ドイツのお土産で定番となっているハリボー。スーパーに行けば棚一面に様々な種類のハリボーが並び、その姿は圧巻です。人気のクマや新商品といったカラフルなグミが並ぶ中、黒光りしてひときわ目立っているグミがあります。そう、それがラクリッツ。
日本ではよく「タイヤの味がする」などと言われて嫌われてしまっているラクリッツですが、実は筆者はラクリッツが大好き。一言にラクリッツと言っても様々な種類のグミがあり、食べやすいものも実はあるのです。
今回は少しでもラクリッツの魅力が皆さんに伝わるよう、筆者おすすめのラクリッツグミを紹介します。
ラクリッツとは?
ラクリッツのお菓子はドイツをはじめ、特に北欧やアメリカでも人気です。甘草と呼ばれる植物の根から抽出された液が使われていますが、この甘草は漢方薬にも使用されている植物なのです。
その味からよく「まずい」と言われているラクリッツですが、上にも書いたように欧米ではごく一般的なお菓子。小さい子供も大人も、まずそうな顔なんてせずにパクパク食べています。グミの他にも飴やメントスにもラクリッツ味のものがあるので、興味のある方はスーパーなどで探してみてください。
定番中の定番「シュネッケン」
ラクリッツのグミと聞いて多くの人が思い浮かべる物が、この「シュネッケン」ではないでしょうか。シュネッケンというのはドイツ語で「かたつむり」を意味し、グミもかたつむりの様なグルグル状になっています。
ところが、パッケージを見てください。なんと男の子が乗っているタイヤの部分にラクリッツが描かれています。これなら「タイヤの様な味がする」と連想してしまうのも納得ですね。
実際のグミはタイヤの味なんてしませんが、今回ご紹介する中でも一番ラクリッツの味が強いのは確かです。
様々なラクリッツが集まった「パラーデ」
こちらは様々な種類のラクリッツが集まっていて、変化を楽しみたい方におすすめです。外側がコーティングされている物も、中にはしっかりラクリッツが入っていますよ。
魚や動物の形になっているグミは、小さいお子さんが喜びそうです。そして先ほど紹介したシュネッケンに比べ、こちらは味に少し塩気が感じられます。
一見ラクリッツにはみえないけれど……
最後にご紹介するのは「ラカロー」という種類です。チョコレートの様な外観ですが、パッケージの写真にある様に中にはラクリッツが。嫌いな人が間違えて食べたら大変なことになりそうですね。マーブルチョコの中にこれを混ぜるなんていうイタズラはしないように!
ちなみにコーティングの部分は写真のようなクランベリー風味のほか、岩塩やキャラメルといったフレーバーがあります。
今回ご紹介した以外にも、まだまだ沢山の種類があるラクリッツグミ。ラクリッツが嫌いな方でも、「これはいけるかも」なんていう商品が見つかるかもしれませんよ。