韓国・ソウルで異彩を放っているカフェを見つけました。真っ赤な照明で見るからに怪しい雰囲気。外観を見る感じだとどんなお店なのかさっぱりわかりません!
今回はカロスキル(街路樹通り)にあるカフェ「BAT」に潜入取材です!
韓国の流行発信地「カロスキル」
韓国・ソウルでおしゃれな街といえばどこを思い浮かべますか? 多くの人がカロスキル(街路樹通り)を中心とした新沙洞と答えるでしょう。ここは表参道のような雰囲気の街で、洗練されたカフェやブティックが立ち並んでいます。
実験的アートカフェ「BAT」とは
実はこのカフェ、韓国のサングラスブランド「GENTLE MONSTER」が運営しているカフェなんです。時期によってカフェのコンセプトを変えているらしく、私が訪れた時は「Comic book, The Red」というテーマでした。どうやら店内で漫画が読めるカフェ、つまり漫画喫茶のようです。
ちなみに前回のテーマは「Coffee in the Farm」です。店内の床には土で敷き詰められていて、植物が沢山生えているというぶっ飛んだ内装でした。
入りづらすぎる「BAT」に実際に潜入してみた
どうしても気になってしまい、この上なく入りづらすぎる「BAT」に韓国人の友人を誘って行ってみました。コウモリのネオンが怪しく光っています。
自動ドアが開いてびっくり。店内は赤くありません(笑)店員さんの佇まいも非常にクールです。
実際に1階で漫画を読む人は少ないらしいのですが、1階でも簡易的な椅子があるので漫画を読むことができるようです。
こちらがメニュー。利用料10,000ウォン(約1,000円)払えば1日中いられるシステムになっています。ドリンクも200円からなので意外とリーズナブル。利用料を支払うとガイドブックと石鹸を貰えます。なお先払い制です。
普通のカフェだと思って来たので、今回はとりあえず見学のみ! 店内を見学したいと友人が店員に伝えると快諾してくれました。
漫画のジャンルごとにフロアが分かれています。とりあえず地下のロマンスに行ってみました!
想像以上にお客さんがいました。店内にいたお客さんたちは、黙々と漫画を読んでいて、店内は静か。喋れる雰囲気ではありません。
2階へ行ってみました。左右対称な美しい空間がキューブリック映画のセットを彷彿とさせます。椅子はふかふかなので長時間座っても疲れません! なぜか訪問時は座り心地の良いはずである2階にはお客さんがいませんでした。
ずらーっと沢山の赤い本棚に赤い本が並んでいます。全ての漫画に赤いブックカバーを施す徹底ぶりが凄い!
実際に開いてみると、日本の漫画が非常に多い。しかし韓国語版に翻訳されてしまっているので理解できません(笑)もちろん英語の漫画もあります!