スタバやドトールのコーヒー豆工場がボリビアにあるので、行ってみた
ボリビア

こんにちは! 南米ボリビア在住のZICです。

ところで、有名なコーヒー豆の産地と言えばどんな国をイメージされますか? 例えば、アフリカの国だったり、ブラジルやコロンビアを思い浮かべるかもしれません。

実はあまり知られていませんが、ウユニ塩湖で最近知名度が上昇している国、このボリビアでもコーヒー豆が栽培されていて、世界的にも高い評価を受けています。そんなボリビアのコーヒー豆の産地、ブエナ・ビスタにあるコーヒー豆工場に行ってきましたのでご紹介します。

亜熱帯の高原の町、ブエナ・ビスタ


ボリビアのコーヒー豆の生産の90%以上は首都ラパスよりも北にあるユンガス地方という場所で行われています。ユンガスで栽培されるコーヒー豆は世界的にも高い評価を得ており、コーヒーの世界大会でも良い成績を収めた実績があります。

そのユンガスよりもはるか南東に位置する熱帯地方にある町、ブエナ・ビスタでもコーヒー豆の生産が盛んにおこなわれています。ボリビア第二の都市サンタクルスより110kmの場所にある少し標高の高い場所にあります。コーヒーの産地かつ少し涼しいということもあり、外国人に人気の観光スポットとなっています。

ブエナ・ビスタの町の中央広場から4kmほど郊外の場所にカフェタルというホテルがあります。このホテルがコーヒー工場の見学ツアーを行っています。

これもボリビアあるあるですが、カフェタルはどこにありますか?と聞くと、この道をずーっとまっすぐ4kmのところ。と言いますが、絶対4㎞以上あります。しかも、行った日は休日でタクシーがなく、仕方なくバイクタクシーで行きましたが、ボコボコ道のジャングルの中をバイクで通っていくのはなかなかの体験でした。

そして、やっとの思いでカフェタルに到着しました。

バイクで町から下ってくると、急に気候がぐっと変わるのがわかります。湿気が立ち込め蒸し暑い亜熱帯のような感じになります。やはり、コーヒー豆を栽培するには十分な湿度と暑さが保たれる場所が必要だということがわかります。

この、ホテル・カフェタルのフロントでコーヒー・ツアーを申し込んでください。1人35ボリビアーノ(580円ほど)で参加することができます。

また、このホテル・カフェタルには展望台があり、一面のジャングルを見渡すことができます。ああ、自分たちがジャングルの中にいると体感できます。

こうした豊かな熱帯の土壌でこそコーヒー豆は育ちます。さっそく、工場見学へ行ってみましょう。

ブエナ・ビスタ・カフェの工場見学


さっそく、ホテルから徒歩で10分ほど下った場所にあるコーヒー工場を見学させてもらいました。コーヒーの木があり栽培されています。この時12月ですが、5月にはきれいなコーヒーの赤い花を咲かせるのだそうです。そして6月に収穫が行われるようです。

コーヒー豆が順調に育っています。収穫時には真っ赤なアセロラの様な実になります。外の実を取り外して、中の種をコーヒーへと精製してゆきます。

ここにはたくさんのコーヒーの木がありましたが、1年目の木や8年目の木があるそうですが、年数によって味が変わることはないとのこと。ワインとは少し違うようで、その点も興味深かったです。

コーヒー豆から種を取り出す作業が行われたら、その種はそのまま出荷されます。この時、ふるい分けられるそうですが、少し興味深い話を聞けました。

取り出されたコーヒー豆のふるい分けとして、小さな質の悪いものはインスタントコーヒーになると。そして大きく質の良いものはすべて海外へと出荷。そして中間くらいの質のものがボリビア国内に出回るのだそうです。

そして、ここで生産されるコーヒー豆の90%は海外へと輸出されてゆくのだそうです。

それで、工場案内をしてくれた方に「本当においしい豆は海外に行ってしまうんですね」という話をすると、それでも中間ぐらいの質の豆でもおいしいコーヒーができていると言っておられました。

現に、ボリビア国内ではブエナ・ビスタ・カフェは一つのブランドです。少し値段はほかのコーヒーと比べると高いですが、口当たりがよく飲みやすいのが特徴。

そして、最後にこのブエナ・ビスタのコーヒー豆が海外のどこへ出荷されているのかリストを見せていただきました。

ヨーロッパのスターバックスや、真ん中を見れば日本のコーヒー会社にも出荷されています。ドトールを見つけることができなかったのですが、聞くとドトールにも出荷されているとのこと。オランダの大手のコーヒーチェーン店などにも出荷されているようで驚きです。

ボリビアのブエナ・ビスタ・コーヒーは世界で活躍しています。そんなコーヒーの工場見学をできてうれしかったですし、勉強になりました。

ツアーの最後はコーヒーで


コーヒーツアーの最後はホテルに戻って、実際にブエナ・ビスタのコーヒーをエスプレッソで飲ませてもらいました。

本格的なエスプレッソマシンで入れるブエナ・ビスタのコーヒーはおいしいぞと言われましたが本当においしかったです。苦みがありながら飲みやすく、そして後味がどこかフルーティーなそんな感じのエスプレッソでした。

ドリップではこのブエナ・ビスタ・カフェを飲んだことはあったのですが、エスプレッソは初めてでしたので新鮮でした。本当においしかったです。

そして、お土産にブエナ・ビスタの町の広場で売っていたブエナ・ビスタ・カフェを買って帰りました。すっきり飲みやすく、フルーティーな味わいはクセになります。

実は、日本にもこのブエナ・ビスタのコーヒー豆は入荷しているようで、ネットなどでも探せば注文できるようです。

ぜひ、このブエナ・ビスタのコーヒーを一人でも多くの方に味わってほしいです。そして、ボリビアコーヒーの奥深さに触れてほしいと思います。

ボリビアコーヒー

ボリビアのコーヒーは輸出で成り立っていると工場案内をしてくれたボリビア人男性が言いました。本当に質の良い、高品質な豆は外国へ、残ったものはボリビア国内で流通する。コーヒーの産地の悲しい現実なのかもしれません。それでも現地で流通しているボリビアコーヒーも十分美味しいです。現地ででももちろんですが、日本でももし、ボリビアのコーヒーを見かけたら試してみてください。多分、ほとんどのボリビアコーヒーの産地はラパス、ユンガスとなっていると思います。そして、その中で産地がブエナ・ビスタのものを見つけましたら、ぜひ飲んでください。飲み心地がよく香りが豊かでフルーティーな味わいはきっとクセになると思いますよ。

この記事を書いた人

ZIC

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南米ボリビア在住。ウユニ塩湖以外にも見どころはたくさんあり、現地から見つめた旅の情報を楽しくお伝えできればと思います。また南米各地の魅力あふれる情報もお伝えしたいと思います。

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