日本人の口にあう美食が魅力の、グルメ天国台湾。「台湾のあの味をもう一度食べたいな…」と思っても、忙しくてなかなか旅に出かけられない人も多いはず。台湾と日本は交流が盛んで、近年では日本でも美味しい台湾料理を提供するお店も増えています。
今回は、現地に近い味で定評のある大阪・南森町の「wannna mannna(ワナマナ)」の台湾の朝ごはん“台湾早餐”をご紹介します。
開店から閉店まで台湾の朝ごはんが楽しめる
ワナマナの最寄り駅は、地下鉄の南森町駅、JR東西線の大阪天満宮駅で、梅田エリアのすぐご近所。この辺りは、活気ある商店街や大阪繫盛亭という上方落語の寄席などがある庶民的なエリアで、地元では大阪天満宮(天神さん)のお膝元として知られています。
ワナマナは大阪天満宮の少し南に3年前にオープン。お店が開く朝7時から閉店の17時半まで(Lo17時)、時間に関係なく台湾の朝食が楽しめるお店です。
入ってすぐの場所に調理場があり、半ガラス越しに焼いている様子を見ることができるのですが、香ばしい香りと卵の甘い香りはガラスを超えて漂って、朝から食欲を激しく刺激してきます。
オーダー方法
まずは、お席を確保。テーブル席とソファー席の他、写真のようなカウンター席のような大テーブルもあります。自然光が入るので、実はこの席お気に入りです。
注文はモバイルオーダーでできますが、現金の場合はレジに向かいましょう。
ちなみに、朝食セット(早餐セット)は、朝じゃなくても1日中注文できますよ。
一番人気の基本の朝食セット
台湾朝食の代表格が大集合という一番人気のwannna mannnaセットを注文。ドリンクは、日替わりドリンクバーからセルフでいただきます。
この日は金萱烏龍茶と紅茶豆漿。豆乳飲み放題って、健康になりそうで罪悪感ゼロですね(笑)
しばらくするとお席にオーダーの品が運ばれてきます。
まさに台湾の食堂や屋台で見た懐かしの品々!鹹豆漿(シエントウジャン)、ハーフ蛋餅(ダンピン)、ハーフ総合飯糰(ファントァン)、ハーフパイナップルケーキと、何かとハーフが複数種類入っているのが嬉しい!
とは言っても、だいぶ日本人に寄せた味付けだろうから、鹹豆漿はお酢とか足したほうがいいのかも…なんて思いながら一口。ところが、お酢を足す必要がないくらいしっかりと現地の味! 台湾でもお店によって味が異なるので、現地のいろんな鹹豆漿の中にこのお店のものが混じっていてもわからないレベル!
こちらは、もちもちの蛋餅(ダンピン)。クレープに例えられることが多いですね。
台湾おにぎり(総合飯糰)は、現地屋台と同じでビニールに入った状態で提供。具材は日本のおにぎりとは異なり、ちょっと甘みがある味付けになっています。これ、クセになるんですよね。
アレンジ自在のメニュー
違うセットを選んだり、単品を追加したりして、かつての旅の思い出の味セットなんかにアレンジは自在。
こちらは蔥抓餅。ネギの入ったパイのような食感。こちらも小吃のテッパンですね。現地屋台でもよく遭遇します。
形はダンピンと少し似ているのですが、ダンピンはもちもち、蔥抓餅はサクサクです。
屋台でよく見かけるパンチの効いた胡椒餅もありましたよ。台湾が恋しくなったら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
【お店情報】
wanna manna
大阪南森町店:大阪府大阪市北区天神橋1丁目10-13