毎年9月に札幌市中央区の大通公園で開催される食の祭典「さっぽろオータムフェスト」。2024年も例年同様、大通西4丁目から大通西11丁目間に設置された会場内では個性豊かなたくさんの出店があります。
今回は「2024さっぽろオータムフェスト」の開催初日に限定へ足を運んできた筆者が、会場の様子や本年の注目商品をチェック! ぜひ、来場の際の参考にしてくだいね!
「2024さっぽろオータムフェスト」の概要
「2024さっぽろオータムフェスト」の開催期間は、2024年9月6日から9月29日までの24日間。営業時間は10時から20時30分(ラストオーダーは20時)となっています。
会場までのアクセスは地下鉄もしくはバスが推奨されており、最寄り駅は地下鉄各線大通駅および東西線西11丁目駅。西4丁目会場側から会場内を見て回る場合は大通駅、西11丁目側から向かう場合は西11丁目駅を利用すると良いでしょう。また、会場となる大通公園の西4丁目から西11丁目までのうち、西9丁目には出店がないので留意しておきましょう。
各会場には食のジャンルやテーマごとにそれぞれエリア名つけられており、たとえば西10丁目会場であれば、肉料理に特化したお店が並ぶ「お肉10(じゅっ)丁目」となっています。詳しいエリアの名称は現地および公式サイトを確認してくださいね!
●2024さっぽろオータムフェスト 公式サイト
https://www.sapporo.travel/autumnfest/
筆者のおすすめフード
開催初日の9月6日午前中、さっそく会場内をぐるっと回って気になる商品を購入してきた筆者。ここでは、筆者が会場内で実際に食べたものの中から特に印象に残ったものを4点ピックアップしてご紹介します。
円山牛乳販売店【牛バターサンド】
まず訪れたのは、西10丁目会場にある「円山牛乳販売所」さんのブース。ここでは、別海町産の牛乳とバターを使用したパンでしまざき壮健牛とチーズ、ピクルスをサンドした「牛バターサンド」を購入。
元々、中央区の円山エリアに店舗を構える同店のファンでもある筆者。お店のInstagram投稿でオータムフェストへの出店を知り、今回一番楽しみにしていた商品がこちらの「牛バターサンド」でした。
サンドイッチに使用するしまざき壮健牛は熟成ステーキ、ボロネーゼ、カルビの3種類から選択可能。また、熟成ステーキはさらに3段階に肉の種類が分かれており、価格の高いものほど食感がやわらかくなります。
今回は熟成ステーキの「極み(3段階中2番目)」をチョイス。片手に収まるほどのサイズ感は、食べ歩きを楽しむのにちょうどいい大きさです。
撮影のため、特別に真ん中で二等分してもらった「牛バターサンド」がこちら。ミディアムな焼き加減の牛肉にとろけるチーズが重なるその絵面はとても食欲をそそります。
時間の経過によりサンドイッチが冷めてお肉が固くなってしまうため、提供されたあとはできるだけ早めに食べてしまいましょう。
中富良野町(とみたメロンハウス)【スムージースペシャル】
筆者が個人的に毎年楽しみにしているのが、西8丁目会場で開催されている「さっぽろ大通 ほっかいどう市場」。ここでは北海道の各市町村をはじめとした道内各地の特産物を味わうことができ、第1期~第4期で出店するお店が入れ替わることも特徴です。
この日は日差しが強く冷たいものが恋しくなっていたので、ここでは中富良野町のブースへ立ち寄り、特産品の赤肉メロンを使ったひんやりスイーツをいただくことに。
この中富良野町のブースを運営するのは、同町屈指の観光農園として有名な「とみたメロンハウス」さん。ジューシーな赤肉メロンを使ったソフトクリームやスムージーは、ほどよい甘さで体をクールダウンしてくれる、中富良野町にある本家でも人気の高い商品です。
購入したのは、赤肉メロンたっぷりなスムージーにソフトクリームとメロン果肉を乗せた「スムージースペシャル」。ソフトクリームはにはふらの牛乳を使用し、さっぱりとした甘さが濃厚なメロンスムージーとよくあいます。
今回は見本と同じようにふらの牛乳ソフトをトッピングしてもらいましたが、他のお客さんが赤肉メロンソフトでカスタムしていたので、ソフトクリームのフレーバーは選ぶことができるようです。
食べレア北海道【しろくまプチどら串】
地元民だけでなく、北海道観光に訪れた方にもおすすめしたいのは、西4丁目会場の駅前通り側入口付近にブースを構える「食べレア北海道」さん。
ここでは、北海道内各地の菓子店の人気スイーツが集結したセレクトショップとなっており、シマエナガやシロクマなど、北海道ならではの可愛い動物をかたどったスイーツがたくさん並んでいます。
ここで購入したのは、今回の2024さっぽろオータムフェストのために作られた限定スイーツ「しろくまプチどら串」。この商品は札幌市西区発寒に店舗を構える「あんこ堂」さんが製造しており、3種類のフレーバーあんを挟んだプチどら焼きとしろくまモチーフの白玉団子が串刺しになったワンハンドスイーツです。
プチどら焼きのあんの組み合わせは3つのパターンがあり、今回はラムネ、いちご、シャインマスカットのあんが入ったものを購入。
どの商品も可愛らしい見た目のものばかりなので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね!
原始焼き酒場ルンゴカーニバル【ホタテバター焼き】
西4丁目会場でO.tone屋台横丁のひとつとして出店しているのは「原始焼き酒場ルンゴカーニバル」さん。ルンゴカーニバル系列店は札幌市内に複数の店舗があるので、札幌市民にはもはやお馴染みのお店です。
新鮮な海産物や野菜を使った料理を得意としている同店では、炉端焼きや鉄板焼きを中心とした商品を提供。会場内を歩いているだけで美味しそうなにおいが漂ってくるので、おもわずその香りに引き寄せられてしまう人も多いことでしょう。
購入したのは、殻付きの焼きホタテにバター醤油を乗せた「ホタテバター焼き」。2024さっぽろオータムフェストの公式サイトでも紹介されている、同ブースの看板商品です。
ホタテはひと口サイズなのであっという間に食べきってしまいますが、このひと口にうまみがギュッと凝縮された贅沢なひと品となっているので、ぜひ食べてみてください。
イートインスペース
各会場にはそれぞれイートインスペースがあり、基本的には商品を購入した会場内で飲食します。
椅子のある広めの席から気軽に利用できる立食カウンターまでさまざまな席が用意されているので、そのバリエーションにもぜひ注目してみてください。
西10丁目会場には、エリアのスポンサーとなっているニトリの家具を配置した飲食ブースがあります。グルメを楽しみながら家具も楽しめる、とても画期的なスペースとなっていますよ!
西4丁目会場には、O.toneやporocoなど北海道のローカルグルメ雑誌を試読できるスペースも。
グルメイベントでありながらもさまざまなアクティビテイを体験できるところが、この「さっぽろオータムフェスト」の魅力です。
おわりに
今回の時期では開催初日の会場の様子をレポートしました。平日の午前中だったこともあり、会場内は予想していたよりも混雑が少なく、快適に食べ歩きを楽しむことができました。
夜や週末は混雑が予想されるので、この記事や公式サイトを参考に、あらかじめ食べたいものがどの会場で販売されているのか確認しておくと良いでしょう。
また、今回取材した内容は9月10日までの第1期の内容となります。9月13日以降は一部のブースが入れ替わりとなることをご了承ください。
少しずつ過ごしやすい日が増え秋の足音が近付きつつある札幌。みなさんも「2024さっぽろオータムフェスト」で、たっぷりと食欲の秋を満喫してくださいね!