深いところで5m。滝壺の中を泳げる秘境を探検してきた
ボリビア

日本の地球の裏側にある、南米大陸の内陸国ボリビア。ボリビアと聞くと、もしかしたらアンデス山脈の山岳地帯、雪の舞う景色を想像されるかもしれません。

実は、ボリビアはアマゾンに隣接しており、標高の低い熱帯地帯が国土の大きな割合を占めます。熱帯ならではのどこまでも広がる緑、美しい花、多様な動物たち。そしてアマゾン川の恵みを体験できる国でもあります。

そんなボリビアの熱帯地方の中には、観光地化されていない秘境とも呼べる場所がたくさんあります。ボリビア在住のZICがその1つをご紹介したいと思います。

熱帯の隠された楽園


ボリビア第2の都市、サンタクルスから長距離バスで6時間の場所にロボレという町があります。ここは都市部に住むボリビア人がバカンスの季節にやってくる屈指の観光地です。

豊かな水源、豊かな緑に囲まれたこの町は、都市部で暮らす人々の憩いの場所ともなっています。この町の近隣にある自然豊かな町の事を人々は「隠された楽園」と呼びます。

この町を拠点に、様々な観光スポットに繰り出すことができます。例えば、天然温泉のあるアグアスカリエンテスという町や、巨大な1枚岩と断崖絶壁を堪能できるチョチスという町、地平線まで広がるジャングルを見渡せる展望台のあるサンティアゴ・デ・チキートス。

これらのスポットは観光地として知られていますが、まだまだ観光地化されておらず、地元に住む人たちでさえも行った事がないという場所もたくさんあります。その1つが、今回ご紹介するラス・ポサスです。

秘境ラス・ポサスまでの道のり


ロボレから車で30分ほどの所にサンティアゴ・デ・チキートスという町があります。国道4号線を走り、この町へ案内する看板が見えたら左折します。そしてそこから長い舗装された道を走ります。

そして、サンティアゴ・デ・チキートスに着く少し手前くらいの場所に、ラス・ポサスと書かれた看板があります。そこで車を置きます。そこからは徒歩で山に入ります。

ラス・ポサスとはスペイン語で滝壺という意味。この滝壺まで3~40分ほど山を登ります。道なき道を登り、そしてようやくたどり着きます。

滝壺の中で泳ぐ! 飛び込む! 秘境度満点ラス・ポサス

壷の様な形の岩々。そこに滝が流れ込み、滝壺の様な景観を成すラス・ポサス。今まで見たこともない秘境の光景が広がります。

滝壺はいくつもあり、一番深いものは水深5mはあると言われています。なぜ、こんな場所が出来上がったのか、謎は深まるばかりです。

滝が流れ込んで深い岩の中に注ぎ込まれ、滝壺となります。豊かな水源がある熱帯地方ならではの光景です。

深い滝壺は天然の飛び込みプールにもなります。何回も飛び込んで楽しむ現地の人々。

すごい勢いで滝は流れます。これぞ、秘境スポットとも言える光景です。

何度でも飛び込みなくなる不思議な魅力があるラス・ポサス。ゆっくり浸かるのもよし、のんびり泳ぐのもよし、そして飛び込むのもよし。地球の神秘を感じることのできるまさに秘境です。

ここにたどり着くまでに約1時間弱、登山をしなければなりません。それだけで疲れてしまいますが、来る価値はあります。まさに一見の価値あり、ぜひ体験してほしいボリビアの秘境です。

この記事を書いた人

ZIC

ZIC

南米ボリビア在住。ウユニ塩湖以外にも見どころはたくさんあり、現地から見つめた旅の情報を楽しくお伝えできればと思います。また南米各地の魅力あふれる情報もお伝えしたいと思います。

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