こんにちは! ボリビア在住のZICです。
南米はチリやペルーといった山岳地帯と、ブラジルなどに挟まれた熱帯地方が混ざった独特の文化を持つ国です。そして、南米ならではの動物たちに出会えることも魅力の一つです。
自然豊かな南米の地ボリビア、特に田舎の熱帯の町ではふと町を歩けば日本ではなかなか見ることのできない動物たちに出会うことがあります。
そんな、ボリビアで出会った珍しい動物たちをご紹介します。
アンデスの山岳地帯と言えばこの動物たち
アンデス山脈に生息して、荒野の山の中をのんびりと歩いてゆくイメージのあるアルパカ、そしてリャマ。もちろんボリビアにも生息しています。
この写真は首都ラパスの国際空港付近で撮りました。おそらく、観光キャンペーンの一環で赤ちゃんのリャマとアルパカが町中にいました。すごくかわいかったです。
ちなみに、茶色がリャマで食用にもされます。リャマ肉のステーキは山岳地帯で有名。
また、白いアルパカのほうは毛皮がマフラーや手袋などにも使用されます。山岳地帯に生きる人々を支えています。
また、山岳地帯だけではなく熱帯地方にもリャマはいました。しかも民家の中に。
ペットとして飼われていたこのリャマ。うーん。なんと贅沢なペットなんだろうと思ってしまうほど。
熱帯の町で見つけたボリビアの動物たち
ボリビアの町の中で、普通に放牧がおこなわれています。
少し広い平野があるような場所で簡単に牛を見つけることができます。
ボリビアの牛は基本的には配合されたような飼料を与えられず、生えている草のみで育ちますので、がりがりに痩せたものがほとんど。その辺も興味深いです。
この動物も普通にボリビアの町の中にいました。
エミューと呼ばれるダチョウの仲間。なかなかレアな動物が普通に町の中を歩いているのは面白いです。
これも熱帯の田舎町にいました。牛ではありません。牛柄の馬です。
こういう種類の馬がいるのでしょうか。不思議なものです。
こちらは民家で見つけたリス猿です。
どうやらボリビア人の中には猿をペットにしている家庭もあるようです。ここは猿を飼っているよ、と子供たちが集まってきたりもします。
こちらはカルガモの赤ちゃんです。ボリビア人の家族がペットとして飼っていました。ものすごくかわいかったのを覚えています。
こうした珍しい動物が普通に見れるのも南米に住んでいる証でしょうか。
そして、アルマジロの赤ちゃん。
少し残酷な話ですが、ボリビアはアルマジロの肉を食べます。熱帯の田舎のほうでは食料肉として重宝されています。
写真のアルマジロはもちろんボリビア人家族のペットです。友達から5ボリビアーノ(80円ほど)で売ってもらったと話していました。それで、日本ではどれくらいで取引されるかとネットで調べてみると、なんと1匹40万円ほどです。その話をその家族にしてみると、これで車が買えるじゃないか!とびっくりしていました。
少し面白かったです。
そして、謎の動物
熱帯の田舎町のある家庭で飼われていたペット。
イノシシの仲間にあたるのでしょうか。5年間ボリビアにいますが、この1度しか見たことがないすごくレアな動物です。
家の人に聞いても名前がわからないと言っていました。
起き上がったところを写真でパシャリ。
しかし、じっくり顔を見てみてもこれが一体何という名前の動物なのかさっぱりわかりません。南米全体にいるのかそれともボリビアにだけ生息しているのかそれすらも謎です。
もし、この動物の名前がわかりましたら教えてほしいです。
ボリビアの町中で見つけた動物たちを紹介してきました。
動物園に行かずともたくさんの動物にボリビアで生活していると出会うことができます。より自然に近い場所に人が生活しているということなのでしょうか。
ぜひ、ボリビアを旅行で訪れるときにはこうした動物たちにも注目してみてくださいね。