せっかくのGWだけど予定がない人へ。読んだら旅立ちたくなる本をセレクト!
日本

GW本3冊

こんにちは、ライターのきまやです。

ゴールデンウィーク、どこかに行きたいけどまだ目的地を決めていない、という人に向けて、目的地決定の参考にできそうな本を3冊セレクトしてご紹介します。

なんで旅なのに本を読むの? と思われるかもしれませんね。普通、旅の前準備として、その土地のガイドブックを購入する人は多いかと思います。でも、あなたはそういう「普通の」事前準備で満足していますか? もっと毛色の違う本を読んで、ちょっと違った旅の予習をしてみませんか?

これらの本を読めば、人とはちょっと違った旅ができることを保証しますよ!

1. 恐るべきさぬきうどん

恐るべきさぬきうどん
旅がしたいけど美味しいものも食べたい? それならどちらも堪能してしまいましょう! 行き先は香川県、さぬきうどんの本場へ。

『恐るべきさぬきうどん』は、地元「月刊タウン情報かがわ」の編集長が中心になって結成された「ゲリラうどん通ごっこ軍団(略称麺通団)」の、汗とよだれの結晶といえる本です。

民家も途絶える田んぼ道で看板だけを頼りに山中へ、かと思えば住宅街の真ん中で看板のない民家(に見えるうどん屋)へ、どこまでもドライブ。そして目的地に着いたら立ち食い野外食い、製麺所で米穀店で(!)、気に入ったら1日に2回も通う、そんなうどん大好きっぷりが清々しい一冊。

山内うどん店への地図
看板と坂道情報だけでたどり着くしかない、山内うどん店への道のり。
谷川米穀店への地図
米穀店なのにうどん?と思ったそこのあなた。こちら谷川米穀店も、れっきとした「うどん店」として大繁盛中ですよ。

香川県のうどんの噂は聞いていますが、ダシがセルフサービスだったり、ネギと大根は持ち込み歓迎だったり、どんぶりを洗って帰るシステムだったり、これぞ本場……と絶句しつつ憧れてしまいます。

各お店の地図と営業時間はもちろん、本の最後には掲載うどん店メニュー一覧も載っています。高松市内もあれば周辺の町もあり、どこもびっくりするほどお安い!

飲み物やトッピングの種類、釜揚げの有無についても書かれているので、お出かけ前の参考にできそうです。読むだけでお腹が空いてくる、麺好きにはたまらない本ですよ。読むだけでお腹が空いてくるので、腹ペコ注意です。

どのお店も朝のうちから営業し、麺がなくなり次第終了が多いです。夜まで麺があることはほとんどないようなので、朝ご飯orランチに出かけてみてください! 購入はこちらから。

2. 京都ぐるぐる案内

もはや旅人の聖地と言っても過言ではない、京都。旅が好きな人なら、一度は行ったことがあるんじゃないでしょうか?

けれど清水寺と金閣寺しか行ったことがない……寺ばっかりであんまりよく分からなかった……。そういう人におすすめしたいのが、他とはちょっと違う目線の違うガイドブック(のよう)な、この一冊。
森見登美彦の京都ぐるぐる案内
何をガイドしているのか? この本は作家の森見登美彦が、自著の舞台になっている京都を案内している本なんです。

森見登美彦といえばアニメ『四畳半神話体系』が人気だったり、『夜は短し歩けよ乙女』の映画版が今ちょうど上映されていたり、最新作『夜行』が直木賞と本屋大賞両方にノミネートされたり、何かと話題のヒットメーカー。本好きで知らない人はいないでしょう。

そんな彼の、多くの作品の舞台になっているのが、京都なんです。
京都ぐるぐる案内 地図
多くの作品で京都が出てくる森見登美彦だからこそ、とにかく詳しい。京都案内もありきたりではありません。左京区を中心にとにかく細かい。あと手書きの地図かわいい。

著書の場面を引用しつつ、鴨川デルタ・下鴨神社・お気に入りの喫茶店の数々を紹介してくれます。例えばこちらの、鴨川デルタ。あー、鴨川ね、知ってる知ってる……え、デルタって何???
京都ぐるぐる案内 鴨川デルタのページ
鴨川といえばカップルが等間隔に並んでいる光景がよく揶揄されますが、このデルタ地帯が新歓コンパ会場になっているなんて、本を読むまで私は知りませんでしたよ……!

普通のガイドブックには飽きた人、もちろん元から森見登美彦ファンの人でも、楽しめる内容になっています。読み切り随筆も二編掲載されています!

片手に森見登美彦の小説を、もう片手にはこの本を持っていけば、アニメ・映画・小説の世界にどっぷり浸ることができますね。購入はこちらから。

3. ゴリパラ見聞録 公式BOOK

ゴリパラ見聞録公式BOOK
どこに行くか、本を読みながら選びたい! という人には、たくさんの目的地が載っていて読み物としても楽しいこちら。3人のカラフルなドでかい顔が目印です。深夜に放送されているTV番組「ゴリパラ見聞録」初の公式ムック本は、全国各地の写真や食べもの情報が満載!

この番組は芸人のゴリけんとパラシュート部隊が、「キッズ」と呼ばれるファンが行きたい場所に代わりに行って写真を撮ってくる、という内容。

なんせ一般人からの公募なので、「貧乏神神社に行ってほしい」「地元の駄菓子屋に行ってほしい」というマニアックな依頼から、「腕相撲ストリートファイトに参加してきてほしい」「雀を食べてみてほしい」などの無茶ぶりも。

頼まれたら3人は全国どこにでも行ってくれて、現地の観光&グルメ情報を届けてくれます。そして注目は、これらの旅を経て彼らが選ぶベスト5の土地!
ゴリけんが選ぶ名旅のページ
まずはゴリけんさん。1位の出雲大社、3人の笑顔にキッズはキュンキュンします。
斎藤優が選ぶ名旅のページ
次に斎藤優さん。なかなか古めのオンエアが心に残っているみたいですね。この頃の番組をチェックしていなかったことが悔やまれてなりません。
矢野ぺぺが選ぶ名旅のページ
最後に、矢野ペペさん。けっこうな体当たりっぷりを披露しています。

個人的には、矢野ペペさんが1位に選んでいる竜神大橋からのバンジージャンプがとても気になります。私はこの回の放送を見て、一気に番組ファンになってしまいました。

ここに行けばこういう風景が見られて、こういうアクティビティがあるよ!と体当たりで紹介してくれる、ゆるーい番組の公式本。実際に飲み食いして遊んでいる情報ばかりなので、「どこに行って何をして遊ぼうかな?」と迷っている人にぴったりの指南本になっています。

他にも3人のインタビューあり、番組ファンを公言する芸能人やディレクターたちからのラブレターあり、話題がてんこ盛りで読み応えのかたまりです!

番組では取り上げられない、出演者たちの地元福岡の行きつけスポットが紹介されているのも嬉しい(3人のホームタウン西新周辺に限る)。購入はこちら

本を持って、旅に出よう

旅支度のスーツケースに、車のグローブボックスに、好きな本を押し込んでフラッと現地に行ってみる。そんなGWもきっと楽しいと思います!

旅のお供に、「普通じゃないガイドブック」をぜひ一冊。

『恐るべきさぬきうどん』を読んで「本場のさぬきうどんが食べたい!」と思いつつ、私は福岡で博多うどんを食べるつもりです。もちろんラーメンも食べます。最近は魚介豚骨にハマっています。福岡に遊びに来る人はどっちも食べてみてくださいね!

この記事を書いた人

きまや

きまや福岡ライター/読書マニア

80年生まれ、太宰府市出身、福岡市在住。地元大学の日本語日本文学科卒。文学と甘いモノと麺類をこよなく愛する、主婦ライター。福岡にしか住んだことがなく、行ったことがある海外はイギリスとフランス。これから国内で行きたいのは、あらゆる文学記念館!

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