北アルプスの麓に位置する白馬村は、冬は良質の雪を楽しめるスキーやスノボ、夏は登山やアウトドア好きの人々で賑わう旅先。ただ、ウィンターシーズンとグリーンシーズンの境目は比較的閑散期にあたり、オープンしていない施設もチラホラ。今回は、営業状況に左右される施設ではなく、入場料不要の自然のビュースポットをご紹介します。
白馬大橋
村の人に「どこか白馬三山がキレイに見えるスポットはないですか?」と聞いた時に教えていただいたうちの一つが、ここ白馬大橋。日本の道百選にも名を連ねていて、山々と清流の美しいコラボが見事です。
八方インフォメーションセンター(白馬八方バスターミナル)も徒歩圏内なので、白馬村の中心エリアに泊まれば車がなくてもレンタサイクルや徒歩でもアクセスできますよ。
橋の北側の川沿いに車を停められるスペースがあります。車の場合は、橋の途中に駐車をして地元の人に迷惑をかけることのないように心がけましょう。
大出公園
村の人おすすめのもう一カ所がこちらの大出公園。大出公園は村と地元住民が一緒になって作った美しい公園。
姫川の清流と、吊り橋越しに見える白馬三山が絵葉書のような景色を作り出しています。上の写真は展望スポットからのものですが、駐車場から10分もかからずにアクセスできる場所にあるので、非足を運んでみてください! 魂の洗濯スポットです(笑)
「大出ブルーム」という看板がありますが、この場所は村随一の桜の名所だそうで、5月には清流と白馬三山、咲き誇る桜の花のコラボレーションが楽しめます。
白馬ジャンプ競技場
白馬ジャンプ競技場は、日本ジャンプチームが金メダルに輝き日本中に感動を与えた1998年長野冬季オリンピックで使われた舞台です。原田選手の祈るような「ふなきぃ~」の言葉に、日本中が固唾をのんで見守ったものです。今でも過去の映像とわかっていても、あの時の映像が流れるとドキドキしちゃう…という人も多いのではないでしょうか。
ノーマルヒルとラージヒルの間に設けられたリフトでスタートタワーの入り口までアクセスできます。タワー3階からはラージヒル、2階からはノーマルヒルの選手がスタートする時に見える景色やその高さ、高揚感を味わえますよ。
リフトを利用する場合は大人460円のリフト代が必要ですが、リフトに乗らずに外周観覧エリアから見学するだけなら無料。遠くからの姿はまるでヨーロッパのお城です!
無料スポットも組み合わせて上手に旅を楽しみましょう!
白馬には素敵なスポットやアクティビティが沢山ありますが、毎度毎度、家族分支払うと予算オーバー! ということも。また、季節によっては「開園前」や「休業中」であることもしばしば。有料スポットに、季節や時間に左右されない無料で楽しめるスポットを上手に組み合わせて、思い出に残る旅を楽しんでくださいね。