東京から最短約50分で行ける南の島、八丈島! 東京の島である八丈島は、八丈ブルーと言われる美しい海に囲まれた豊かな場所。ここで約2週間滞在し毎日外食した筆者がリピーターになるほど美味しかった、絶対行ってほしいおすすめのランチスポットを4つお伝えしたい。
①お魚三昧!「藍ヶ江水産」
島と言えば魚! 特に八丈島は年間水揚金額が約9億円という、漁業が盛んな島。ということで、八丈島にきてまず味わっていただきたいのが魚介類である。
それを思う存分楽しんでもらえるのが、藍ヶ江水産。藍ヶ江水産では、海鮮がたっぷり入った定食を1,500円前後で食べることができるのだが、それが驚きのクオリティなのだ。都内だったら2,000円は軽く超すのではないかという素晴らしいコスパ。島バンザイと胃袋で感じられること間違いない。
筆者が食べたのは、朝取地魚の漬丼定食! 八丈島に来たならば絶対食べてほしいのが漬丼である。島によって、また店によってちょっとずつ違うので、お気に入りの漬丼を見つけてみるのも一つ。その他、キンメダイの煮付け定食などもあり、海の神に感謝したくなる。
また、ここは元々伊豆諸島での名物・くさやを販売するお店。その日採った魚をくさやにしているとても丁寧で、マイルドな味わいのくさや。おみやげにもオススメの品である。くさやのような、匂いの強い食べ物はちょっと苦手……という方でも試しやすい、マイルドな味わいだ。
その他のメニューはこちら。
②八丈島ならではの明日葉うどん「名代 一休庵」
見よ! この美しい明日葉天ぷら。明日葉は伊豆諸島や半島などよく食べられるもので、近年健康食品としても人気を高めている食材。便秘の人などにおすすめらしい。
さらに、そんな明日葉がうどんにも入っている! 明日葉を練り込んだうどんに明日葉の天ぷらが乗った、自家製手打ち麺が人気のうどんだ。ヌードル好きな筆者は、約2週間滞在中、ランチで4~5回行ったほど、ちょうどよく美味しいうどんである。
明日葉参考資料:(有)大島明日葉研究所
③八丈島で出来たチーズを使ったピザが絶品「ピッツァ パラディッソ」
島にきてイタリアン? と思われるかもしれないが、なんとここでは、八丈島産モッツァレラチーズを使用したピザを味わうことができるのだ。
その名も「ドラータ」。
濃厚なチーズの味が、柔らかい生地とマッチし、とってもジューシー。筆者はディナーに、なんと1人で食べに来たのだが、誰にもあげたくない!と思うほどおいしい。
釜で丹念に焼き上げられた、焼き立てホヤホヤの本格的ピザ。八丈島のチーズをお土産に買いたいな……と思うほど。こんな濃厚なチーズが東京で作られているなんて! 驚きである。
ピザだけ食べて帰るのも味気ないと思い、サラダを適当に頼んだ……しかしこのオシャレな盛り付け。生半可な気持ちで頼んで申し訳ございません。八丈島産無農薬のルッコラサラダは、ちょうどいい上品な味付けで、生野菜のクセもなくペロっと食べれる美味しさだった。
ちょっと違ったものも食べたいけど、八丈島らしいものを食べたい……という方にオススメ。満腹に幸せも付けてくれるイタリアンレストラン、それがピッツァ パラディッソだ。
是非行ってほしいレイトランチスポット「トリスタン」
たくさんの本が置いてあったり、楽器が置いてあったり……道路沿いにあるお店ながらも、まるで外の音が聞こえず、ゆったりとした時間が過ごせるトリスタン。
14時からオープンなので、レイトランチやカフェ利用におすすめ。21時までやっているカフェなので、特に何もすることがない夜、ゆったりとトリスタンで時を過ごすのもいいかもしれない。
トリスタンの看板メニューは、ナポリタン。
カフェはありふれているかもしれないが、このような雰囲気の場所はなくなりつつある。ちょっとコーヒーを1杯飲むだけでも心癒される場所、トリスタン。
地元の人から教えてもらった、おすすめカフェである。
東京都八丈島八丈町大賀郷7647-2
14:00~21:00 火曜定休
食材豊かな八丈島では、地魚からイタリアンまで、舌を唸らせることができる場所がいくつもある。
その他にも海が見える見晴らしの良いカフェや、地元の人おすすめの居酒屋など、多くの飲食店があり、毎日食べるものに迷ってしまう八丈島。
せっかくの島旅。是非美味しいものをたらふく食べていただきたい。