タイ王国の特集

パブだらけのロンドンで「はしご酒」をしてみない?エールビールの奥深い世界とは。
イギリス

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イギリス人が愛してやまないエールを楽しむなら、やっぱりパブが一番! 薄暗いカウンターにずらりと並ぶビールサーバーに心が躍ります。でも、エールといっても実はいろんな種類があるってご存知でしたか?

今回は、ロンドンを拠点とするブルワリーを中心に、エールの奥深い世界をご紹介します。そんなわけで、日が高いうちから軒先にまであふれるグラス片手のロンドナー達に混じって、ロンドンパブのはしご酒スタートです!

Pale Ale(ペールエール)

フルーティですっきりとした飲み口が女性に人気のペールエール。普段あまりビールを飲まない人でも、結構いけちゃうのがこちらです。

NO.18 YARD HOG ISLAND (by,SHEPHERD NEAME)

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乾杯におすすめするのは、1698年創業、イギリスの老舗ブルワリーが造るアメリカンペールエールという何とも実験的な一杯! ペールエールらしいフルーティーで爽やかな苦味としっかりとした味わい、どちらも共存したバランスのとれたエールです。

ESB (by,FULLER’S)

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ペールエールの一種で「BITTER」という表記をイギリスのパブではよく見かけます。苦いという意味ではなく、強さに対する意味合いが大きいのですが、ロンドナーに大人気のこちらはかなり甘めのテイストです。

ラベルに「Champion Beer」という記載がある通り、いくつもの賞を獲得している実力派。ぜひお試しを! ちなみに、あのLONDON PRIDEと同じブルワリーが醸造しています。

India Pale Ale(インディアペールエール)

大英帝国時代、インドへ向けて輸出したことが始まりと言われるIPA。ちょっとパンチの効いた苦味が、ビール好きにはたまらないですよね。

日本でIPAというとアルコール度数の高いビールを想像するかもしれませんが、イギリスでは割と度数の低いものもあり様々です。大抵のパブには、度数の表示があるのでご安心を! 大英帝国の栄華に想いを馳せて……いざ乾杯!

RENEGADE IPA (by,HOP STUFF BREWERY)

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シュリンプとチップスがすすむ味! ぜひ、パブ飯と一緒に堪能してくださいね。

BATTERSEA IPA (by,SAMBROOK’S BREWERY)

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箸休めにちょっとハーフで……と日和ったのを後悔するほどIPAらしいしっかりとした苦味がゴクゴクいけちゃう素晴らしい一杯でした。

Neck Oil Session IPA (by,BEAVERTOWN BREWERY)

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パブでも缶やボトルを扱っています。呑気すぎる骸骨の表情に思わずパケ買い!

Brown Ale(ブラウンエール) / Amber Ale(アンバーエール)

焦がしキャラメルやナッツのような甘い香りが特徴的なブラウンエール&アンバーエール。ブリティッシュスタイルがブラウンエール、アメリカンスタイルがアーバンエールと言われていますが、どちらも香ばしい香りとマイルドな飲み口が人気の飲みやすいエールなので、ラガーが苦手な方にこそぜひ試してほしい一杯です。

お供には、チョコレートやドライフルーツなどちょっと甘めのスイーツがよく合います。デザートメニューがあるパブなら、最後の一杯にチョイスしてのんびり余韻に浸るのもアリ!

なお、大抵のパブは飲み専用エリアとテーブルエリアに分かれていて、テーブルエリアでは食事が可能です。ただし、フードメニューは21時には終了してしまうので要注意!

BISHOPS FINGER (by,SHEPHERD NEAME)

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「the Daily Telegraph Taste of Britain awards」で銀賞を獲得。100%天然素材から造られたエールです。

DOOM BAR Exceptional AMBER ALE (by,SHARP’S BREWERY)

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ロンドンではなくCornwall(イングランド南部)のブルワリーなんですが、ほとんどのパブで見かける人気者!

Porter / Stout(ポーター / スタウト)

ロンドン発のポーターと、その後ギネス社が醸造して一躍世界に広まったスタウト、どちらもコーヒーに似たほろ苦い香りと深い味わいがクセになる黒ビールです。

ロンドンのパブの中にはGuinnessを扱っていないところも結構あるのですが、カウンターで「普段は、Guinnessが好きなんだけど……」と伝えると、近い味わいのポーターやスタウトをおすすめしてくれます。

ちなみに、おすすめを聞きたいときの魔法のフレーズは、以前こちらの記事でもご紹介した “I like Guinness.Do yo have any recommendations?” でOK!

EXTRA STOUT (by,Samuel Smith’s Brewery)

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スーパーで見かける日常使いの紅茶で有名なYorkshire(イングランド北部)にあるブルワリー。Guinness派の方には絶対おすすめの一杯です。ちなみに、Guinnessよりもちょっとだけ割安なので、こちらに来てから結構な頻度でオーダーしています。オリジナルのグラスも可愛いですよ。

BLACKBERRY PORTER (by,MAULDONS THE BLACK ADDER BREWERY)

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大英博物館の展示物の中でも有名なサットンフーの遺跡が発見されたSuffolk(イングランド東部)のブルワリー。黒ビールには珍しいフルーティーなポーターで、これを見かけたら結構レアかも?!

MAULDONS THE BLACK ADDER BREWERY http://www.mauldons.co.uk

ロンドンの街中はパブだらけ! 迷ったときは……

さぁ、トライしてみたい一杯は決まりましたか? 今回ご紹介したエールを全て飲めるのがこちら「weatherspoon」。所謂チェーン店のパブですが、店舗ごとに取り扱い銘柄や開催イベントに特色があります。

ロンドンのほとんどの観光地にあり、価格も良心的なので、パブに行くのが初めての方でも入りやすくて安心! ホームページで現在地からの検索が可能です。(同じ銘柄でもロンドン中心部の店舗は高く、郊外に行くほど安くなります。)

また、「Free House」というワードが看板にあるパブは、銘柄に縛られず様々なブルワリーのエールを扱っているので、パブを探すときの目印にしてみてくださいね。

番外編

ビールのサイズは2種類。1パイント(約568ml)とハーフパイントがあります。並べるとこんな感じ……まるで親子! 何も言わないと大抵1パイントで出てくるので、ハーフを頼みたい方は最初に伝えるのをお忘れなく。飲兵衛さんなら迷わず1パイントがおすすめですが、色々と飲み比べてみたいときはハーフで頼んでみるのもいいかもしれません。
番外編

この記事を書いた人

Yuki

Yuki

横浜生まれ。大学卒業後、制作会社勤務を経て現在はフリーランスのDTPデザイナーをしています。ロンドン在住をいいことに、日本の第二都市は横浜だと吹聴してます。歴史と文学と美術にまつわる旅をビール片手に一人で楽しむのが至福。こちらでは、歴史好きと飲兵衛さんに有益な情報をお伝えしていけたらと思っています。

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