地下はビール倉庫、3階は民泊、屋上はバー。ダンジョンっぽい台湾の不思議空間
台湾

旅行嫌いの自分が旅行好きのアジア系オーストラリア人の奥さんと結婚したがために半年の世界旅行に旅立ってしまったのは2017年の2月。3ヶ月掛けてミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオス、タイ、台湾を回り、日本へ。

アジア諸国の中でも特に気に入った、台湾で出会ってしまった忘れられない超不思議空間をみなさんに知ってほしいと思ってレポートさせて頂きます!

旅嫌いの俺でも好きになった台湾


人気の旅行先として様々なメディアに度々取り上げられる台湾。


親日家によるおもてなし、歴史的観光地、ちょっとディープで賑やかなナイトマーケット、小籠包や魯肉飯、牛肉麺などの台湾グルメ等、魅力いっぱいで「私リピーター!」って言う方も多いでしょう。

そんなリピーターの方でも知らない、観光ガイドに載ってない台湾の不思議空間があるんです。

猫と金色のマネキン


一見するとオシャレなバーです。外から店内を覗いてみると、感じの良い店員さんが迎えてくれました。

「まぁ、靴脱いで入ってよ。(大人しい猫を指して)あ、うちのオーナーが夜逃げしちゃうからドア閉めてね」と軽いジョーク。入るのを躊躇していた自分もつい笑ってしまい、気がついたら中のソファに座ってました。

とにかくオシャレ


入ってみるとバーというよりオシャレな友達の家という感じで、全身金色のマネキンと折り畳み自転車とDJデッキとダーツと大画面モニターが目に飛び込んできます。


よく見ると色々な種類のビールやウィスキーやリキュールが並んでいてとにかくオシャレ。 最初に先程のジョークを放った彼(30歳前後)がお店のコンセプトと店内を紹介してくれました。

そう、実は彼がオーナーでなんと本も出版しているとのこと。そんな彼は自転車で世界旅行を決行するも志半ばで盗難被害に遭って断念したことがあるそうです。

よく見ると自転車でまわったことがある国に標しをした地図が飾られていました。日本も一周しているそうです。とんでもない人です。

そしてその彼が管理しているのは私が見た1階フロアだけでなく、5階建てであるそのビルを下から上まで全てというのです。

ちょっと半信半疑で聞いていたのがバレたのか地下から屋上まで紹介してやるということだったのでお願いしました。

ビル全体を自分でプロデュース


地下はビール倉庫になっていて、ユーラシア大陸を自転車で横断中に見つけたヨーロッパのビールや台灣の地ビール等が貯蔵されています。

1階は先ほど紹介したダーツと大画面モニターの部屋。

2階は中国の雰囲気が感じられるバーで、オーナー曰くここで友人やお客さんと餃子を作ったり、習字をしたりするそうです。変わってますね(笑)。

3階はAirbnbという民泊を経営していて、宿泊部屋が並びます。この辺りから階段が2つになったり、行き止まりがあったり、更にはリフォーム中で壁が剥がれていたり、廃墟感満載のダンジョンになってきます。

これは行った人しか見れないお楽しみということで写真は無しにしておきます。

4階も宿泊部屋が並んでいるのですが、1部屋変わった部屋があります。そこは映画の撮影で使われたことがある部屋で、その撮影時のまま家具や小道具が残されていました。

その映画のワンシーンもそこにあるDVDで見ることが出来ます。ベッドがあって寝れるとのことで、その映画で出てきた部屋に泊まりたいという人もいるとかいないとか。

屋上はルーフトップバーとなっていて人が集まる時はバーベキューをしたりして楽しむそうです。夏の夜に、ビールを飲みながらここで友達とワイワイやれたら最高ですね。

さて全てを紹介してもらって彼の話を信じ、下に戻ってきたのでここでやっとビールを注文です。しかしメニューがありません。

どうなってるんだ?と聞くと「俺がメニューだ。なんでも言ってくれ」と言うのです。彼はビールの本も出版するくらい知識が豊富なので、好きなビールの種類や銘柄を伝え、最初の一杯を彼に選んでもらいました。

パーティーの始まり


選んでもらったビールもその後に勧められた台湾のビールも大満足でした。そして少し経つと自分の好きな音楽を掛けるように促され、自分のスマホを大画面テレビとアンプに繋ぎDJ気分が味わっていると他のお客さんが来店。

常連さんのようでオーナーに紹介され一緒に飲むことに。更にオーナーの友達も加わりパーティーの始まりです。 

そして日本でもおなじみのダーツライブに誘われ真剣勝負! 盛り上がったついでに自分が主演している映画を見せるとみんなとても喜んでくれました。

ホントまさにイケてる友達んちって感じの不思議空間で時間を忘れて楽しんじゃいました。

たまたま行った日は宿泊客がいなかったので総勢7人のパーティーでしが、宿泊客の多い週末は20人近くになるそうで、実際フェイスブックページをチェックしたら世界各国からのゲストとパーティーしてるオーナーが見られました。

パーティーが苦手な人は平日の夜の早い時間、パーティーが好きな人は週末の遅い時間に行くといいかもしれないですね。 台湾リピーターの方も初めての方もぜひぜひ異国の不思議空間を満喫してください!

ちなみに場所は台北の原宿や渋谷と呼ばれる西門町の西側、淡水河のそばに位置します。 メインストリートから裏道に入るとオシャレな服屋やカフェが並ぶ一角にあるので探すのも楽しいですよ!

Beerbicycle
公式HPはこちら

くいだおれの台湾

趣味のスヌーカーを世界各国でプレイしてる俺ですが、残念ながら台湾にはスヌーカー(英国式球撞き)はなく、あってもビリヤード(米国式球撞き)ばかりで、そのビリヤードも人気がないので球撞きをせず美味しいご飯と観光を目的に台湾を楽しみました。

言葉に関しては、大学の時に第2外国語として取った中国語を使うことができたので嬉しかったのと、日本語が通じるお店が多くて便利でした。小籠包で有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)は並びますがオススメです!

この記事を書いた人

Toshi Okuzaki

Toshi Okuzaki旅嫌いの旅人

オーストラリア在住の俳優。2016年10月に主演映画Top Knot Detectiveが現地公共放送SBS2にて公開。ちなみに現在は様々な映画祭に出品中。Now Actors所属。 趣味はスヌーカーとバイクとヒップホップ。 旅行嫌いにも関わらず旅行好きのアジア系オーストラリア人と結婚したがために世界旅行を2017年2月にスタート。

ピックアップ

ピックアップをもっと見る

チャンネル

チャンネルをもっと見る