2017年NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」のメイン舞台は浜松市! ですが、少し羽を伸ばして静岡市はいかがでしょうか。静岡県と言えば、富士山は勿論歴史では徳川家康ゆかりの地など、見所いっぱいです! 今回はその魅力をご紹介します。
とりあえず静岡駅まで来たけどどこに行こう?
今川氏が隆盛を誇った駿府の城下町。現在の駅前はお店が立ち並ぶ繁華街。マルイや109などのファッションビルから商業ビルまで、何でもあります。目的を持たず散策していても、駅前はお店が並び賑わっているため楽しめるでしょう。
今回は、静岡駅(新静岡駅)から徒歩でも行くことができる駿府城へ行きました。
駿府城公園は無料でも十分楽しめる観光スポット
駅から徒歩で15分ほど歩いたところに見えてくる駿府城。今川義元への服従の証として、竹千代(徳川家康)が8歳から人質として暮らしていたことでも有名です。
日本100名城にも選出されています。現在は、県庁、学校、文化会館、福祉会館などに囲まれています。
家康公の散歩道。整備されており、歩きやすいです。
中学校で習う『東海道中膝栗毛』ですが、著者である十返舎一九は駿河の府中(現静岡市)の出身なのです。
駿府城公園内は無料で回ることができます。広大な敷地ですが、駅から市役所や学校などへ通り抜けできるためにスーツ姿の方もおられました。紅葉山庭園、坤櫓、東御門・巽櫓の3ヶ所は入場料が必要です。3ヶ所の共通券は360円。2ヶ所以上回るのであればお得です。
そして、せっかく駿府城公園まで行くのであれば紅葉山庭園は見るべき。庭園外には高層ビルが見えますが、庭園の中は静かで時が止まったかのようです。
晴れていれば、画像右上部分に富士山が見えるそうです。あいにく曇天で見ることができませんでした。
休憩室では、お茶をいただくことができます。こじんまりとした建物です。茶花や掛け軸があり、座敷ではありませんがお茶室のようでした。
三つ葉葵。ありがちなのですが、日常的に見る機会はないので見ると高揚します。
徳川家康公銅像。そばには家康手植のみかんもあります。天守台は発掘調査中となっています。敷地内、外を一周するには30分以上はかかりますが、散歩道としてもおすすめです!
静岡グルメは何が良い?
駿府城公園の散策で心地よく疲れがやってきたところで食事はどうしよう?となったところで、静岡しかないことで有名な「炭焼きレストランさわやか」に決めました。
駿府城からは、新静岡セノバ店が近くて便利です。11時営業開始ということで、11時15分頃お店に到着。すでに満席で、10人ほど待っている状態。名前を伝えると、待ち時間20分とのこと。さすが、人気です。
待っている間にも、次から次へとお客さんがやってきます。そして、誰も待つからといって帰らない。待っても食べたい。待つのが当然だと言わんばかりの人々。
メニューを眺めているとすぐに案内されました。ランチタイムはスープ、ライスもしくはパンが全てについています。迷わず看板メニューであるげんこつハンバーグを注文。店内は女性1人客、カップル、会社員風の男性2人組、家族と様々な年代の方がいました。
ほどなくして運ばれてきたハンバーグ! 最初はまん丸な形で、目の前で店員さんが半分にカットし、ソースをかけてくれます。横倒しにして並べたのがこの写真の状態です。
新鮮で赤みがあるので、苦手な方は先に伝えておくとよいです。どこのハンバーグとも違う、新鮮なお肉の味。250グラムでボリュームもありますが、胃もたれせず食べられました。
どこでも食べられるわけではないので、静岡に訪れた際はぜひ食べてみてください!