旅好きの人にとって憧れの国のひとつ、インド。
インドを訪れたら、あのタージ・マハルを見ておきたいですよね。しかし、何かとハードなインド旅行。特にタージ・マハル周辺は旅行客にとって難易度高めな街です。
そんなインドの洗礼に負けず120%楽しむためにも、タージ・マハルのある都市、アグラのオススメの楽しみ方をご紹介いたします!
まずは世界一美しいお墓へ
メインはやはりタージ・マハルです!
タージ・マハルは眩しいくらいに白く、その大きさにも驚きます。インドの砂埃の中、なぜこんなにも白い状態なのか本当に不思議です。
タージ・マハルは、ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、亡くなった妻ムムターズ・マハルのために作らせたお墓です。お墓がこの立派さとは、夫の妻への愛の深さを感じます。
この4隅に建っている塔は、倒れたときにタージ・マハルにぶつからないように外側に傾いて建てられているそうです。
言われてみれば外側に傾いているような……?
これはタージ・マハルの内部。人の大きさと比べると、タージ・マハルがいかに大きいか分かります。ちなみに、タージ・マハルの観光客は圧倒的にインド人が多いです。
また、外側からみると真っ白な印象ですが、内部には模様が描かれています。黒い模様は、コーランが書かれているようです。
タージ・マハル観光のポイント
タージ・マハル観光は早起きして行くのがオススメ!
朝は空気が澄んでいるので、タージ・マハルの白さが際立ちます。
また、中に入るまでにセキュリティーチェックがあり荷物を預けたりする必要があるので、到着してから中に入るまで結構時間がかかります。昼頃にはたくさんの観光客がいて動くのも大変ですし、日差しが本当にきついです。
タージマハルの営業時間は日の出~日の入りまでと、ぼんやりしているので、具体的に何時位から営業しているかは信頼できるインド人に聞きましょう。私は9月の朝7時くらいに行きました。
タージ・マハル内で写真を撮ろうか? と聞いてくるインド人がいますが、結構上手に撮ってくれるのでチップを払って頼むのもアリだと思います。
大体2時間あれば十分に観光できます。
Agra, Uttar Pradesh 282001 インド
アグラ城塞から眺めるタージ・マハル
タージ・マハルを見てアグラの観光を終わりにしたらもったいない! タージ・マハルの次はぜひアグラ城塞を訪れてください。
アグラ城は、タージ・マハルとは一転して真っ赤なお城です。インドでは赤が権力を表す色のため、多くの城が赤色です。
実はこのアグラ城は、タージ・マハルを作らせた夫シャー・ジャハーンが幽閉されていた城。
シャー・ジャハーンが死ぬまで暮らしていたとされる部屋からは、タージ・マハルを眺めることができます。
シャー・ジャハーンはタージ・マハルの対岸に自分の墓を作る計画をしていましたが、叶うことなく亡くなりました。
シャー・ジャハーンが、毎日どんな気持ちでタージ・マハルを見ていたのか考えると少し切ないですね。
正面から見るタージ・マハルだけではなく、是非このアグラ城のシャー・ジャハーンの幽閉された部屋からのタージ・マハルも見て下さい。また違った見方ができると思います。
アーグラ城塞観光のポイント
タージ・マハルからアーグラ城塞へのアクセスは、オートリキシャで20分くらい。
アーグラ城塞は広いので全て見るには3時間以上かかります。時間のない人は、見たい部分を決めておくと良いです。
Rakabganj, Agra, Uttar Pradesh 282003 インド
隠れた名物!リス使いのおじさん
個人的に感動したのが、このリスを手なずけたおじさん。アグラ城塞周辺に、シマリスを手なずけたおじさんがほぼ毎日います。
おじさんにとても懐いており、手や腕にのっていたり、そばから離れようとしません。
声をかけると、自分の手の上にのせてくれます。インドに疲れた人には最高の癒しです!
自分の手に乗せて写真を撮ったりもできます。なかなか不思議な体験ですので、おじさんを見かけたらぜひ声をかけてみて下さい。(50ルピー位が相場)
アグラの街にはシマリスがたくさんいますが、餌を挙げても手の上には乗ってこないので、このおじさんは多分凄いと思います。
子供の写真を撮ってみて!
次にアグラでやってみて欲しいのが、子供の写真撮影。
インドの子供たちはどこの都市でも「写真を撮って」と言ってくることが多いです。実際に写真を撮ると、なぜかお金を請求されます。払わなくても特に問題は起きないので、私は暇なときに撮るのですが、アグラの子供たちは慣れているのか、他の都市の子供たちとは完成度が違います。
フォーメーションが完璧。後で見返すと面白い程きめきめな写真が撮れるので暇な時にやってみて下さい。
※自分から撮ったときは10ルピーくらい渡した方が良いと思います。
アグラを訪れる際にはぜひ参考にしてみてください! アグラの街を十分に満喫できますように!