浜松のとあるホテルの売店で見かけた可愛いらしい小物。そこで初めて遠州綿紬というものを知りました。鮮やかでありながら上品さを感じる色合いに一目惚れ。
調べると浜松市内に工房があるということで連絡をしてみると快く写真撮影の許可をくださり早速訪れてみる事にしました!
遠州綿紬とは?
浜松市の閑静な住宅街にある小さなぬくもり工房。その名前の通り温かなぬくもりを感じる日本の伝統工芸品・遠州綿紬の小物を販売しています。
浜松周辺の遠州地方では温暖な気候に恵まれ棉作り(わたづくり)が盛んで冬の寒い時期に農家の冬仕事として「機織り」が始まりました。糸を紡ぐ、染色する、織るといった作業をそれぞれ専門の職人さんが分業で担当し伝統工芸「遠州綿紬」を作り上げています。
こぢんまりとした店内の中には機織り機が置かれ、周りには遠州綿紬を代表する縞柄の巻物がずらり。
今ではその柄の数は150種類以上。伝統工芸というと格式高く少し重い感じがするかと思いますが、遠州綿紬で使われる色彩は柔らかく上品で心が落ち着きます。たて糸とヨコ糸が織りなす色は「遠州の四季」から生まれた日本の色だとか。和色という色合いは自然や四季を大切にする日本人ならではの独自の美の感覚で日本が誇るものだと感じます。
誰かに贈りたくなる素敵な小物がたくさん!
ちょっとしたプレゼントに最適なハンカチ。贈る相手のイメージに合う色が必ずあるはず。富士山のマークや名前の刺繍入りもあります。
こちらはエコバック。マチもあり意外とたくさん入ります。買い物はもちろん、通勤や通学などに活躍しますね。「若草」「天の川」「曼殊沙華」などとつけられた色の名前も素敵です。
これは「若草」です。
こちらはスリッパ。木にとても合う色合いのスリッパで履き心地も抜群。
玄関に並んでいたら気分もあがりますね! 自宅の洗濯機で洗えるのも嬉しいです。
メガネケースもお洒落。
こちらはお弁当包み。お弁当の時間が楽しみになります。
落ち着きのある「夜富士」という色。
実際にお弁当を包んでみるとこのような感じになります。縞のグラデーションがとても素敵でしっかりとお弁当を包み込んでくれます。
こちらはマグネットがついている木の持ち手。
どのように使うかというと・・・
自分の好きな風呂敷などを木の穴に通せば即席のカバンに変身!
その日の気分に合わせて布を変えるのも楽しいですね。
スタッフの方が教えてくれました!
この他にもエプロンやカバン、洋服などがありどれも欲しくなります。
素敵なギフトにしたりご自身用に購入して毎日の生活に彩りを添えてみませんか?
浜松市浜名区染地台 3-12-25(駐車場有り)
営業時間 /10:00-18:00(水曜定休)
TEL:053-545-6391
FAX:053-545-6493