「布引の滝」へは新幹線・新神戸駅から徒歩10分!都会の山でマイナスイオンを浴びよう
日本

新幹線・地下鉄駅から徒歩10分の滝「布引の滝」

港町のイメージがある神戸ですが、海と山が近いので、手軽にダイナミックな山の景色も堪能できます。その代表格が日本の滝百選にも名を連ねる「布引の滝」。新幹線を降りて、整備された遊歩道を約10分~15分のウォーキングで到達できる、超マイナスイオンスポットをご紹介します!

新幹線・地下鉄駅から徒歩10分の滝

「布引の滝」として知られていますが、実は1つの滝を指すものではなく、雄滝(おんたき)・雌滝(めんたき)・夫婦滝(めおとだき)・鼓ヶ滝(つつみがだき)の4つの滝の総称なんです。

新幹線で神戸駅に着いたら、まずは1階へ。そのまま布引の滝に向かってもいいのですが、せっかく登山支援拠点「トレイルステーション」が設けられているので、立ち寄ってみましょう。荷物も預かってもらえますよ。

新幹線・地下鉄駅から徒歩10分の滝「布引の滝_トレイルステーション

トレイルステーションではマップの提供や、滝までのルートも教えてもらえますよ。滝まではこのトレイルステーションに向かって左手に歩き、建物の外に出たタイミングで左へ。あとは道なりに進むだけです。

橋を渡った付近で一カ所、「どうしようかな…」と、迷うポイントがあります。雌滝が左で雄滝が右。「どちらも行きたいんだけど…」と思いませんか? ここはどちらでもOK。雌滝を見た後に雄滝ルートへ合流する道がありますし、雄滝に先に行って、帰りに雌滝に合流する道を降りて雌滝を訪れることも可能。

快適なハイキングコース

割と最初の段階で階段が登場しますが、しんどいと感じるのはここだけかもしれないので、頑張って登りましょう。高齢者じゃない限り大したことない階段です。

新幹線・地下鉄駅から徒歩10分の滝「布引の滝_階段

あとはほぼ緩やかな坂道。舗装されていますので、歩きやすく、スニーカーでも大丈夫です。雨が降ったの後は滑りやすいので気を付けましょう。枯葉の上も滑ることがあるのでできれば避けましょう。

新幹線・地下鉄駅から徒歩10分の滝「布引の滝」

遊歩道の横は川が流れていて、しばらく歩くと「鼓瀧」と彫られた岩が出てきます。

新幹線・地下鉄駅から徒歩10分の滝「布引の滝」_「鼓瀧」と彫られた岩

本来8mの滝があるらしいのですが、木々が邪魔で見ることができません。もしかしたら冬場だと葉が落ちて見えるのかもしれませんね。

ここは軽く見学して、雄滝へと向かいます。

2段の滝で構成されるダイナミックな雄滝

雄滝に到着。雄滝は2段の滝で、1段目の滝からすごいしぶきが飛んできます!

2段の滝で構成されるダイナミックな雄滝_新幹線・地下鉄駅から徒歩10分の滝「布引の滝」

これは朝の写真ですが、滝壺に日が射し込むお昼前後だと、滝壺がエメラルドグリーンに見えそうな雰囲気がありますね。

2段の滝で構成されるダイナミックな雄滝_休憩スペース_新幹線・地下鉄駅から徒歩10分の滝「布引の滝」

雄滝の前には休憩スペースが設けられていて、思いっきりマイナスイオンを浴びることができます。ですが写真でおわかりのように、晴れていても水浸しになるくらいのマイナスイオンなのでお気をつけて!

みはらし展望台から神戸の街を一望

雄滝で引き返して雌滝経由で戻ってもいいのですが、もう少し上った場所に「みはらし展望台」があるのでそちらにも行ってみましょう。

みはらし展望台から神戸の街を一望_新幹線・地下鉄駅から徒歩10分の滝「布引の滝」

みはらし展望台からは神戸市街、大阪湾が一望! この布引の滝のハイキングコースは、アジア系のインバウンドが少なく、国内客や、自然が好きな欧米人旅行客が多い印象。某タイヤ屋さんのグリーンガイドの一つ星として知られているのが理由かもしれませんね。

帰りは往路でスキップした雌滝経由で。ハイキングコースを下っていくと右手に雌滝へ降りるルートがあるので、見逃さないように。

新幹線・地下鉄駅から徒歩10分の滝「布引の滝」

でもまぁ、ハイライトは2段の雄滝かな…といった印象ですね。せっかく行くなら雄滝はマスト、欲を言えばみはらし展望台へ足を延ばすのがおすすめです。

この記事を書いた人

ヒイラギ

ヒイラギトラベルライター

国内中心に飛び回るトラベルライターです。心に残る風景、注目のグルメ・イベントを中心にお伝えします。

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