今年も始まったヒルトン東京お台場の「ハロウィーン・モンスターの舞踏会」に早速行って来ました。
会場内で聞こえてくる「こわかわいい」「グロかわいい」「きもかわいい」という黄色い声。聞き馴染みのない形容詞ですが、実際に見たら納得してしまいます。
「目玉美味しい~」って聞こえて来た時には吹き出しちゃいました(笑)。さっそくご紹介します。
ありがたい、食事前の写真タイム。
会場は、2階のシースケープ テラス・ダイニングです。予約時間の20分前に到着するも、既に行列が。
予約のみなのになぜ?と思いつつとりあえず並んでみたら、10分前から案内が始まりました。着席しドリンクを注文すると、食事スタート時間までの間は写真OKという事でした。
スタッフさんたちが並べている横から恐縮しつつ、バチバチ撮らせて頂きました。
ブッフェは写真が撮りづらいのでありがたい気遣いですね。SNS映えを狙って訪れた方はここが勝負所かもしれません。
お化け屋敷のような、白黒基調のハロウィン空間。
大きな窓のある明るい雰囲気のレストランですが、ブッフェコーナーは今にもお化けが出てきそうな雰囲気。飾りも食事も白・黒が多いので暗~い怖~い感じが漂っています。
店内かテラスかは予約の時点で選ぶシステムです。おひとり様の筆者は、窓に向かった席に通して頂けて、人目を気にせず充実した時間を過ごせました。
侮るなかれ“こわかわいい”こうもり?唇?おばけ?
筆者のお勧めは「マミーマミー ブラウニーロリポップ」です。
とっても意外な組み合わせで、包帯は求肥、ミイラはブラウニーでした。モチッという求肥に包まれたしっとりめのブラウニーは、食感まで計算された構造ばっちりの和スイーツ。可愛いだけでなく、さすがホテルスイーツです。
聞くと、総料理長・水口雅司さんのもと展開しているそうです。水口さんと言えば、日本で数々の賞を受賞され、スイスの5つ星ホテルでの経験もあるお方。和も洋も得意とする総料理長ならではのハロウィンスイーツですね。
お口直しは“グロ可愛い”目玉で?
全部異なる目玉のスイーツです! 写真手前の「ひと思いに食べて目玉のフロマージュブランタルト」も筆者のお気に入りです。
ふわふわ~としたフロマージュの優しい甘味の後、レモンクリームの酸味がふわ~と広がり、お口直しに適任です。
「甘酸っぱい 眼球ごろごろ スープ ハニー&レモン」も眼球自体の甘さは控えめで、合わせるスープの甘みで調整出来るのであっさり頂けます。
目玉を相方と見立てての食事も可能ですよ(笑)。
「ひと思いに切って 目玉のタルト」も杏仁でさっぱりしている為、お口直しになります。が、土台が厚めなので、満腹になる前に食べる事をお勧めします。
「墓石のタルトガナッシュ」「モンスターこうもりキャラメルタルト」等、海外ハロウィンを彷彿とさせるようなガツンと来る甘さのスイーツが数多くあるので、目玉シリーズを間に挟む流れがいいのでは?と思います。
実は、旬な楽しみもある?!
写真奥の「シロクロシマシマ マロンロール」はまさに秋。マロングラッセがゴロゴロ入ったロールケーキなんです。
想像を超える栗の量で、ホテルでこのクォリティのスイーツを食べたら1皿だけでも充分なお値段がしそうです。食べ放題だなんて!
「モンスター紫色モンブラン」「モンスターかぼちゃモンブラン」や「キスミーパンプキンシュー」も秋を感じられます。
いよいよ満腹になり始めたので「血だまりの壷 ハイビスカスゼリー」で休憩をはさみました。
“きも可愛い”芋虫? 血? ゴースト?!
最後は気になっていた「くるくるくるくる 芋虫ケーキ」をとりました。「芋虫美味し~」と近くに座っていた方が言っていたので。濃厚なので、最初の方で食べるべきでした。
筆者的にかなり気になりつつ後回しにしてしまったのは「ブラッドオレンジ 血の海 ファウンテン」です。ブラッドオレンジ風味のホワイトチョコって珍しいですよね。
これ以上濃い色だったらリアルだったな~なんて思い少しギョッとしましたが(笑)。
そして、「ゴーストキャラメルプリン」でしめました。食べ過ぎて立ちあがるのが苦しかったですが、スイーツだけで約30種類あるので、これだけ食べても全制覇ならず(泣)。
その他、セイヴォリーも約10種類あります。筆者は途中「スープ」を飲みました。「パンプキンソルティープレッツェル」もしょっぱい系だったので間に挟みました。
ハロウィーンコスチュームで行くと嬉しいサービスが!
ハロウィン当日じゃないしお台場だし恥ずかしいかな~?なんて不安になりましたが、結構いましたよ、ハロウィーンコスチューム。
着ていくと「色が変わる不思議なドリンク」をプレゼントしてもらえます。限定品なので色がどう変わるかはあえて書きませんが、こんな感じのドリンクです。
まもなく満席かも……
世間で「予約が取れないブッフェ」の1つと言われているだけあり、やはり週末はほぼ満席だそうです。平日も急速に埋まって来ているようなので、予約するならもうラストチャンスかもしれません……。
筆者自身も出来れば早く行き書きたかったのですが、予約サイトを開いた9/1には、早くも9/9付近は全て満席でようやく20日過ぎに行けました。