豊富で新鮮な魚介が有名な富山湾、振り返れば3000m級の雄大な北アルプス立山連峰。ニューヨークタイムズ紙が「2025年に行くべき52カ所」に富山市を選びその魅力が注目されています。今回は富山を代表する雄大な自然を堪能できる穴場の展望台をご紹介いたします。
目指すは富山市役所
今回ご紹介する展望台があるのは富山市役所(県庁ではないのでご注意を!)。近くには富山城があり観光ルートに組み込みやすい場所にあります。目印は鉄塔。展望台はこの鉄塔の最上階にあります。
出入口がいくつかありますが、今回は光の広場がある南玄関から入りました。ガラスの街らしく明るい建物です。
中に入ると開放感あふれる吹き抜けのホール。
吹き抜けのホール(地図上では市民ホール)に展望台行きのエレベーターがあります。
こちらが展望台まで行くエレベーター。反対側のエレベーターでは行くことができないので気を付けましょう。
その名も「立山あおぐ特等席」
到着しました! 地上70mの展望台。エレベーターの扉が開いた瞬間から絶景が目に飛び込んできます!
立山連峰を望む方角には椅子がもうけられゆっくりと景色を堪能することができます。
この日はあいにく雲が出ていてはっきりと山々を見ることができませんでしたが、富山市の街並みを楽しむことができます。
驚きなのは、この展望台は入場料が無料ということ! 360度ぐるっと一周できるようになっています。西には呉羽丘陵、北には富山湾、そして眼下には富山市の街並みが広がり富山の街を全て見渡せます。
南側には富山城と城址公園を見下ろすことができます。
展望台は土日祝日も解放されています。夏の時期は21時まで解放されているので夕日や夜景の時間帯にも訪れることができます。
4月~10月の間は(月~金曜日)9時~21時 (土日祝日)10時~21時 の間で開放とされています。
冬の期間は時間が短縮され、年末年始は休館となりますので、訪れる前にホームページなどでご確認ください。
クリスマスの夜と1月1日の早朝は解放されるので、イルミネーションや初日の出の景色を楽しむことができます。
ぜひ「特等席」で富山の絶景を堪能してみてください!
富山県富山市新桜町7番38号