ベトナム・ダナンで可愛いお土産を買えるのはどこ?最新情報をお伝えします!
ベトナム

ダナンは例年4~5月に暑さのピークを迎えるのですが、ちょうど日本はゴールデンウィーク。お休みを利用してベトナムのダナンへお出かけになる方もいらっしゃるのでは? ダナンにはビーチリゾートもあるので、日本の忙しさから離れてリラックスした滞在を楽しめたらいいですね。

でも、せっかくの海外旅行ですからお買い物も楽しみたいですよね。ハノイやホーチミンほどショッピングの選択肢がないダナンだからこそ、ピンポイントで買い物スポットをおさえてしまえば、限られた旅行日数でも効率よくお買い物ができるのです。

バラマキ系からレアなローカル系、今はやりのオーガニックナチュラル系、そして女子なら大人買い必至のプチプラ&カワイイ形雑貨などなど、ダナンで買えるお土産とそのショップを、元在住者が最新の情報でお伝えします。

1. Hoa Ly(ホア・リー)-まるで日本にいるような気分でお買い物


ダナンのお土産屋さんとして絶大な人気を誇るのが、こちらのHoa Ly(ホア・リー)です。成田・ダナンの直行便が就航された2014年のオープン以来、ダナンを訪れる観光客だけでなく、在住者もとってもお世話になっているショップでもあります。

というのも日本語が流暢なベトナム人のご主人と、ベトナム在住歴13年の日本人の奥様が経営されているから。日本人のお客さんが安心して買い物できるように様々な工夫が凝らされているのです。

ハノイやホーチミンには観光客の心をぐっとつかむセレクトショップが軒並み揃っているのですが、ダナンにはそういったお店が非常に少ないので貴重な存在でもあります。

そのため、ダナンで「お土産と言えば、ホアリー」という合言葉があるようで、今や各メディアを通して頻繁に紹介される有名店になっています。

店内に入ってまず目につくのが、ビーズや刺繍のバッグやポーチです。定番のベトナム雑貨ですが、女子ならその可愛さに即買いしたくなるはず。ポーチや小物入れなどは非常にリーズナブルな値段設定なのでバラマキ用にも最適です。



また少数民族の布を使ったバッグやポーチ類もたくさん揃っているので、こちらもお見逃しなく。以前ご紹介したダナン近郊に暮らすカトゥー族の布小物なども手に入ります。カトゥー族の布製品は彼らの村へ行かない限りダナンではあまり目にすることができないので、見つけたら即買いをおススメします

今大人気のプラかごも多数揃っていて、迷ってしまいそう。

ちなみにプラかごとは、プラスチックのひもを編んで作られていて、元は市場で売り買いするものを運搬するのに使われていたものが、今では観光客向けにアレンジされたものになっています。丈夫な上に雨に濡れてもへっちゃらなので、よく売れているのだとか。


また本場から直接仕入れた、バッチャン焼きの器も、定番デザインだけではなく、新しいデザインや風合いのあるレアものまで幅広いセレクト。ちなみにユルワがホアリーで買ったもので一番多かったのは、バッチャン焼きの器でした。もちろん、日本に持ち帰って今でも愛用しています。

雑貨だけではなく、スーパーでは手に入らない食品やオーガニックプロダクトも人気を集めています。例えばココナッツチップスは素朴な味がヘルシーな感じ。そのまま食べても良し、お料理に使っても良し、ですね。

それから、ホアリー自慢の一品がこちらの「ファップラム」。ファップラムとはフエの宮廷由来の伝統工芸の七宝焼のこと。七宝焼技術がフランスから伝わったことから、フランスを意味する「ファップ」という名前がついたそうです。ダナンではホアリーのみの取り扱いなので、職人技による良品をお探しの方に特におススメです。

私たちが「欲しい!」と思うような定番ベトナム雑貨から、中部でしか手に入らない食品&雑貨、そして信頼できるメーカーのオーガニックプロダクトなどなど、「無いものが無い!」と思わせるような幅広いセレクトで、気がついたら両手いっぱいに買ってしまうなんてことも。

しかも、日本語OKのスタッフが常駐しているだけでなく、日本語のポップや価格表示もきちんとされているのに加え、何と日本円でもお買い物できちゃうというのですから、至れり尽くせりですね。

さらに、お買い物の相談や街歩きのアドバイスもしてもらえるので、現地をよく知るスタッフにおススメのレストランなどを聞いてみるのもいいかもしれません。

Hoa Ly
262 Tran Phu St., Hai Chau Dist., Da Nang

2. Danang Souvenirs & Cafe-ポップでカワイイ雑貨からレアなコーヒーまで豊富な品揃え


ダナンでお土産探しと言えば上述のホアリーともう1つ、ハン川沿いのノボテルホテルの隣にあるDanang Souvenirs & Cafeも有名です。

名前の通りカフェも併設されていて、開放的で居心地がいいことから、筆者ユルワも常連でした。時間によってはベトナム人でいっぱいになる人気店なのですが、うまく時間を外すと空いているので、ソファ席に陣取ってまったりした時間を楽しんだものです。

そして、気になるお土産はというと、これまた独特なセレクトで見ていてるだけで楽しいのです。

日本で10年以上前にベトナム雑貨がブームになりましたよね。当時は刺繍やビーズなどの女性好みの雑貨が大人気でしたが、Danang Souvenirs & Cafeで目にする雑貨はより新しくキッチュでポップなデザインの品物が多いです。

Tシャツやエコバッグ、ポーチ、マグカップなどは、男女関係なく手にすることができるデザインです。

また、おしゃれなパッケージのお茶やコーヒーなども充実していて、お土産用にもぴったり。スーパーで手に入るものはあくまで自分用かばらまき用。でもこちらで売っているものは、目上の方やお世話になっている方へのギフトに最適なハイクオリティの品物ばかり。

また日本でもブームになったココナッツオイル系プロダクトもなかなかのもの。リップクリームや石鹸はお手頃価格だったので自分用にもたくさん買ったものです。

さらに特筆すべきは「お買い物で社会貢献」ができる「ソーシャルプロダクツ」の取り扱いがあることでしょうか。ベトナムのトップクリエイターが設立したTohe(トーへー)は、ハンディキャップのある子供たちの芸術的な活動の支援を行い、子供たちの個性がはじける元気いっぱいの絵をモチーフにした雑貨を販売しています。

ダナンでToheの製品が手に入るのは空港出発ロビー1階のギフトショップと、こちらのDanang Souvenirs & Cafeのみ。バッグやポーチ、ノートパソコンケースなどのラインナップからお気に入りを探してみてください。

また、ダナンで20年以上支援活動を続けてきた、日系NGOによる縫製工房「アートさくら」の製品も忘れてはいけません。ダナン郊外にある養護施設「希望の村」にはダナン市内外出身の生活困難者や聴覚に障害を持った子供たちが集まっています。

そんな彼らの自立支援として縫製工房や刺繍製作の事業が始まり、現在アートさくらはオーダーメイドの衣類からお土産品の製造を手掛けています。実はユルワは在住時代にボランティアとして関わらせてもらった経験があるので、店頭に並んだアートさくらの商品を見ると感慨深いものがあります。

Danang Souvenirs & Cafe
34 Bach Dang Street, DaNang
公式HPはこちら

3. やっぱり外せないスーパーで掘り出し物を探そう


スーパーでのお土産についてはすでにネットなどで情報が多数が存在するため、あえてここでは、他では紹介されていないお土産品をご紹介したいと思います。

観光客がお土産選びをするのにちょうどいいスーパーとして下記のスーパーがよく紹介されています。

・Big C(コン市場のはす向かい)
・Vin Mart(ハン川沿い)
・Lotte Mart(リゾートエリアから比較的近い)

もちろん上記のスーパーなら定番のチュングエンコーヒー、お茶、ライム塩コショウ、ヌクマム、フルーツチップスなどの食品が格安で手に入るので、ぜひ訪れていただきたいと思うのですが、個人的にはもう1軒、街中のローカルスーパーを加えたいです。

それが、ホーチミン発のIntimex(インティメックス)。ダナンベトナム人が発音すると「インティメッス」になります。そんなインティメッスはダナン市中心部にあり、仕事帰りのベトナム人がバイクでふらりと買い物に訪れるコンビニみたいなスーパーです。

規模は小さいものの、これが侮れない品ぞろえで私もよく買い物してました。店内をくまなく偵察してみると、お土産にできそうなものをいくつか発見できました。

まず、ココナッツオイル。日本で買うと高額ですよね。ベトナムに限らず東南アジア各地のお土産用のオイルもそこそこのお値段だったりします。

私は在住中マッサージやスキンケアのために毎日使っていたので、コスパのいいココナッツオイルをずっと探していたのですが、なんとこのインティメッスでは、1Lで120,000ドン(約600円)で手に入ってしまったのです。他にも持ち運びがしやすいサイズが揃っていて、一番安いものは50,000ドン(約250円)ほどからあります。

器好きならベトナム大手「ミンロン社」の高級食器はいかがでしょう? バッチャンのぽってりとした素朴な器もいいものですが、ミンロン社の食器は、ホテルなどでも使われているので、デザイン的にもクオリティ的にもレベルが高いです。

高級とはいいながらも非常にリーズナブルなので、一式揃えたくなります。特にユルワは伝統祝祭の様子を描いたシリーズがお気に入り。

Intimex
2 Pasteur, Hai Chau District, Da Nang
公式HPはこちら

ダナンはお買い物があまり楽しめない弱点がありましたが、上記のようにピンポイントで攻めればあっという間にカバン一杯にお土産を買うこともできるんです。

さらに、最近では中心部や海沿いにも新たなギフトショップが増えてきているので、見かけたら覗いてみるのもいいかもしれませんね。もちろん、販売価格はバラバラなのでご注意を!

この記事を書いた人

ユルワ

ユルワベトナム/ダナン専門家

「女一人でどこへでも乗り込む」アラフォーのトラベルライター。主にベトナムの中で大人気のダナンを掘り下げて情報発信しております。 幼少のころから東京都内を転々とし、更に家族と札幌へ移住。そんな生い立ちからついたノマド癖。 モノはないけど海が超絶きれいな太平洋上の島国と激安激ウマのベトナム・ダナンで通算3年間に及ぶ海外暮らし経験有。次はどこで暮らそうかなと思案中です。

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