日本に住んでいるとまだまだ馴染みの薄いアフリカ大陸。
ここでは、「地球には人間以外にもたくさんの動物たちが毎日を命がけで必死に生きているのだな」と実感できる世界が広がっています。
今回は東アフリカのタンザニアの世界遺産・ンゴロンゴロ保全地域でサファリをして出会える動物たちを紹介します。
サファリって?
観光におけるサファリとは、4WDなどオフロード仕様車に乗って、動物保護区を周りながら動物たちを観察することを指します。
ンゴロンゴロ保全地域は、このような火山でできた超巨大なクレーターです。
360度を山々に囲まれた、野生動物たちの住処になっています。
ここでは、午前中から日没まで、決められた道をこのようなサファリカーで周ることができます。
ンゴロンゴロは広すぎて、車といえどもとても一日で全部周れる面積ではありません。
あなたが期待している動物には、ほとんど出会えます
滞在時間や天候、運にもよりますが、一日半の滞在であれば大体の動物たちに出会えます。
9月の乾季シーズンでは、こんな動物たちに出会えました。
もちろん全て野生の動物たちです。
ライオン!
シマウマ!
ゾウ!
カバ!
ハイエナ!
ヌー!
「ぬー」と鳴きます。
バッファローの大群!
ダチョウ!
ワシ!
キリン!遠くで、雄大に山の斜面を歩いていました。
他にも、クロサイ、ガゼル、インパラ、ヒヒ、イボイノシシ、ホロホロ鳥、ペリカン、カンムリヅル、クジャク、など、たくさんの動物たちがひっきりなしに現れます。
ライオンとバッファローの勝負の行方は?
なかでも興奮したシーンは、ライオンとバッファローの対決。
遠くから虎視眈々とバッファローを狙っていたライオンがいましたが、バッファローはその存在に気づくと集団でライオンに向かっていきます。
百獣の王・ライオンはどんな相手にも怯まないというイメージがありますが、最終的にはバッファローが数の圧力をかけて、ライオンを追いやってしまいました。
こういう命を賭けた野生の動物たちの生活を見ることができるのも、サファリの魅力です。
動物園とはまったく違う、生命の息遣いが聞こえる、アフリカのサファリ。
一生に一度は訪れるべき旅先の1つです。