マレーシア在住者が、ようやく突っ込みどころのない正統派・日本食レストランを発見できました。
マレーシア

クアラルンプールに次ぐマレーシア第2位の都市、ジョホールバル。今回ちょっとそこへ立ち寄った際、シンガポール人の友達に焼肉屋さん「TANBA」へ連れて行ってもらったのですが、そこがとてつもなく美味しくてオシャレなお店だったんです。

今回はその友達と私たち夫婦と日本人の友達2人、計5人で頂いてきました。シンガポール人の友達はこのお店を偶然発見したそうですが、実際に食べてみてクオリティーの高さに驚きました。嬉しくてとにかく食べまくりました。

そんなジョホールバルの焼肉屋さんを紹介します。

いきなり豪華な外観と店内に注目


その焼肉屋さんはジョホールバルのごく普通の商店街の並びにありました。綺麗な石造りの外観がドンと現れていきなり圧倒されます。

お店の外に日本米のディスプレイが置かれていたりとちょっと素敵でした。この時点でもう期待が高まります。

店内に入ると、これもまたすばらしい! 打ちっ放しのコンクリートの壁がとても似合っているモダンなインテリアでした。

私たちが今までに行ったマレーシアにある日本食レストランの特徴は「どこか必ず突っ込みどころがある」というものです。日本風のカウンターにしてみたけどちょっと残念。変な日本語が書いてある。日本の居酒屋さんには絶対に無いよねというディスプレイがある。などなど。

そんなちょっと残念な感じがあるのが私がマレーシアの日本食レストランに持っているイメージです。そこもまた好きなのですが……。

ところが、この「TANBA」は突っ込みどころが見つからず、とにかく脱帽という感じでした(もしかして今までの環境に慣れすぎて麻痺してしまったのかもしれません)。

個室も用意されていました。個室の方が落ち着くということで私たちは個室を案内してもらいました。

メニューにもたくさんの種類が!


テーブルに着くと、人数分のソースや割り箸などが用意されていました。その雰囲気は日本の焼肉屋さんによく似ています。メニューを見なければ、日本に帰ってきたような気持ちになりました。

ここは2時間制限のバイキングスタイルです。テーブルに置いてあるメニューの中から、肉、野菜など好きなものを選び店員さんを呼びます。店員さんにオーダーすると頼んだものを持ってきてくれるシステムになっていました。ここも多くの日本の焼肉屋さんと似ています。

マレーシアでは自分たちで焼くものを取りに行くパターンが多いので、極力日本のスタイルに近づけようとしていることがここからも伺えました。

気になるメニューは?


牛肉、豚肉、鶏肉、シーフードと、とにかく種類が多い! メニューが裏表びっしり書かれていました。正直、この種類の多さには驚きました。英語と中国語で書かれたメニュー表を見て、マレーシアにいるんだったと思い出しました。

私たちは、牛肉、豚肉、そして焼き鳥などをオーダーしてみました。またちょっと気になったので、サーモンとマグロの刺身、寿司も頼んでみました。

お待ちかねの焼肉!

オーダーしたものが出てくるまではちょっと時間がかかりましたが、待たされたという感じはしませんでした。

まず、熱々に熱した炭火がやってきました。本物の炭焼きです。一番初めに焼き鳥を焼いてみます。この焼き鳥は、焼くというよりもう一度温めなおすという感覚です。

お味は……? とにかく美味しい! 日本の焼き鳥を思い出す味です。日本のものをしばらく食べていなかった私たち夫婦と、日本人の友達はその時点でとにかく大感動! 焼き鳥の味に気を良くして、次々にオーダーしていきました。

次に出て来たのは、刺身や寿司類。そしてまたびっくり! マグロもサーモンも刺身がとても新鮮で美味しかったんです!マレーシアで食べた刺身の中で1番新鮮で美味しかったです。醤油もわさびもちゃんと日本の味と同じでした。

実はマレーシアのお店には、醤油の味をマレーシア受けするように甘くしている所もあります。せっかくの美味しいお刺身が醤油で台無しになってしまった気がしてがっかりしたこともありました。その点、TANBAはちゃんと日本の味に似ている醤油やわさびを出してくれたので嬉しかったです。

友達が特に絶賛したのは、しっかりと卵が入った子持ちししゃも。美味しいししゃもを食べて育ってきた友達も、ここのししゃもは美味しいと喜んで食べていました。

牛肉も豚肉も臭みがなく美味しかったです。肉はちょっと厚さが薄めでしたが、これだけしっかりと焼肉っぽくなっているので文句は言えません。ちなみに炭焼き網の両側が換気扇になっていて、焼いているそばから煙を吸い取ってくれました。おかげで、服が炭火臭くなることはありませんでした。

満足のクオリティーでした!

2時間も店にいることは無いだろうと思っていましたが、気がつくとラストオーダーの時間になっていました。その時間まで無心で食べ続けていた自分たちにびっくりしました。ラストオーダーの頃には私たちのお腹はパンパンになっていました。

マレーシアでここまで日本のスタイルや味に近づけようとしているお店は初めてでした。同時に、その豪華な外観に圧倒されて、私たち夫婦だけだったら絶対に来ていなかったお店でした。連れてきてくれた友達に感謝です。

値段はランチの時間とディナーの時間で違いますが、ランチの時間は全部含めて1人80リンギット(約2,000円)くらいでした。マレーシアの食事にしては高めですが、かなりのクオリティーだったので充分お得だと思います。

マレーシア人に日本食を紹介するときにもここのレストランに連れて行ったら、日本食レストランについて誤解されることも無いだろうなぁと思いました。

TANBA – Japanese BBQ 炭馬烧肉
31, Jalan Molek 3/20, Taman Molek, 81100 Johor Bahru, Johor, マレーシア
公式HPはこちら

日本が懐かしくなる味でした

私はマレーシアの食事が大好きです。ちょっと汚い感じの屋台に入って地元の人と一緒に食事するときの雰囲気と味がとてもいいと思います。

ただ、時々日本の味が懐かしくなる時があります。そんなときに日本食レストランに行っても日本の雰囲気と離れていることもあり、期待しただけにがっかりすることもありました。だからこそ、今回のTANBAには本当に大満足でした。日本のスタイルを真似ようとしてくれている気持ちが伝わってきました。

ジョホールバルはクアラルンプールに次ぐマレーシアでは第2位の都市です。シンガポールとの国境の都市でもあります。そんなジョホールバルはとてもオシャレなお店があるんだなと、マレーシアの田舎に住んでいる私は感心してしまいました。

こんなお店をよく知っていたなあとシンガポール人の友達のことを感心しました。そして連れて行ってくれた友達に感謝でした。

この記事を書いた人

yazu

yazu

九州出身です。 マレーシアに住んで7年目になります。マレーシアを拠点にして東南アジア周辺の旅行も楽しんでいます。 マレーシアでは夫と一緒に地元の人と同じ環境で生活しています。発展途上国ならではの思いがけないハプニングも満載の生活を毎日楽しんでいたら段々たくましくなってきました。 東南アジア旅行ではいろいろな文化の違い、食事、地元の人との出会いを楽しんでいます。 そんな中で、自分たちが経験したこと、感じたことを記事にしたいと思います。だれかが楽しんでくれたら嬉しいです。

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