アラサーの男子が1人でクルーズ船に乗ってみた。
日本

日本発着クルーズ旗艦船「スーパースター ヴァーゴ」にお1人様で乗船してきました。クルーズの旅で何を感じたのか? そして、クルーズは1人で乗るのに適しているのかを率直な意見で申し上げます。

乗って初めてわかった! クルーズ旅行の良さ

寄港地だけでなく移動中もおもしろい!


今回の旅では大阪、横浜、清水(静岡)、鹿児島、上海と訪れました。もちろん、寄港地ごとの観光スポットなどを訪れることができるのは最高です。写真は鹿児島県の桜島。

しかし、クルーズ船内で過ごす移動中の時間もまた最高なのです。筆者は、食べて、飲んで、踊ってをひたすら繰り返す日々を送りました。そして、動き回ったにもかかわらず、体重を1キロ増やして帰ってきました(笑)。
クルーズ旅行では寄港地も重要ですが、クルーズという大きなリゾート施設でどのように過ごすか、楽しむかも大切だと思いました。

スマホに支配されていた自身に気づく


今は、海外旅行中でもwi-fi環境さえあれば容易に連絡を取り合うことができる便利な時代です。その反面、どこへ行ってもリラックスできない……そんな方もいることでしょう。
様々な旅行スタイルの中で、クルーズはスマホから一番解放される旅行かもしれません。ヴァーゴにもwi-fi環境はありますが、船上という性質上、お世辞にも快適な環境とは言えません(他のクルーズ船にも乗船しましたが同様でした)。また、wi-fiは有料なので、筆者は繋げたくても繋げられない状況でした。

ですが、スマホが無い解放感って結構良いんです。クルーズ4日目頃にやっと気づきました。いつも縛られていたことから、自由になれた気がするのです。
クルーズからの景色をゆっくり見たり、船内で本を読んだりしている際は、幸せと充実感を感じられました。

心地よい揺れ


クルーズと聞くと、映画「タイタニック」を思い出す人も多いでしょう。残念ながら、筆者のクルーズ旅行は毎日が雨でした。また風も非常に強く、寄港地では強風によって傘が潰れるパプニングもありました。

そのような天候の航海では揺れを感じます。横揺れがゆっくり続くような感覚です。ですが、ヴァーゴでは身の危険を感じるほどの揺れを感じませんでした。
グラスが倒れるような揺れではなく、非常にゆったりとした優しい揺れです。むしろ揺れることによって、筆者は快適に睡眠をとることが出来ました。揺れが心地よくて、ふわふわした感覚最高です。

1人旅にクルーズの選択肢

1人だとグループ旅行よりも出会いがある


酒飲みの筆者は毎日バーに入り浸っていました。1人でカウンター席に座っていると誰かが声をかけてくれます。それは日本人だけでは無く、国境を越えた出会いがあります。また酒飲みでは無くても、ご飯を食べに行くだけでも出会いがあります。

ランチ、ディナータイムには丸テーブルで見知らぬ人と席を囲み食事をしてみました。「どこの寄港地が楽しみか」「船内のイベントは何が良かったか」旅行者同士であれば必ず会話をします。筆者自身も年齢が倍以上のマダムとお食事がきっかけに鹿児島を旅行しました。

グルメ旅として考える旅行スタイル


日本各地、上海を巡るヴァーゴ。そして、船内には様々なレストランが存在しています。筆者お気に入りは無料レストラン「スターダイニング」。
無料ながら、コース料理も楽しめます。「ロブスター」なんかも食べちゃいました。当然、日替わりでメニューも変わるので飽きることはありません。

そして、様々な場所を巡るヴァーゴだから食べることが出来る、ご当地グルメ。今回の旅で各地の名物料理に舌を打ちました。写真は、寄港地清水で食べたしらすと桜エビ丼。

1人クルーズはあり!


初めは緊張感もあった1人クルーズ。ですが、数日で慣れます。ヴァーゴの雰囲気は明るく、周りの人がエンジョイしている姿を見れば、自然と緊張もほぐれます。
クルーズごとのカラーは様々です。ヴァーゴのようにカジュアルな客船であれば、1人クルーズ乗船は全く問題ありません。
取材協力:スタークルーズ
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この記事を書いた人

たっつん

たっつんなんでも屋

たっつんです。
嫁さんと「自由な生き方」を求めます。笑

居酒屋で、たびたびポスターが目撃される世界一周の船「ピースボート」に乗船したり、フィリピンへ留学したり、世界中を放浪してきました。

ですが、「自由の代償」は想像以上に厳しかった笑
長いニート期間を得て、現在はなんでも屋として生きています!

最近は「ゲストハウス」や「クルーズ」にハマっています。
どちらの魅力も国際的な交流が出来る事でしょうか。
やっぱり人が好きです・・・
これからもさらに調査をしていき、記事にしたいと思います。

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