タイ・クラビタウンでおすすめのご飯を、朝食時から夕食時までお店がオープンしている時間帯順にご紹介します。
地元っ子ご用達のとってもローカルなお店たちは、外国人向けレストランよりもさらにリーズナブル。意外と辛くないメニューもありますよ。
スムーズな注文のためにタイ語のメニュー名も載せましたが、最近では格安店や屋台でも英語・中国語のメニューが充実しつつあります。
※1バーツ=約3.4円(2018年4月現在)
ロッティバーンナラ クラビ(โรตีบางนรา ณ กระบี่)
早朝からお昼までの営業で、朝は出勤前の地元の人でごった返すフレンドリーなお店。もちろん仏教徒の人も外国人も利用しています。
ロッティ(โรตี)はタイ風パンケーキでクレープとパンケーキを合わせたような食べ物です。タイ深南部ナラティワート県出身のオーナーの焼く本場ロッティは絶品。
卵入りバナナロッティ
バナナロッティとタイ南部風ミルクティー(โรตีกล้วย – ไข่ / 甘口、辛さ0 30バーツ)。
オーナーやベテラン職人さんの焼くと、バナナのとろけ具合が最高。サクサクもちもちとした食感が朝から幸せ。
マッサマンカレー添えロッティ
マッサマン(โรตีน้ำแกง / 激辛 30バーツ)。
これはちょっとレアメニュー。激辛だけど、添えてあるロッティは粉の甘みを感じる素朴な味わい。 ロッティだけでも◎。
チキン(ไก่)かビーフ(เนี้อ)が選べますがタイの牛肉は日本人にはちょっと固く感じるかも。見習いさんたちが焼いてくれても美味しいです。辛さの調整はできないので、本場の容赦無い辛さをちょっと体験してみては?
少しほろ苦い南部タイ風ミルクティー(テタレ/ชาชัก)、ホット(ร้อน/20バーツ)かアイス(เย็น/25バーツ)とぜひ一緒に。
香りはいいけど元々甘さが濃厚なメニューなので「甘くしないで(ไม่หวาน)」、もしくは「甘さひかえめで(หวานนิดเดียว)」とお願いするのが無難。タイ南部独特のマレー系ムスリムの味や文化を気軽に楽しんでみて下さい。
27, 92/27 Vicar Rd, Tambon Pak Nam, Amphoe Mueang Krabi, Chang Wat Krabi 81000
営業時間 6:00~12:00(無くなり次第終了)
英語メニューあり
ラーンカオナーペッ ヤオワラート(ร้านข้าวหน้าเป็ดเยาวราช)
タウン中心部からバイクで10分ほど。象さん信号の近く。朝から午後までの営業で、お昼時は地元の人でごった返しています。
カオナーペッ
写真手前が看板メニューのカオナーペッ(ข้าวหน้าเป็ด=あひる乗っけごはん/50バーツ)。
アヒル肉はビタミンA・Dや鉄、コラーゲンが多く含まれていてアンチエイジングなどにも良いとか。鶏肉に慣れた日本人には少しパサっと感じるかも。辛さはトッピングで調節可能。
奥のLily flower and spareribs soup も旨み豊かな味わい。写真右側のカオマンガイヌァ(ข้าวมันไก่เนื้อ=鶏肉乗っけチキンライス)50バーツもおいしい。
こちらは紅しょうが付きのカオナーペッ。タレも違います。煮卵は プラス10バーツ。
一部の英語メニューには載ってないのですが、カオマン ナーペッ(ข้าวมันหน้าเป็ด=あひる乗っけチキンライス/50バーツ)にアレンジしてオーダーすると、チキンスープで炊いたタイ米のちょっとしっとりした食感で食べやすくなります。
チキンライスにするとカロリーが上がるのでヘルシーにこだわるなら通常のカオナーペッで注文を。アヒル肉の旨味が引き立ちます。タレが異なるので両方食べ比べても。
カオ ムゥ グロップ
ちょっとがっつり系男子ごはんが食べたいならコレ。カオ ムゥ グロップ(ข้าวหมูกรอบ=rice crispy pork=カリカリ豚乗っけごはん/50バーツ)。
豚肉の周りはさくっ、中はしっとり。時々無性に食べたくなります。乗っけごはんメニューは全て辛さ調節が可能なのがありがたいです。優しい味の中華スープとバイトゥーイのお茶は全ての乗っけごはんにサービスで付いてきます。タイ風ドリンクのメニューも充実。
スープやごはんにはパクチーが乗っているので、パクチーが苦手な方は「パクチー入れないで(マイ サイ パックチー=ไม่ใส่ผักชี)とお願いしてみてください。ただ、いつも混んでいるので、同じテーブルの注文の一部はパクチーなしで、他はありでというのは難しいときもあるようです。
Maharaj Alley, Tambon Pak Nam, Amphoe Mueang Krabi, Chang Wat Krabi 81000
営業時間 6:00~15:00
英語メニューあり
NOODLE SOUP の屋台
夕方から開店の屋台。屋台だけど雨をしっかりガードできる場所で営業してるのもポイント高し。SNOOZ HOTELの隣にあり、長年地元っ子に愛されて営業しています。帰省シーズンになると混んでいるほど!
英語と中国語のメニューがよく目立ちます。麺類各種50バーツ、麺大盛り(พิเศษ)60バーツです。
クイッティヤオ ヌア
ほんのり甘辛い牛肉とスープが絡む米麺がクセになる味。クイッティヤオ ヌア(ก๋วยเตี๋ยว เนี้อเปื่อย=ビーフヌードル/50バーツ)。辛さ0から激辛までトッピングで調節可能です。
麺は、好きな麺でオーダーできます。私のオススメは写真の幅広麺のセンヤイ(เส้นใหญ่)。もちプルな独特の食感です。クイッティヤオヌアセンヤイ(ก๋วยเตี๋ยว เนื้อ เส้นใหญ่)と注文してみて下さい。牛を使ったタイメニューの中ではかなりのハイクオリティ!
スパイスとハーブのチカラで柔らかく煮込まれた牛肉が美味しいです。マレーシアのバクテー肉骨茶バクテーとちょっと似てるかも。タイの中でムスリムが多い地方ならではの味です。
クイッティヤオトムヤムガイ
ライムの風味があとを引くおいしさ。クイッティヤオトムヤムガイ(ก๋วยเตี๋ยว ไก่ฉีกต้มยำ=鶏肉のトムヤムスープ麺50バーツ)。
トムヤム味のスープにライムが効いていてフルーティー。スープがよくしみる写真のセンミー(เส้นหมี้)でオーダーしてみるのもアリ。
52 Maharaj 6 Road, Muang District, Tambon Pak Nam, Amphoe Mueang Krabi, Chang Wat Krabi 81000 付近
営業時間 夕方から
英語、中国語メニューあり。
おまけ 屋台などでの注文に便利なタイ語
・パクチー入れないで→ไม่ใส่ผักชี(マイサイ パックチー)
・大盛りで→พิเศษ(ピセーット)
※ 屋台ごはんの量は男性には少し少なめなことがあります。大盛りで、と注文すると麺やごはんが多目になります。料金は割り増し。
・ドリンクの甘さ調節
―甘くしないで→ ไม่หวาน(マイワーン)
―甘さひかえめで→หวานนิดเดียว(ワーン ニッティヤオ)
※ 地方はコーヒーや紅茶が激甘な場合があります。