1時間、入浴だけなら1人860円、バスタオルは有料で貸し出し可能です。

アツギ・ミュージアム
神奈川県厚木市飯山1006
公式HPはこちら

静かな山間の温泉郷というイメージ

本厚木の駅からそれほど離れているわけではない、交通網も良いのにちょっとした秘境のような雰囲気の場所でした(クマに注意とありました)。
アツギ・ミュージアムのお店の方のおはなしでは「以前はもう少し温泉宿あったんですけどねぇ」とのことでした。今回、訪れたのが日曜日だったのにもかかわらず、温泉について3件とも貸し切り状態だったという状況でした。

温泉だけではつまらないという方には宮ヶ瀬ダムハイキングパス(2日間有効)を利用して、まずは本厚木駅から半原行きのバスで愛川大橋下車後、宮ヶ瀬ダムのインクライン乗車をしてその後、宮ヶ瀬湖畔園地まで遊覧船などで移動し、宮ヶ瀬湖畔園地にあるバス停「宮ヶ瀬」から本厚木に向かう途中に「飯山温泉入口(美登利園最寄り)」~「飯山観音前(ふるさとの宿最寄り)」~「小鮎久保(アツギ・ミュージアム最寄り)」~本厚木駅と続きます。
2日以内ならば小田急電鉄は利用可能ですし、飯山温泉入口から本厚木駅までは大人ひとり340円ですのでそれほど料金はかかりません、是非ご検討ください。

飯山旅館組合ホームぺージ
公式HPはこちら
神奈川中央交通
公式HPはこちら

この記事を書いた人

大和なでし子

大和なでし子旅ブロガー

英語は不得意、中国語も怪しいレベルなのに海外ひとり旅を繰り返しています。最近は体力が落ちたのか国内旅行が主流になっています。体力の落ちた原因が加齢のせいだとは思いたくないお年頃になりました。

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