“花の浮島”と称される美しい礼文島。お花畑のトレッキングは楽しみではあるものの、ずっと歩きっぱなしだと流石に疲れるかも…。そんな時はメインスポットを巡る定期観光バスを上手に利用して、ちょっと離れたスポットも効率よく訪れましょう!
礼文島の定期観光バス
礼文島には宗谷バスが提供する定期観光バスが2コースあります。
午前(礼文Aコース)は所要時間3時間50分で、香深フェリーターミナル~スカイ岬~スコトン岬~桃台猫台~香深フェリーターミナル(6/1~9/30期間で途中下車可能)~北のカナリアパーク~香深フェリーターミナル、という内容。
午後(礼文Bコース)は少々短く2時間25分で、香深フェリーターミナル~スカイ岬~スコトン岬~香深フェリーターミナルという内容です。
澄海岬(スカイ岬)へ
今回は、帰りのフェリーに合わせて午後のBコースをチョイス。前日に島の南部をトレッキングで楽しんだので、北部のみを巡り最終のフェリーに間に合うBコースがとても便利でした。
澄海岬は島の北西部にあり、路線バスではちょっと行きにくいスポットです。でも、礼文の澄んだ美しい海を堪能できる場所なので、ここは外せない! コスパを考えたら定期観光バス一択。
「岬めぐりコース」というトレッキングコースの一部になってはいるものの、前日岬めぐりコースを歩いたという人の話だと、この澄海岬に立ち寄ると帰りのバスを何時間も待たなくなってしまうので諦めたのだそう。うまくバスのタイミングが合えばトレッキングもいいですが、島の北部のトレッキングはバスの時間を心配しないといけないのが難点。やはり定期観光バスがおすすめです。
レブンアツモリソウ群生地
次はスコトン岬なのですが、レブンアツモリソウが咲いている場合(レブンアツモリソウの時期:5月下旬~6月上旬)だけ群生地に立ち寄ってくれます。
その分、澄海岬やスコトン岬での自由時間が若干短いように感じますが、レブンアツモリソウが見れるなんてラッキーなので、問題なし。
群生地は2つのエリアがあり、時期によってどちらが見頃かが異なるみたいですね。定期観光バスではその時に咲いているほうを中心に案内してくれます。とは言っても、2か所は両方見学できる距離感(徒歩2~3分)です。
スコトン岬
スコトン岬があるのは島の最北端。岬の先にはトド島という無人島があります。晴れた日には遠くにサハリン(樺太)が一望できます。
駐車場の横には日本最北端の公衆トイレや売店がありますよ。売店は混雑するので、お目当ての品がある場合は先に売店で買い物を済ませて、余った時間で観光するのが良さそう。
定期観光バスの道中の眺め
定期観光バスでは、停車して観光するスポットの他に、道中の景色も楽しめます。今回の定期観光バスは2階建てで、運良く2階の最前列をゲット!
ものすごく眺めが良く、お得感ハンパなし! 実際、3,300円以上の価値はあると思うので、超おすすめです。
晴れていれば利尻富士も見えますよ。
定期観光バスコース一覧
http://www.soyabus.co.jp/teikan/course
発着:香深港フェリーターミナル
北海道礼文郡礼文町香深村