神奈川県を代表する観光スポットの横浜中華街。
中国テイストの雑貨屋にふらっと入ってみたり、茶葉がなんとも美しい中国茶を飲んでみたりと楽しみ方は様々です。その中でも、なんと言っても欠かせないのが”食べ歩き”!
ゆっくりお店に入って中華を堪能するものいいですが、いろいろなお店の人気メニューを少しずつ食べ歩きするのもとっても楽しいですよ。今回は予算1,500円以内で、定番中華から高級食材までたっぷり食べ歩くコースをご紹介します。
元町中華街駅3番出口から出発!
3番出口から歩くこと約3分。
見えてきました。横浜中華街のシンボル『牌楼』と呼ばれる門です。その数は全部で10基あります。
今回はその中のひとつ。「天長門」から食べ歩きスタートです。
まず最初は点心から!
謝朋酒樓(シャホウシュロウ)の”揚げUFO”
▲揚げUFOの看板が目印です
「謝朋酒楼」の名物『揚げUFO』(300円)は食べ歩きの定番グルメ!
ユニークなネーミングの通り、UFOのような形をした変わり種点心です。
カリカリに揚げた皮の中には、たっぷりのキャベツやニラ、海老や豚など沢山の具が入っています。
揚げ餃子のような感じで、しっかり野菜もとれてボリューム満点です。
「謝朋酒楼」を後にして直進すること数分。続いては、あの高級食材をいただきます。
桃香園(トウカエン)の”フカヒレスープ”
中華の王様フカヒレは外せませんよね。
でも中華料理店で注文すると高くてなかなか手が出ない……そんな時は食べ歩きでフカヒレを楽しみましょう。
「桃香園」の『玉子たっぷりフカヒレスープ』(300円)。
予想以上にフカヒレがしっかりと感じられます。途中から白飯を入れて食べたくなるほど、濃厚なスープです。
これで300円は納得の味!
お次は、熱々の点心を求めて市場通りに入ります。
江戸清(えどせい)りーろん市場通り店の”湯杯小龍包”
「江戸清」は『ブタまん』で有名なお店ですが、他のテイクアウトメニューも充実しています。
店頭でひと際目をひくのが、湯杯(タンペイ)小龍包。
カップに入っているので食べ歩きにも最適です。
▲湯杯小籠包(カニ味噌)300円
中でもカニ味噌入り小籠包は、スープとカニ味噌の絶妙の味わいがクセになる一品です!
熱々の小籠包の後は、さっぱりと冷たいものを求めて中華街大通りへと歩みを進めます。
永華楼(エイカロウ)の”中華杏仁ソフトクリーム”
中華街大通りに面した、創業50年の老舗中華です。
▲隠れ人気メニューの、杏仁ソフトクリーム。300円
優しい杏仁の香りと濃厚なクリームのバランスがほどよく、中華街での食べ歩きの箸やすめにぴったりです。
ここまでの食べ歩きグルメは計4品で合計1,200円!
4品目でソフトクリームをご紹介しましたが、次のお店に向かう途中に見つけたお得なお店をご紹介します。
大珍楼(ダイチンロウ) 本店 ”100円ビールと点心”
▲イートインで極小生ビールがなんと1杯100円! (ビールのみの注文OK)
店内にテーブル席があり、目の前で蒸してくれる点心も全て1個100円で食べられます。
グラスも冷えていて美味しいビールを提供してくれます。グラスが小さめですが、個人的には十分満足できる量でした。
食べ歩きの最後を飾るのは、北京生まれの高級食材。
中華街大飯店の ”北京ダック”。
中華街で北京ダックの食べ歩きができるのは、ここだけ。
▲北京ダック1枚250円
北京ダックは薄く切った皮だけを食べるものと思われがちですが、本場北京では肉厚にカットするのがスタンダード。「中華街大飯店」では、肉厚北京ダックが食べられます!
ここまでご紹介したグルメすべてを味わっても合計1,450円! ビールを飲んだとしても1,550円です。今回ご紹介したグルメは比較的人気で美味しいと言われている場所ばかり。1,500円以内で、ここまで楽しめる横浜中華街の食べ歩き。まだまだ奥が深そうです。
みなさんも、お気に入りのコースを探してみてください。