今年はシャンゼリゼのクリスマスマーケットがない! 決まったときは、そりゃもうショックでしたが、どうやら今年は違う場所がメイン会場になったようです。
そこは、パリ中心から離れた、ラデファンス(La défense)という駅、メトロ1番線の終点駅。ここに、2017年のパリで最も大きなクリスマスマーケットがあります。
さっそく行ってみましょう!
甘いものから食事系まで~
さて、とりあえず食べ歩きましょう! これ大事!
お店が道沿いではなく広場の中にあり、想像以上にたくさん並んでいました! ソーセージ、チーズ、ラクレット、クレープ、カヌレ……。
どうしよう!? 何食べよう!? 落ち着け、私!
タルティフレットとラクレット
ぐるぐる見てまわって、結局食べたのはこちらです。タルティフレット(tartiflette、手前)と、パンに挟まったラクレット(奥)です。
タルティフレットとは、フランスとスイスの間にあるサヴォア地方の名物料理。これは見たら食べたくなっちゃいます! いい匂い!
ブルーチーズやシェーブルが入っているので少しクセがありますが、とろっと溶けているので食べやすかった! 寒い時期にピッタリです!
ラクレットはこんな感じで売っていました。
ほかにもこんなものをお買い上げ!
ソシソン(sausisson)
サラミ風のソーセージ。試食しておいしかったので買っちゃいました。イチジク、セップというキノコ、クルミなど、中に入っているものもいろいろで、選ぶのも楽しい!
普通は豚の肉のものが多いのですが、ここのは珍しく鴨のお肉でした。鴨肉はカナール(canard)と書かれています。よかったら探してみてくださいね。
ちなみに、持ち帰っている間は「私、肉持ってます!」みたいな匂いがぷんぷんします。帰りの地下鉄の中とエレベーターの中で、「私、肉持ってます!」を存分に主張してきましたよ!
チル デラベル(tire d’erable)
カナダのコーナーで出合いました! メープルシロップのキャンディ、チル デラベル。
メープルシロップをくるくる~とまとめて、氷の上でならしてから渡してくれます。
寒いのに、持っていると溶けてきちゃう~! 写真を撮ってから、すぐパクッと食べました。あまーい!ですが、でも幸せな甘さでした。
ヴァンショ(vin chaud)
冬の定番、温かい赤ワインです。オレンジやレモン、シナモンが入っていて、酸味があり飲みやすいです。これにハチミツを入れる人もいるそうですよ。
食べ物以外にも~
レコードを使ったオブジェのお店がありました。
こちらはブックマーク屋さん。思わず足をとめちゃいました。
衣装屋さんや、マッサージチェアや……
え!? 風鈴!? どうした、おい!
この日は風が強かったので、元気にリンリン鳴ってましたよ! うん、寒さ倍増だぞ☆
凱旋門から一直線
近代的なビルが建ち並ぶオフィス街、ラデファンスです。クリスマスマーケットは、ラデファンスの駅から地上に出るとあります。12月28日までの11:00~20:00までやっているようです。
ラデファンスからは、凱旋門が小さ~くですが見えますよ。
Parvis de la Défense – 92400 Paris La Défense
2017年11月23日~2017年12月28日