東京都の島「神津島・式根島・新島・利島」安く早いアクセス方法を伝授します!
日本

伊豆諸島

東京の島・伊豆諸島。東京とは思えないほどの美しい海があり、温泉も多くとても魅力的な島々だ。しかし大型フェリーでいくと最大で12時間かかり、ハードルが高いのも難点。
東京から飛行機が出ている島もあれど値段はフェリーの2倍以上かかる。そこで、島人から学んだ、最大約3時間削減し、飛行機よりも断然安く行ける、神津島・式根島・新島のアクセス方法を伝授したいと思う。

おさらい・通常の島への行き方

海あり、温泉あり、新鮮な海鮮に緑あり、と東京とは思えない魅力の詰まった伊豆諸島。その中でも人気の高い新島・式根島・神津島への行き方は通常3通りある。

大型船フェリー(東海汽船

大型船 橘丸 東海汽船
メジャーな交通手段は、浜松町の竹芝桟橋から出航している東海汽船の大型船で行くこと。大型船は通常、東京から島に行く際には、夜10時頃出航し、島から東京に戻る際には日中出航になる。
大型船で島に行くと、新島で約10時間半、式根島で11時間、神津島で12時間かかる。
メリットは大型船はお手頃価格というところ。閑散期だと往復で1万円~1万2千円ほどで行くことが出来る。(等級が2等の場合)2等は雑魚寝だが、片道+3千円ほどすれば、ゲストハウスのような2段ベッドの部屋で寝ることができる。
デメリットはやはり時間がかかること。東京から島に行くときは夜中便なので、船で夜は寝て、一番遠い神津島でも午前中に着くので、その日1日は遊ぶことが出来る。しかし島から東京に戻るときは、日中に出航するため、東京に着く頃にはもう20時頃。関東近辺の方は家には戻れるが、関東外から来た方は東京でまた1泊しなければならない人もでてくる。

飛行機

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飛行機でも伊豆諸島は行ける。調布から出ている新中央航空では、新島と神津島に行くことができる。
メリットは何と言っても所要時間。調布から新島まで40分、調布から神津島までは1時間25分で着くので、飛行機が離陸したら着陸態勢の準備をする、くらいの速さだ。
式根島に行きたい方は新島に飛び、その後連絡船にしきにのり、合計で交通時間が1時間ほど(乗り換えの待ち時間を除く)。利島であれば、調布から大島まで飛行機で25分かけて飛び、その後東海汽船のジェット船または大型船に乗れば、合計で長くても1時間45分ほどでついてしまう(乗り換えの待ち時間を除く)。
デメリットはご想像通り、金額だ。飛行機はやはり値段は張ってしまう。通常、調布から新島まで片道14,100円、神津島までは15,300円かかるので、大型船を2等室で乗った場合の往復以上の金額が、飛行機の片道金額になってしまうのだ。

ジェット船(高速船)

ジェット船 高速船 東海汽船
あれば嬉しいのが東海汽船から出ているジェット船。値段も一番遠い神津島で閑散期が片道9,000円代なので、飛行機よりお手頃、大型船より時間がかからず行くことが出来る。所要時間は一番遠い神津島で約4時間。大型船の3分の1の時間で行けてしまうのだ。しかしこのジェット船、夏はほぼ毎日新島から神津島までも出航しているが、繁忙期をすぎると週1回となり、1月~3月頃はジェット船自体が大島以外に就航しない。繁忙期以外はなかなか使用できない乗り物だ。

時間にもお財布にも易しい!?3時間短縮の方法とは

筆者が大型船でそれぞれの島に行っていた時、島の人々にもっと賢い方法があると行って教えてもらったものをお伝えしようと思う。この方法は、大型船よりも大幅に時間をカットし、飛行機代よりもお金のかからないミラクルな方法だ。

ミラクルな方法、それは大島まで大型船で行き、ジェット船に乗り換えるという方法である。
東京から大島まで大型船で4時間半かかる。しかしその道程をジェット船では最短1時間45分で到着してくれるのだ。そうすると、最大約3時間は短縮できる。(出航時間が月により異なるので、短縮時間は異なります)

この方法は島から東京へ帰る時に効果的。東京から島に行く際は、ジェット船の時間と大型船の時間がうまく合わさらないので、おとなしく大型船で行くか、飛行機で行ってしまうのがいいだろう。

運賃も、一番遠い神津島から大島までは一番安い2等席で1,000円代~2,000円台(季節によって変動あり)。そして大島から東京までのジェット船は5,000円~7,000円代(季節によって変動あり)なので、合計6,000円から高くても1万円弱で帰ることができ、飛行機に乗るより約5,000円も削減できるのだ。

大型船より時間が短縮でき、飛行機より安く行ける。ものすごくオトクな方法である。

この方法でいける島の魅力をおさらい

上記の方法を使って行ける島は4ヶ所。利島・新島・式根島・神津島だ。

椿に80%囲まれた小さな島・利島

利島 町並み
利島は、島の木々の80%が椿の花という小さな島。筆者はここでは是非皆さんに「何もしない」をしてほしい。人口約350人ほどの小さな島は、外食出来る場所がほぼゼロ(2件ほどあるが予約しなければ行けないので、旅行者にはハードルが高い)。スーパーのようなものも2件ほど。砂浜があって海で泳ぐ!という場所でもない……しかし夜の星はものすごくキレイで、島の展望台からは広い海や富士山が見渡せる素晴らしい景色。桟橋の端っこまで歩けば、まるで海の真ん中に立っているように180度、海を見渡せる。自然の音のみが聞こえる、美しい場所だ。
利島 桟橋

マーブル色のように美しい海を持つ・新島

新島 海
サーフィンで人気の島・新島。砂浜が白とグレイの間の色をしているため、海はマーブル色のようで可愛らしい。海で遊ぶのももちろんだが、海の真横にある無料の温泉があったり、砂風呂を楽しめたり、トレッキングもできるので冬に行っても楽しめる。またオリーブ色が美しい新島ガラスを体験で作ることもできる。
是非食べていただきたいのは島寿司。様々な白身魚の漬けが楽しめる。

ファミリー層にも大人気の温泉天国・式根島

式根島 温泉
夏は泊海岸という海岸で、ファミリー層の観光客で大人気の式根島。冬は何と言っても無料の天然温泉。なんと無料の温泉が3つもあり、どれも全く違うのでそれぞれ楽しむことが出来る。式根島は、映画・男はつらいよの撮影場所になったこともある。高い場所から見ると、緑に囲まれ建物が見えないほど木々が豊か。また、ダイビングやカヤックも人気でトロピカルな魚にもであうことが出来る。
式根島 泊海岸

神々が集うパワースポット・神津島

神津島 海
神々が集う島と言われる神津島。大型船で神津島に着く時に見た海は、はっと息を飲むほど美しい。山がとても印象深く、まるで雪が積もったような白さをしている天上山。トレッキングが大人気な場所だ。また夏には赤崎遊歩道から飛び込んで遊んだりする人も多い。
神津島 なんちゃ~れセンター
近年ではパワースポット巡りも人気な、美しい自然に囲まれた贅沢な島だ。また、なんとキンメダイも獲れるようで、よっちゃーれセンターではキンメダイの定食がなんと1,000円。他にも大満足の魚料理が食べれる、”豊富”な島なのだ。
神津島 天上山

時間もお金も節約して、大満足な島旅へ。

式根島 海
週末旅を政府が推薦する今。是非東京の島旅をしてみてほしい。お金も時間も節約し、魅力たっぷりな島へ是非旅にいこう。

島には夏よりも冬に行く方が好きです。

島っというと夏を思い出しがち。たしかに海があるし夏のイメージをしやすいのであろう。でも筆者は断然冬の島の方が好きだ。
人が少なく観光場所も見やすい。空気が冬の方がキレイで富士山や遠くの島がキレイに見えたり、美しい夕焼けを見れるのも冬の方が可能性が高い。
星空だってもちろん冬。温泉を120%味わえるのも冬。海の幸がおいしいのも冬……。島での冬の魅力は半端ない。
そこで足止めさせていたのが交通手段だったが、お金も時間も短縮できるこの方法を島人からきき、目からウロコとはこのことかと思った。月1で伊豆諸島に行っている筆者だが、2週間に1度とかにならないかが、今心配である。

この記事を書いた人

Fujico

Fujicoフリーライター/地域観光プロモーター

2015年に独立。主にフリーライターとして活動している。専門としては、トラベルや観光地域プロモーション。そして英日の翻訳・通訳も行っている。独立前は畑違いの販売業で、店舗マネージャーを務め、大阪で日々汗を流していた。 広く色々な場所にいくよりも、一つの場所を開拓するのが好きな性分で、今は月1以上のペースで東京の離島・伊豆諸島に通っている。趣味は「観光客がいない素晴らしい場所を見つけ出し、それを紹介して喜んでもらうこと。そしてその後どや顔する」ことである。音楽と英語をこよなく愛す、目指せボーダーレス女子。

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