■ライター情報 西山さくら 2013年10月より協力隊員としてボリビア在住。 市役所に所属し、DV・児童虐待防止の啓発活動等を行う。 スペイン語とケチュア語(民族言語)の習得に奮闘中。 お祭りに向けてTinkuという民族舞踊を猛特訓中。 本来業務のほか小学校でおりがみを教えているが、元気いっぱいの子どもたちに翻弄されている。 |
海を想う日
今回はボリビア(正式名称:ボリビア多民族国)の地域・気候についてご紹介します。
ボリビアは南米大陸の中央に位置し、ブラジル、ペルー、チリ、アルゼンチン、パラグアイに囲まれた内陸国です。
アンデス山脈やアマゾン地帯があり、多様な気候と鉱山資源、動植物に恵まれています。
ニュース番組のキャスターの背景に気象情報が流れます。「ラパス6℃ コチャバンバ16℃ サンタクルス 32℃ ・・・」標高によるものなのですが、かなりの気温差があります。
ちなみにボリビアにも四季があります。南半球なので日本と時期は反対です。
国民の祝日の一つに海の日(3月23日)があります。以前は海に面する地域も国土として所有していましたが、1880年に戦争でチリに負け、海を失いました。
海の日はボリビア人が海を想う日なのです。
ラパスにある空港は世界一高い空港と呼ばれています。
また、世界一高い湖のチチカカ湖もあります。ラパスは首都であり、たくさんの人が行き来し、たくさんの車が走っています。
東京が富士山山頂付近にあるようなものです。
多くの日本車が地球の裏側にある標高4,200mの街を走っていることに未だに不思議な感覚を覚えます。