タイ王国の特集

中国にあるアジア最大級の鍾乳洞「黄龍洞」は…テーマパークになってました。
中国

黄龍洞

中国湖南省にある「黄龍洞」は、洞内でボートクルーズができるほど巨大な鍾乳洞。ひんやりとした空気が流れ出す入り口から中へ入ると、色とりどりにライトアップされた鍾乳石たちがずっと奥まで続いています。

これが鍾乳洞!?カラフルな石柱に驚き

黄龍洞
「鍾乳洞」というと、「神秘的」とか「薄暗い」というイメージが一般的だと思いますが、この「黄龍洞」は(少なくとも観光客に解放されているメインの箇所については)、どこかのテーマパークの中にいるような華やかさ。

赤、青、黄などのビビッドな色が入り乱れ、私の中にある日本人的美的感覚からすると、この演出はもう少しどうにかならないものか……とつい思ってしまう。が、そうはいってもここは異国の地。「郷に入れば郷に従え」という先人の教えに従い、中国式の「おもてなし」を楽しむことにします。
黄龍洞
入り口から少し行くと、通路が二手に分かれる場所に出て、右を通ると「幸運」、左を通ると「長寿」が得られるというもの。行きと帰りで両方通ることができるので、最初に通ったほうを忘れずに。
黄龍洞
黄龍洞
さらにそこから進むと、洞窟の中とは思えないほど広い空間に出ます。そこには、暗闇に浮かぶ大小様々な鍾乳石がそそり立ち、これはなかなかの迫力。人間の寿命など「点」にしか思えないような長い時をかけ形成されたその石柱は、まさに威風堂々たる姿で足元を通る小さな人間たちを見下ろしています。

ボートで迫力の水脈をたどろう!

黄龍洞
黄龍洞
その広場から坂を下っていくと、今度はどこから見ても人工的な船着場が現れ、かなりの行列にもバッチリ対応できる待機エリアが設けられていました。この光景はもうほとんど遊園地。乗り場の脇にずらりと並んだ充電器なんかは、この大自然の中でとても違和感があり、ある意味一番印象に残った景観かも。

ここから、船着場に停泊しているボートでさらに洞窟の奥まで向かいます。この乗り場の広さからすると、混むときはけっこうな時間を並ぶことになりそうですが、私が訪れたときは、ほとんど待つことなく乗ることができました。
黄龍洞
黄龍洞
ボートに乗り込み、思った以上に幅のある水脈を辿っていくと、天井が暗くて見えないほどの裂け目があったり、龍の形をした岩があったり、変化にとんだ光景が次々と現れました。一生懸命写真を撮りましたが、常に動いているし暗いので、ブレずに撮影するのが難しい。ここは写真ではなく、動画で撮影したほうがいいかもしれません。
黄龍洞
ゴールの船着場でそのままユーターンし乗った場所に帰還。そこからまた同じ道を通って洞窟の入り口に向かいますが、行きと帰りとではまた見る方向が逆になるので違った景色を楽しめます。

私が訪れたのは湿気もある暑い時期だったので、涼しい鍾乳洞の中でとても気持ちよく観光することができました。

自然だけじゃない。黄龍洞は水車も圧巻

黄龍洞の水車
「黄龍洞」を訪れたら、もうひとつ見逃せないものがあります。それは、洞窟の入り口の手前にある大規模な水車。普通はひとつの水車がぐるぐると回っているだけですが、ここのは、いくつもの歯車で組み合わさったたくさんの水車が同時に回っています。

その複雑さはこの上なく、どこがどうなってこういうことになっているのかまったくわからない。どこか1ヵ所でも狂えば、すべてが止まってしまいそうな精巧な作りは感動的ですらあり、これを設計した人の頭の中を見てみたいと本気で思いました。

歩いて観光もできる

今回私は船着場からボートを利用しましたが、歩いて奥まで行けるルートもあるので、時間と体力があれば挑戦してみるのもいいと思います。ボートからそのルートが少し見えましたが、けっこうアップダウンはあるものの、歩いた人にしか見られない景色がたくさん楽しめると思います。

洞内の通路はきちんと整備されていて歩きやすく、ボートを利用する分にはそんなに急な坂や階段もありません。とにかく強い日差しが避けられ気温も涼しいので、暑い時期の観光にはおすすめ。
歩いて観光もできる

▲黄龍洞の歩道

この記事を書いた人

Kaycom

Kaycom絶景・秘境ライター

旅行記サイト「異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGN」の管理者。今まで、ヒマラヤ周辺の南アジア、シルクロードで栄えた中央アジア他、中東、南米、北アフリカなど訪問。カナダとニュージーランドのワーホリも経験し、養蜂やフルーツピッキングなどで旅行代を捻出。日本の温泉も大好き。

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