2名以上で加賀温泉駅の送迎あり! 九谷満月の「ろくろ体験」にチャレンジ!
日本

2名以上で加賀温泉駅の送迎あり!九谷満月の「ろくろ体験」にチャレンジ!

加賀温泉駅と山代温泉のちょうど中間に位置する「九谷満月」は、九谷焼・和食器のお店。九谷焼の購入はもちろんのこと、店内ではこのエリアのアクティビティとしては必須の「九谷焼の絵付け」も体験できます。私は絵付けは体験済みのため、ろくろで自分だけの“オンリー碗(ワン)”作りに挑戦! 2名以上だと加賀温泉駅の送迎も可能なので、アクセスも便利ですよ。

九谷焼とは?

九谷焼は、江戸期に山中温泉九谷の地で始まり発展したといわれています。九谷焼や有田焼に代表される日本の色絵陶磁は、本焼きした陶磁器の釉薬(ゆうやく)の上に顔料で彩色を施し、再度焼く工程でつくられます。

2名以上で加賀温泉駅の送迎あり!九谷満月の「ろくろ体験」にチャレンジ!


この写真(左)の箸置きは九谷焼のお土産としてよく金沢市内でも売られていて、自宅にあるという人も多いのではないでしょうか。九谷焼らしい絵付けでお値段も手ごろなので、ついつい手に取ってしまいたくなりますよね。

この箸置きでもわかるように、九谷焼で特徴的なのはその色合い。赤、黄、緑、紫、紺青の“九谷五彩”で豪華絢爛に仕上げられます。

ちなみに右のお皿は私が以前「九谷セラミック・ラボラトリー」で絵付けしたものです。加賀・小松では九谷焼に触れることのできる施設が沢山あるので、この地を訪れるなら九谷焼に関する体験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

2つの陶芸体験

さて、今回は九谷満月のろくろ体験をしてきました。もちろん絵付け体験もあり、どちらかというと絵付けのほうが気軽に参加できる感じで賑わっていました。

2名以上で加賀温泉駅の送迎あり!九谷満月の「ろくろ体験」にチャレンジ!


奥が絵付け、手前がろくろ体験のコーナー。ろくろのほうが難しそうに見えますが、私は絵ゴコロがないので、ろくろのほうが楽しめるタイプです(笑)

ろくろ体験の流れ

ろくろ体験ではまず使用する釉薬を決めます。とは言っても、実際に釉薬の工程は後日お店の人がやってくれるのですが。

2名以上で加賀温泉駅の送迎あり!九谷満月の「ろくろ体験」にチャレンジ!


金沢の大樋焼(おおひやき)のような飴色や、清々しいブルー、滑らかな白の中からチョイス。私は貫入(かんにゅう・ヒビのような模様)が入る茶碗が欲しいと相談したところ、青の釉薬を使うことをアドバイスされました。貫入の出やすさは釉薬によって異なるんですね。

2名以上で加賀温泉駅の送迎あり!九谷満月の「ろくろ体験」にチャレンジ!


一応手順がイラスト付きで描かれていますが、実際に土を触り始めると、思い出している余裕はありません。


九谷焼の先生がとっても親切丁寧だったので、初心者の私でも気楽にチャレンジできました。まず初めにどのように形をつくっていくかをデモンストレーションで見せてくれます。

2名以上で加賀温泉駅の送迎あり!九谷満月の「ろくろ体験」にチャレンジ!


「おぉぉ、ここまでやってくれるんだー。後はラクチンかも…」と思ったら、ここでろくろを止めて土をグチャッとされて、「じゃあ、やってみましょう!!」と。そりゃそうですよね(笑)

2名以上で加賀温泉駅の送迎あり!九谷満月の「ろくろ体験」にチャレンジ!


最後の最後は先生が仕上げてくれるので、このタイミングを逃さず「ルーシー・リーみたいにシュッとしたのがいい! 高台(こうだい)高めで!」などオーダー。

数カ月後のお楽しみ

製作した碗は、この後工房で乾燥、素焼き、釉薬をかけて本焼き、という工程を経て、2~3カ月で自宅に届く予定。ちなみに、碗は製作したサイズよりも一回り小さく仕上がるとのこと。製作する時にそれを見越したサイズで作るといいらしいですよ。

忘れた頃に届く感じなので、自分へのサプライズ土産にいいですね!


九谷満月

石川県加賀市中代町ル95の2

この記事を書いた人

ヒイラギ

ヒイラギトラベルライター

国内中心に飛び回るトラベルライターです。心に残る風景、注目のグルメ・イベントを中心にお伝えします。

    チャンネル

    チャンネルをもっと見る