仙台観光するなら、伊達政宗公ゆかりの地をぐるっと回りましょう!
仙台藩祖伊達政宗公の生誕から450年経つ2017年。仙台駅からアクセス良好なゆかりの地の巡り方をご紹介します!
仙台駅からの移動はバスで!
仙台駅に着いたら、目指すはバス停! るーぷる仙台という、乗り降り自由で約70分で市内をぐるっと一周する周遊バス乗り場を探します。
1回260円ですが、一日乗車券は620円。沿線施設の割引きなど特典もあるので、3回以上乗車するなら迷わず購入!
購入すると、マップを渡されますので行き先をチェック! なお、るーぷる仙台の注意点は、循環バスですが進行方向は一方のみということ。駅から近い順に回らなければ時間のロスになります。
初めに目指すは、仙台藩祖伊達政宗公の御廟である瑞鳳殿(ずいほうでん)!
まず初めに訪れるのは、瑞鳳殿
杉並木に囲まれた石畳の階段を登って行きます。バス停から歩いて10分程ですが、急勾配の坂もあるため足元には十分注意が必要です。
桃山様式の豪華絢爛な御廟。
終戦間際の1945年7月の仙台大空襲で焼失し、再建されました。再建の際に、遺跡の発掘調査も行われたため政宗公の遺骨が発掘されています。
資料館には、遺骨を元に復元された伊達政宗公容貌像や、2代藩主伊達忠宗公と3代藩主伊達綱宗公の遺跡発掘調査資料が所蔵されています。450年の時を経て直接お会いできたように思うと、史実のみならずお人柄も感じ取れたように思いました。
身長は159.4センチだったと検証されています。現代の日本人女性の平均身長と数センチしか変わらないほどの人物が、筆頭として戦地を駆け回っていたのですね。今では考えられない、人間としての逞しさを感じました。
さらに、杉並木を進んで行くと2代忠宗公の感仙殿、3代綱宗公の善応殿があります。御廟は自身が眠る場所とあり、豪華絢爛な建物は生前の性格が反映されているようでした。
仙台城址へ
るーぷる仙台の停留所では、瑞鳳殿の次に仙台市立博物館を通ります。伊達家関連の文化財や資料が展示されているのですが、2017年3月31日までは改修工事が行われているため休館となっています。
周りには、伊達政宗公胸像や中国文学の父であり思想家である魯迅の碑があるので、博物館は休館でも、時間があれば訪れても良いかもしれません。
さて、仙台城址は、仙台市を一望できる小高い山の上にあります。当時の生活の様子を想像しながら歩くと、感慨深いです。
有名な騎馬像。資料展示館やお土産屋さんも並んでいます。
食べ歩き用ずんだ餅。ずんだ餡が濃厚で、1本でもボリュームがありました。美味です。
国宝建築物を拝見
伊達政宗公によって、慶長12年(1607年)に創建された大崎八幡宮。社殿は国宝、長床は国の重要文化財に指定されています。外観は極彩色、多様な彫刻が施された、典型的な桃山建築様式です。
間近で見ると圧巻です。
観光地として挙げられている場所の由来や歴史をより詳しく調べていくと、感激もひとしおです!
気持ちもリフレッシュできるのではないでしょうか。
仙台に訪れる機会があれば、ぜひ巡ってみてください!