【フィリピン料理】バーベキューチキンの銘店「イナサル(INASAL)」このためだけにフィリピンに行って良し。
フィリピン

全日本人に告ぐ!
フィリピンの名店、「INASAL(イナサル)」はめちゃくちゃ安くてめちゃくちゃ旨いのでぜひ行って欲しいです!
まだイナサル体験をしていない方々のために、このレストランの紹介をしたいと思います。

INASAL(イナサル)ってどんな店?

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Photo from Wikipedia
イナサルの正式名称は「Mang INASAL」。
現地の言葉でINASALは「ロースト」という意味です。
フィリピンでは、屋台でも焼き鳥のようなものを売っているのをよく見かけますが、これをイナサルと言うようです。
この屋台のイナサルもなかなか美味しいのでお試しください。
1本15〜20ペソ(45〜60円)くらいです。
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イナサルはチェーン店で、フィリピン国内に460店舗(2014年時点)も展開しているので、行きたいときにいつでも行くことができます。
イナサルの親会社は、フィリピンに行ったことある方ならおなじみ、「ジョリビー」という、かのマクドナルドを圧倒的に凌ぐ店舗数を持っている、ファーストフード大手のグループ会社です。
マニラやセブで言うと、旅行中に必ず一度は看板を見ると思うので、見つけたらすぐに駆け込んで欲しいと思います。

イナサルの旨さは、味つけと炭火にあり!

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イナサルのコアバリューは看板メニューの「PABORITO VALUE MEALS」にあり!
このチキンの味つけだけでごはん3杯はいけるというのに、炭火でじっくり焼いた香ばしさがその旨さを10倍以上に引き立て、これまで多くのフィリピーナの腹を満たしてきたのだと思います。
初めてイナサルのチキンを口にしたときの私の感動は、筆舌に尽くしたいものがありました。
1人で食べていたのにも関わらず、「うまっ!」と声が出てしまい、表情が緩んで仕方がありませんでした
あまりの旨さに、マニラ3日間の滞在中、3回も足を運んでしまいました。
ここはチェーン店といえども人気店なので遅い時間に行くと売り切れとなることがよくあります。ご注意ください。

食べ方は人それぞれ。おすすめは汚れを気にせず手でかぶりつこう!

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イナサルは、入店したらまず注文をして支払うマクドナルト的システム。
注文するとその場で、番号が書かれた札をくれるので、その札を持って自分の好きな席につき、その札を高々と掲げておきましょう(札を差す土台あり)。
しばらく経つと、店員さんが水と一緒に注文品を持ってきてくれます。
その際、箸やフォークなどはついていません。
ここでは手で食べることがデフォルトなので、もしスプーンとフォークが欲しければカウンターに取りに行きましょう。
店内にはトイレの近くに手を洗う洗面所がだいたいあるので、食後も手を洗うことができるので安心です。
骨付き肉に両手を使ってかぶりつきながら、セットになっているライスを5本の指でうまく固めながら食べてみると旨さ倍増!
チキンとライスのマリアージュがたまりません!
プレートにはライムと唐辛子、テーブルには醤油のような調味料類が並んでいるので、好みで自分なりの味つけをアレンジしましょう。
私のおすすめの味つけは、ライムをふんだんに肉全体に絞り、たまに唐辛子を小さく囓るというもの。
ちなみに、ここで出される生水を飲みましたが特に体調を壊すことはありませんでした。

ライス食べ放題という切り札

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さらに、なんとプラス11ペソのプレートを選べば、ライスが食べ放題になります。
ライスのお替わり方法は、ライスボックスを持ってホールを巡回している店員がいるので、手を挙げるだけ。
こんなにごはんと合うチキンはないので、ごはん何杯でも食べれてしまいます。
 
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気になるお値段は99フィリピンペソ(ライス食べ放題は107ペソ)。
2015年7月時点では1ペソ約3円なので、約300円でこんな絶品が食べられます。
こんな贅沢なことはありません。
また、デリバリーやテイクアウトもやっています。
私もテイクアウトを利用したことがありましたが、イートインと変わらず安定の旨さでした。
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フィリピンのファストフード事情

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フィリピンには、その他の国で見ないようなローカルのファストフードチェーン店が幾種類かあります。
私も何種類がトライしてみましたが、ここイナサルの旨さがダントツに飛び抜けていました。
店舗数ではハンバーガー&フライドチキンの先述したジョリビーが圧倒的に多いのですが、日本人の味覚にはこのイナサルが1番合うのかもしれません。
 
マニラに出店している吉野家にも足を運んでみると、新商品としてビーフシチュー丼が販売されていたので、挑戦してみました。
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お味は、うん、まぁあっさりめのビーフシチューをご飯にかけたらこうなるよね、という味でした。
フィリピンにおける吉野家は、物価で見るとファストフードというジャンルには分類されないくらい高額の価格帯でした。
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私はこのファストフードの革命児・イナサルがお気に入りすぎて、次はいつフィリピン行こうか?と機会を虎視眈々と狙っている状況です。
最近、イナサル風チキンのレシピを見つけたので、これを試してみたいと思っています。
その報告はまたここTRIP’Sで。
フィリピンに行く際は、必ずイナサルに行ってみてください。

この記事を書いた人

甲斐 考太郎

甲斐 考太郎Orange株式会社 代表取締役

85年宮崎生まれ。旅によって人生を大きく変えられた経験から、旅が世界中の人々を幸せにすると確信している。この人生は、旅のことだけしかしないと決めています。旅先では、川を見つけたら季節に関係なく必ず泳ぐ。好きな色はオレンジ。特に、インターナショナルオレンジ!

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