近年、日本でも注目されている世界最大の天空の湖、それがウユニ塩湖です。南米大陸の真ん中の国、ボリビアにその天空の湖はあります。
その絶景を求めて世界中から旅行客がやってきます。そして日本からの旅行者もここ近年で増えています。
そんなTVやCMでも映し出される天空の湖、ウユニ塩湖の絶対に失敗しないツアー選びをボリビア在住5年のZICがお届けします。
狙うは雨の季節! 1~3月がおすすめ!
よくネットの写真などで、塩湖の上に水が溜まって上空の雲や空が映し出される鏡張りの景色があります。せっかくウユニ塩湖まで行くのなら、その鏡張りの絶景を見たいと思いませんか?
それには、雨が降ることとツアー当日が快晴であることが絶対条件になります。雨のタイミングや天気の関係もあってなかなか見るのが難しいのですが、見られる確率が高い1~3月の時期をおすすめします。
というのも1~3月はボリビアの雨期にあたり、ざっと雨が降りしきったあとに晴れれば、鏡張りの美しいウユニ塩湖を見られるからです。
雨がなくても大丈夫? 鏡張りポイントを知っているツアー会社
ウユニ塩湖に隣接しているウユニという町にはたくさんのツアー会社があります。世界的観光名所ウユニ塩湖がすぐ近くにあるわけですから当然です。そんな時、たくさんある中でどのツアー会社を選ぼうか迷います。
ここで、おすすめしたいツアー会社が穂高ツアー(ホダカツアー)です。ボリビア人が経営するツアー会社ですが、なぜかホダカツアーという名前です。
スタッフがすごく親切で評判がよく、日本人旅行者もたくさん利用しています。ここは鏡張りになるウユニ塩湖のスポットをよく知っていて、雨が降らなくても水が残っているポイントに連れて行ってくれることもあります。
日本人旅行者も多く利用するツアー会社です。ツアーはランドクルーザで乗り合わせになりますので、日本人同士だと安心です。そういった意味でも、このホダカツアーはウユニ塩湖ツアーでおすすめのツアー会社です。
いろんなオプション! 最適なツアー選び
ウユニ塩湖のツアーはざっと分けて、サンライズツアー(日の出)、1日ツアー、サンセットツアー(夕焼け)、星空ツアー、そしてウユニからチリの国境を抜けた場所まで行く2泊3日の奥地ツアーなどがあります。
サンライズツアーは、ウユニ塩湖の日の出を見に行きます。ウユニの町から塩湖まで1時間ほどかかりますので、早朝3時集合となっています。日の出を見たあとは午前9時ごろにウユニの町に戻ります。
塩湖の上に水がたまり、一面鏡張りの朝焼けは一見の価値ありの絶景です。
1日ツアーは、朝8時頃に出発し、昼食を塩湖の塩のホテルのレストランで食べ、その間にいくつかの観光スポットを回り、夜の6時頃にウユニの町に戻ります。
サンセットツアーは夕焼けを見に行くツアーで、午後3時ごろツアー会社に集合です。夜にはウユニの町に戻ります。
そして、星空ツアーはウユニ塩湖の満天の星空を見に行くツアーで、午後11時ごろから午前2時ごろまでとなります。
旅行の日程やその日の天気などにもよりますが、ぜひおすすめしたいのは、サンライズツアーとサンセットツアーです。
標高3,600mのウユニ塩湖は空と雲が本当に近く、日の出と夕焼けの太陽の色合いが抜群に映えます。鏡張りになっている時ならなおさらです。その絶景はぜひ、見てほしいです。
1日ツアーだと、サボテン島と呼ばれるインカワシ島や列車の墓場といった観光スポットに立ち寄りますが、1日移動するのは本当に疲れます。標高の高い場所で、高山病の心配もあります。
ウユニ塩湖だけを楽しみたい場合は、早朝のサンライズツアーに参加して、ウユニの町の宿で少し休み、午後からサンセットツアーに参加するというのがおすすめです。
また、2泊3日でボリビアのウユニからチリまで抜けてゆく奥地ツアーと呼ばれるプランもあります。かなりの体力自慢におすすめのツアーです。
エメラルド色の湖や、標高5,000mを超える所にあるフラミンゴがたくさん生息する湖など、世界中のバックパッカーが目指す場所を巡ります。
ウユニ塩湖とはまた一味違う、ここにしかない絶景を堪能できます。